日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

人生で一番大切なこととは?

2009-07-21 09:51:42 | Weblog
Le plus important dans la vie, qu'est-ce que c'est ?Pour moi , c'est d'etre la aujourd'hui .
 人生で一番大切なモノは、何ですか?私にとって、それは、今日、ここにいること。(って訳になるのかな?)
 生きる上で一番大切な生き方は、感謝すること。出来れば、それを言葉に出して、「ありがとう」と素直に言えることが大切。で、生きる意味をいろいろ悩みながら考えて、結局は、今、この瞬間を自分なりに生きるって心境に多くの人が到達することが多いとのこと・・・?!
 日本人は、有給休暇を取らない。フルに取れることを売りにして、やる気のあるいい職員を集める方法もあると思うのだが・・・。ヒトは、時々、息抜きをしないと、仕事の能率も上がりません。
 有給休暇には、会社は、お金を出さなくていい。その代わりに、時間を出せばいい。時間内に出来ることは、時間内に済ませてしまおう。スタッフが少なければ少ないなりに、今までだって、何とかしてきているはず。なのに、何故、日本の場合は、出来ないケースが多いのかなあ。
 高校で教えていたアメリカ人がよく言っていた、「私は、有給休暇を全部、(その多くを外国旅行で)使っている。ちゃんと権利なのに、日本人、何故、取ろうとしないの?いない時は、私が頑張るから、しっかり有給休暇を取ったらと言うけど、多くの先生達が取ろうとしない。先のこと、どうなるのか分からないのに・・・。」と。
 そう、時は今です。限られた命、多くのことに感謝して、この平和な日本で、今日も、瞬間瞬間を味わって生きましょう。
 *一番認知症の多い職種は、国家公務員らしい。老後が保障されていると、安心し切って、早死にする傾向になってしまうのかなあ。それとも、今までの生き方で、そうなっているのかなあ。多くのヒトを使っているある社長が言っていた、「学校の先生と警察官は、使えない」と。何故かなあ。長が付いて退職したサラリーマンは、注意が必要だ。周りに、反面教師を含めて、生き方の教材が沢山あるかな?!

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寿司・・・

2009-07-20 11:02:13 | Weblog
 今の時期だと、タチウオ、カサゴ、メバル、ケンサキイカ、カニ、シャコ、エビなどが、旬の食材になるのかなあ。 カナダのバンクーバーやニュージーランドのオークランドに行った時、日本食店が沢山あり、どこも、盛況って感じだった。オーナーは、日本人でなく、韓国の人が多かった。
 海外では、健康志向の関係で、日本食の人気は、上昇気流って感じだ。タイのチェンマイでは、タイ食と日本食、どちらも食べれる店もあって、値段は、日本食が倍ほど高かった。
 先日、オーストラリアに行った時にも、高校の昼食に売店でサンドイッチかスシかを選ぶことになっていて、私は、スシを選んだが、日本でのものとは、ほど遠い感じに思えた。
 マヨネーズが付けられいたり、アボガドや肉が入っていたりと、日本人の今までの寿司のイメージで行くと、初め、驚く。
 天草の寿司も素晴らしいが、豊後水道の魚をネタにしている佐伯の寿司は、正直、正に世界一って感じにも思える。そこには、旬の地物ネタが極力使われ、又、一期一会の精神で、店の人との心の交流がある。
 海外では、スシのアクセントは、スにある。醤油はネタだけに付けるべきで、一口で食べるのが格好いい客って感じかな。佐伯のネタは、時に、大き過ぎるので、上品に食べたい女性では、遠慮せずに包丁で半部に切ってもらえばいい。
 周りに気を使うことなく、寿司に酔い、寿司を食べている自分に酔うことが大切である。更には、カウンターごしに亭主と語りながら、雰囲気に酔ってもらいたいものである。
 寿司を食べる時は、白身に始まり、味の濃いネタで終わるといいと言われている。味の淡泊な白身魚は、トロやアナゴなどの味の濃いネタを食べた後では、充分に味わうことが出来ないと言われている。もちろん、好きな順番で食べても決してマナー違反にはならず、構わないが、先に食べたネタの味が舌の上に残っていると、淡泊な味わいがぼやけてしまうので、次のネタを食べる前に、ガリかお茶で舌をさっぱりさせるのが、ネタの風味を充分に味わう秘訣となる。
 寿司の味わいはもとより、美しさ、香り、触感、歯ごたえなどを楽しむのが、本当の寿司の食べ方。
 (参考パンフレット:黒潮!佐伯寿司海道saiki sushi、佐伯駅内の売店の前に置いてあります)

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佐伯市で流行

2009-07-19 11:02:17 | Weblog
 大分県では、新型のインフルエンザ患者数が67人となっている。が、これはちゃんと報告された数の話で、実態は、その数倍とあっても不思議でないと思われる。
 多くの子どもが全く抗体を持っていないので、今後、暑くても、細くずっと流行していくと思われる。
 大分県の数、九州では福岡県に次いで2番目に多くなっている。大分県は、山がちで、地理的に一つ一つの地域が孤立している感じになっている為か、この新型インフルエンザ感染、1週間から10日ほどの周期で地域ごとに拡大している。
 県によると、6月18日に日田市の中学生が県内で初めて感染確認されると、29日までに県西部と北部で9人が感染、その後、今月3日に別府市の高校生が感染。同市の立命館アジア太平洋大学の学生に広がり、同市では、9日までに6人。11日からは県南の佐伯市に飛び火し、日本文理大付属高校で教諭・生徒合わせて26人が感染するなど同市内では、17日までに34人が確認されている。
 (私の母校)佐伯鶴城高校野球部の登録メンバー4選手(いずれも3年、1人はレギュラー)が、新型インフルエンザに感染した生徒との「濃厚接触者」と判断され、16日にあった夏の高校野球選手権大分大会の初戦に出場できないこともあってか、第3シードだったが、楊志館に負けてしまった。
  終息するには、隔離が一番大切で、連休明けの21日から県内の小中高校のほとんどが夏休みに入るので、皆が集まる会場などを避ける生活をしていけばいいのであるが、せっかくの夏休み、難しいかな?
 予防は非常に難しい。症状が出る前から他人にうつすからして。大切なことは、・・・冷たい飲み物をやたら取らない。体を冷やし過ぎない(冷房病に注意!)。疲れを溜めない。睡眠を充分に取る。バランスの取れた食生活、早寝早起き、姿勢を正す、プラス思考などでしょうか。
 かかったなと思ったら、やはり、安静が最も大切で、(出来るだけ早く)葛根湯→柴胡桂枝湯(私の場合は、予防でも、柴胡桂枝湯を2週間おきに3日連続で服用していますが)が、副作用もたいしてなくていいのではと、経験的に思っていますが。


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大相撲・・・

2009-07-18 09:59:30 | Weblog
 大相撲名古屋場所が開催されている。私が小さい時は、年に4回あって、終了後の毎回の成績表を新聞から切り取っていて、時々眺めていたのを思い出す。
 昔は、大分県出身の「玉の海」と言う力士がいて、父がラジオを聴きながら一生懸命に応援していた。玉の海は、全勝優勝をしたこともあり、又、相撲の解説者で、自分が相撲を取った後に、自分の取り組みを解析し、誰が優勝するのかを解説していたが?!
 現在、幕内力士の内、外国籍の人は、何と42人中16人もいる。その内訳は、モンゴルが10人、グルジアが2人、ブルガリア、エストニア、ロシア、韓国がそれぞれ1人。
 都道府県別で見ると、青森県が6人で、次が大分県の3人。青森県は、相撲ファンが多いので有名な県。大分県はと言うと、双葉山で有名な中津があるし、宇佐の方では、相撲がとても盛んだが、佐伯の方でも、少し盛ん。(サッカーは、とても盛ん)
 嘉風(よしかぜ)は、佐伯出身(私が佐伯で医療していた時に診ていた大西君)で、前半は負け越すことが多いが、後半に粘って勝ち越すことが多い。反対に、千代大海は、前半快進撃を続けていても、後半、ドドッと信じられない感じで黒星が続くことが多い。千代大海は、かっては、大分県の警察関係の人では、誰も知らない人はいないって感じで、パトカーからしばしば追い掛けられていて、それも、「廣嶋、止まりなさい!」って感じで、名前を言われていた(それが優勝した時には、反対に、彼がパトカーを先導していたが?!)。大分県だけでなく、九州中にもその「ワル」の強さが轟き渡っていた(しかし、彼の場合、弱いものいじめをしたり、自分から手を出すことは、決してなかった)。しかし、今は、正に仏さんの様な顔になっているが(私も、嘉風の次に大好きだが)。
 ゴルフの石川遼君が、タイガーと堂々と戦って、外国のマスコミから注目され始めている。イチローにしても、アメリカでのファンは多い。オバマ大統領も、イチローの大ファンだとのことだが。
 相撲界では、東西の横綱がモンゴル出身だが、彼等は、日本人以上に苦労してここまで来ていると思う。シンクロの女子監督に日本人がなって、非難を浴びたこともあったが(中国は、それで銅メダルを獲得したが)、サッカーにしてもプロ野球にしても、監督が外国籍の人は多くなっている。
 能力があれば、皆の信頼を得ることが出来れば、今は、国籍なんて関係ない時代なのだ。
 プロレス界で、戦後の日本で人気のあった力道山、彼は、北朝鮮の人だった。王選手にしても、高見山にしても、日本人は、彼らを日本人以上に、尊敬の目で見てきている。
 最近他界された囲碁の藤沢秀行氏も、世界に囲碁を広めることに努力し、又、国籍に全く関係なく弟子を指導していた。
 世界の国々の人に、スポーツや日本の伝統文化だけでなく、教育にしても、医療にしても、差別なく、恩恵が与えられることが望ましいと思われる。

(今まで、日本文化に興味のあるインドネシアの人やアメリカの人やオーストラリアの人に、直接、茶道や和太鼓を教えてきている。国籍に関係なく、興味を持ってくれる子ども達に、どんどん教えていきたい気持ちで一杯である。)


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やる気

2009-07-17 08:28:17 | Weblog
 東京外国語大学のロシア語学科を卒業して、直ぐに手作りの木工会社に就職した女性がテレビで紹介されていた。彼女は、昔から、手作りの木工細工に憧れていた。彼女は、どうしてもそれを仕事にしたかった。同期の新入社員は、6名。この6人に、大学卒はいなかった。
 そこでは、新入社員は、2年間、住み込みの生活をしないといけないが、その前に、1週間の働き具合を見て入社が許されることになっていた。そこには、過去の経歴は、全く関係ない。
 彼女は、ドリルを使って釘を打ち込むが、他の6人と比較して、明らかに一番下手。一日の終わりには、反省ノートを付けることなっているが、自分だけでなく、様子を見ていた先輩からもいろいろ書かれる。「全然駄目」、「やる気があるのか」、「大学で何を勉強してきたんだ」、「中学生並み」・・・などいろいろ。
 で、1週間後の社長の合格か不合格かを発表する日、社長は、やる気のある彼女の入社を快く認めた(全員この時合格だったが)。社長は、合否の判定に、やる気を一番重要視したのである。
 あるプロの太鼓集団のリーダー(私の中学生の時の同級生が)言っていた、「技術なんて、入ってからこちらが仕込むので、関係ない。一番大事なのは、やる気(向上心)と判断力。判断力とは、例えば、入社の最初でも、その人がするべきこと、出来ることが必ずあるはず。それが判断できて、それがやれる人。太鼓なんて、やる気を持って熱心にすれば、必ず上手になれるし、こちらがバッチリ教えるから、入る時の上手下手は、全く関係ない・・・」と。
 ある(外科系の)院長も言われていた、「外科の手術の技量なんて、俺がいくらでも教えてやる。ここでの沢山の症例を積めば、必ず、上手になる。しかし、やる気だけは、教えられんからなあ。やる気のない人が入ると、こちらまでもやる気がなくなる・・・」。
 そうだよな、好きこそ物の上手なれで、好きだと努力を人一倍することになり、その結果、もっと上手になって、もっとやる気が出て、もっと頑張ろうとする。いい循環だ。それが、初めにやる気がないと、努力しないので次第に出来なくなり、結局は、周りと摩擦を起こして、本人も周りも迷惑することになるのかな。

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45周年記念

2009-07-16 19:16:20 | Weblog
 恒例の病院の創立記念式典が、7月16日(木)17:45から病院の6階講堂であった。45周年にもなっている。小児科アルバイト医の私の所に、院長がわざわざ来て、是非出席して下さいと言われた。
 10年、20年、30年の永年勤続者が院長から表彰された。30年の人が今回7名もいた。ドクターも、10年の医局長と20年の副院長が表彰された。
 この病院、出戻り組のドクターが実に多い。居心地がいいからだろう。病院の2階の医局の直ぐ下は海で、海の中で泳ぐ魚が見える。180度以上が海に囲まれている病院何て、他にもあるのかなあ?
 195床の自治体病院なのに、カバーしている領域は、半径10Kmの周辺で、不思議なことに、その領域に病院は、他にない。
 今は、産婦人科医も2名体制となり、待望の整形外科医も来ていて、私が(4年前から来てからは)見る限り、今が一番にいいのかな。
 経営も、昨年3月締めの平成19年度には、久し振りに黒字になり、今年3月締めの平成20年度は、更にその額を上回って黒字になっている。この調子で行くと、不良債務は、後2年で解消できそうだと院長が言われた。
 途中、昭和57年に大水害に遭い、壊滅的な打撃を受け、もう復帰は無理だろうとまで言われていたのに、多くの人の支えで、新しく今の場所に病院が建てられた。
 医療費が抑えられる中で、順調に推移して、多くの自治体病院が苦しい中で、その理由が知りたいとのことで、講演依頼が多くて、院長は、忙しそうだ。
http://kamiamakusa-hp.de-blog.jp/

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イチロー・・・

2009-07-16 09:17:42 | Weblog
 イチローは、ヒットを飛ばした後、一塁での顔は、いつも引き締まったかをしていて、決して笑っていない。クールな顔でいつも画面に出ている。
 WBCの時に、周囲の重圧に耐えられなくなって落ち込んでいたイチローを、原監督が、「イチローも人間だったのか」って感じで言われていた。
 イチローは、人並みに胃潰瘍になり(いつも奥さんのカレーライスってパターン、体にいいのかなあ?)、先が危ぶまれたが、何のその、200本安打連続9年を目指して突進中だ。
 そんなイチローが、オバマ大統領からサインをもらっていた。それも、サインをもらってはいけないことなっていたのに、偶然にボールが落ちて、それを大統領が拾って、サインを大統領がすると言って、断るわけにいかずに、サインをもらったのだ。そこには、子どもの様に嬉しがっているイチローの姿があった。WBC優勝後にシャンペンを掛け合って、子どもの様にはしゃいでいるイチローの姿が、何度も放映されていたかな。
 What's up ? と言おうと構えていたのに、イチローをしてもそれが言える雰囲気にならず、又、big fan ! と言われて、感動し、又、Nice to meet you, sir. とイチローに、生まれて初めてsir まで付けさせているオバマ大統領。ムーッ、両者とも、一般人には言葉で表現できない程の奥深いスゴイオーラがあるって感じだなあ。
 世間では、日頃とても真面目な医師や先生が、思わぬ行動に出たり、とても真面目な生徒が、誰もが疑う様な行動に出て世間を驚かせる。
 思うに、ストレスを抱えたまま、自分を騙す感じで仮面の姿で生きていて、とうとう行きついてしまったのだと思われる。クラブのママさんも言っている、「ここで一番乱れるのは、3つの職業、・・・お医者さんとおまわりさんと学校の先生です!」と。
 あるスナックのママさんも言っていたなあ、「(忙しいのに来る回数とアルコールが入っての乱れ方を見て)弁護士さん、仕事が大変みたいですね・・・」と。
 政治家も大変みたいだ。時々テレビに出ている大分県出身の自民党衆議院議員の○藤氏、彼の前で、篠笛と和太鼓の演奏をしたことがあった。○藤氏の席に行って話をすると、「いつか、ゆっくりした気持ちになって、又、貴方の笛の音を聴きたいです・・・」と言われた。
 ストレスが溜まったままでいると、精神的に参ってしまう。いつもふさぎ込んでいる人、心の切り替えが出来ないのだ。嫌なことを忘れられる時間が持てればいいのだが、それがどうしても出来ないのだ。
 仕事と関係ないことに夢中になれる人は幸せだ思う。つらい仕事も、それが出来るとなると耐えられるかも知れないかな。仕事がきつければきつい程、遊んでそのストレスをとることが大切かな。まあ、遊びも、質のいい遊びがいいとは思いますが。
 一日の仕事の中でも、時々上手に生き抜くこと、これも、大切だと思います。

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アポトーシス

2009-07-15 08:52:41 | Weblog
  東国原氏が、「自民党は、血液を入れ替えないといけないんですよ!」と言った。そしたら、自民党の伊吹氏が、「血液型を入れ替えるにしても、血液型を入れ違えると、とんでもないことになります・・・」と切り返した。すると、しばらくして、東国原氏が、「自民党は、どんなタイプにも合わせられるO型でないといけないんです。A型やB型やAB型では、困るんです・・・」って感じで言った。(面白い問答だなあ)
 今回の自民党のいろんな動向を、自民党議員自身が、「そんなことしたら、自爆テロみたいなものだ!」「そんなことしたら、集団自殺みたいなものだ!」「自滅する!」何て言って、一般の人にもその言い方、インパクトある感じになっているかな? 
 で、(元総理経験者の)小泉氏が、「一度は、潰れるのもいい、それから又立ち上がることも大切・・・」何てことを言っている。
 まあ、これって、免疫学的に言えば、アポトーシスって感じで、どうしても避けられないことになっているのかな。細胞は、自ら死を選ぶ潔さを持っているけど。
 細胞は、分裂する回数がほぼ決まっていて、初めから生きる限界が遺伝子学的に決まっている。生物だけでなく、この宇宙に存在するモノは全て、誕生と消滅を絶えず繰り返していて、恒久維持なんてことは、ない。「奢る平氏、久しからず」で、ずっと繁栄を続けることなんて、不可能なのだ。
 場合によっては、一億玉砕ってこともある。ガン細胞にしても、住み付く肝心の宿主が死んでしまうと、ガン細胞も滅んでしまうのだ。ウイルスだって、宿主が死んでしまえば、元も子もない。
 ヒトも、寿命が長くなれば長くなる程、免疫力が次第に落ちてきて癌になるか、血管系がボロボロになって、それで大部分が亡くなってしまう運命にある。どんなに頑張ったって、平均寿命の倍も生きるヒトなんて、この世にはいないのだ。
 亡くなれば、微生物が掃除をしてくれ、又、それらの原子が宇宙をさまよって、新たなモノの一部になるだろう。
 次期首相に麻生氏がいいのか、鳩山氏がいいのかとのアンケートがあって、どちらもふさわしくないが一番多くなっている。賢い国民が賢い政治家を選ぶ。将来を担う子ども達に、堂々と誇れる様な恥ずかしくない政治をしてもらいたいものです。
 ところで、昔の将軍の多くには、将軍にアドバイスする僧侶がいた。僧侶は、孤独な将軍に、常日頃から人間らしい生き方を教えていた。東国原氏には、ビートたけしが忠告している。大阪府知事は、汚い言葉の暴言を吐いた後に、母親と子どもから、みっともないって感じで叱責され、知事自体も反省している。渡辺喜美氏も、奥さんからいろいろ言われているみたいだ。麻生さんには、そんな人、誰もいないのかなあ。
 ピンチはチャンス、新しい動き(国民主体の新党)が出ることを個人的には祈っているのだが。



 ところで、アポトーシスは、日本語英語で、正確には、apoptosisアポプトーシスが正解とのこと。外国では、ちゃんとPが発音されているとのこと。Apoptosis の語源はギリシャ語の「apo-(離れて)」と「ptosis(下降)」に由来し、「(枯れ葉などが木から)落ちる」という意味である。

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医師・・・

2009-07-14 09:07:23 | Weblog
1、大分県の南部で開業している(私のよく知る)先生は、何と、60歳の還暦で開業した(その開院式に私は参加した)。それも入院設備を持って(専門は、産婦人科医であるが、全科をしている)。今は、分娩は扱っていないが、90歳直前の今も、元気で仕事をされている。仕事が趣味、正に、そんな感じの先生。
2、外部からアルバイトに来ていたある産婦人科の先生が、「この病院の○○先生は男の鑑だ!」何て言われていた。○○先生、朝早くから仕事を始め、150人程の外来患者さんをこなすこともザラ。それに、午後の手術を多い時には5件も、又、その手術が実に速い。病理にも詳しかった(そこでは、弟さんが病理医で病理診断もしていたが)。趣味が多くてすごかった。ゴルフはシングルで、歌は、プロ顔負けの美声。話も上手で、大学で教えていたし、ルックスも素晴らしかった。帝王切開が必要な時は、直ぐに駆け付けてくれていた(私が生まれた新生児を扱っていたが)。仕事量も遊び量も、私の比ではなかった。小児科の子どもを任せられないナースと判断した場合、私は○○先生(院長)の所に行って、他のナースに代えてもらっていた(私も、当時、血気盛んで若かったこともあり)。○○先生、それに対しても何も文句も言わず、私の要望通りにしてくれていた。そんな感じでアチコチから集められたナースを自分の目が届くところで教育されていた。何もかもにあまりにもエネルギーを注いだ為、それに体が対応できなくなって、残念なことに、55歳で急に他界されてしまった。しかし、人の何倍も仕事をされ、人の何倍も遊びもし、亡くなられた葬儀では、多くの職員が大粒の涙を流していた。
3、薬剤師を10年間もしていて、その後、ドクターになられた人(女性、同じ職場にいた)、兄の農業の手伝いを長いことしていて、それまでどこの大学にも行っていなかったのに、40歳を過ぎて東大の医学部に入学して小児科医になっている人(彼から、エクセルを教わったが)、卒後、しばらくして外国(東南アジアの発展途上国)で医療活動をしている人(講演を聴いたことがあるが)、卒後いきなり厚生省に入った人(同級生)など、いろんな経歴の医師がいる。
 共産党の代表としてよく出る小池さんも医師、元厚生労働大臣の坂口さんも、へき地医療経験者の医師。今回の改正臓器移植法を提出した中山氏も元小児科医だ。今からの時代は、今まで以上にいろんな経歴を持ったドクターが誕生しそうだし、又、医療以外のいろんな方面で活躍するドクターも多くなりそうな気がしている。


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小児科と産科

2009-07-13 08:56:27 | Weblog
 今の日本、病院から小児科と産科が確実に消えつつある。共に集約化が叫ばれ、例えば、小児科医2人ずつで2カ所に別れてしていた病院の内の一カ所の小児科を潰して、他の一カ所に小児科4人を集める体制をとっているのだ。小児科医に負担がいかない様にしようとするものだが。
 実際に、 大川市の救急病院(産婦人科あり)に(2年7カ月)勤務していて、その時に小児科医5人で24時間365日の当直体制を取っていたが(時間外患児年間に7000人以上)、外来や入院もあり(自分の場合、講義もあり)、5日に1日の当直は、大変で、1人欠けて4人になった時、5人と4人がこんなに負担が違うのかと、残った4人が全く同じ感想を持ちました。
 集約化で、果たして、小児科医が楽になり、いい医療が本当に出来ているのだろうか?今でも、地域の事情で、小児科医常勤医わずが1人体制で、病院勤務をしているケース、多々ある。
 (私の故郷の)大分県の南部だけを例にとると、医師会立のT(1)病院やT(2)医師会立病院、私が10年半勤務した救急病院のN病院、私が2年2カ月勤務した救急病院のT(3)病院、私が県南で知る限りでは、その4カ所では、常勤医は、小児科医1名でしかない。(1人小児科体制で大変な苦労をされていることと思われます。)
 私が一人常勤医でしたのは、N病院(産婦人科あり)で8年半余と、19床を持っての開業8年半余(全く応援なし)と、今の病院(産婦人科あり)で小児科二人体制になる前の1年間の総計18年間。1人体制のいろんな問題点を自分なりに経験してきている。
 大学からしばしば交代でそれがなされて、それなりに上手くいっているケースも確かにある。が、小児科不足で、集約化なしで、そのまま欠員になるケースもある。現に、T(1)とT(2)とT(3)病院では、それを経験している。
 小児科だけでなく、県北のN市民病院も、県南のN病院も、分娩を扱わない様になり、産科も小児科以上に極めて深刻だ。
 小児科医も産科医も、これでも、数少ないなりにも、個人的には一生懸命仕事に取り組んでいる。しかし、働き過ぎて、体を壊してしまっても誰からも責任を取ってもらえないし、訴訟になっても、忙しいや疲れていたからでは、理由にならない。
 当然、小児科医や産科医は、誹謗中傷覚悟で自衛手段をとるか、転科するかしかない。事実、救急で働いていた女性の医師の多くが、出産後に再び元の職場に戻るケース、少ない(20%前後でしかない)。
 小児科の医療に関しては、いろんなことが言われているが、第一線で働いている小児科医や産科医の意見は、あまり公表されない様に思う。
 私の場合、今年の3月31日に自治体病院を(今年の5月で還暦を迎えたので、自分の判断で)退職し、その後は、同じ職場で、常勤医の小児科医を助けながら(長期の連続休暇をもらえることを条件に)アルバイト医として、土・日・祝・新生児を中心に、小児科診療をしている。
 一昨日(土)も昨日(日)も、新生児、病棟、外来を診ている。数は少ないが、それなりに地域の人からも病院からも喜んでもらっているし、私も、生き甲斐を感じながら働いている。
 多くの人の理解と協力でこれが出来ている(感謝・感謝・感謝)。


http://www.geocities.jp/yamamrhr/ProIKE0911-39.html

http://muu.in/algernon51/(医師の命は、10年短い)

http://cityhosp-kamiamakusa.jp/kaikaku_purann_2009.pdf

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