日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

続・寛容・・・

2009-07-26 10:47:41 | Weblog
 政治家が悪いと言っても、それを選んでいるのは国民。だから、自分で自分の選び方が間違っていなかったかとうかとまず反省すべきだろう。はっきりした形で政治に参加できるのは、選挙に行くこと。今までの様に、低い投票率で政治家だけを責めるのはどうかなあって感じもするけど。
 ある政治家の話だと、選ばれた直後は、ホントにいい政治をしようと思っているらしい。しかし、私利私欲めいた周りの意見が思った以上に強烈で、皆によくすることが出来なく、かと言って選挙に落ちればそれで終わりになるし、で、立候補者も、政策よりも当選のことが先になっていて、・・・それなりに大変みたいですね。
 テレビの番組がくだらないと言う。しかし、視聴率を上げて見ているのは視聴者で、それでプロデューサーが番組を考えている訳だから、又、視聴率が上がることで運営できている訳だから、それなりに世論が動けば、直ぐに解決できそうな気もするけど。つまり、テレビに見られるのでなく、本当に選んで見ることになればいいと思うのですが。
 教育が悪いと言う。しかし、教育には、学校教育だけでなく、その前に家庭教育があり、社会教育がある。ちゃんと自信を持って自分の子どもを育ててきたか、他人の子どもには我関せずって感じで来なかったかどうか、学校の行事には積極的に参加してきたかどうか、地域の行事には積極的に参加してきたか、そんなことから反省してみてから教育の問題を考えてみると、又、別の見方が出来るかも知れませんね。
 北朝鮮が悪いと言う。しかし、北朝鮮の大多数の一般の人の生活を考えたことがあるだろうか?歴史を見れば、多くの国がいつまでも同じ体制ではあり得ない。必ず変化が起きる。その都度、ちゃんと対処してきたかどうか、金氏が拉致や海賊行為を認めた時、日本側の対応は適切だったかどうか、せっかくの歩み寄りを無断してこなかったかどうか、そんな点も反省してみては如何なモノでしょうか?
 核軍縮がなかなか進まなかったのは、被爆国日本がもっと積極的に出なかったこともあるのではないでしょうか。今年11月にオバマ大統領が日本を訪問する予定とのことだが、是非、広島や長崎の原爆記念館を訪れて欲しいと切に願っている。

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寛容・・・

2009-07-26 10:46:51 | Weblog
 ドクターでも、タバコをどうしても止めれなくて、蔭で吸っている人、います。医者の癖にと言う人が大半でしょうか、しかし、私は、そんな人の気持ちが分かる気がします。と言うのは、周りにそんな感じで苦しんできた人を見てきているからだ。
 それは、まず、尊敬する父(59歳で佐伯小学校長を退職)だった。若い時は、よく吸っていたそうで、子ども達からいろいろ言われるものだから、風呂のかまどの所で(昔は、鉄のかまに入っていた)、コッソリと小さくなって吸っていた。晩年は、殆ど吸っていなかったが、最後は、肺に水が溜まって亡くなってしまった(自分が最後の診断を下した)。
 それから、いろんな知恵を与えてもらっていた長兄だった。何度も挑戦しても、又、吸ってしまっていた。今は、吸っていないが、かなりそれで永いこと悩んでいるのを見てきている。
 それと、自分の最愛の息子だった。息子には、茶道を小学校3年生から教えた。又、極真空手も薦めてさせていたが、それ以外、息子を信じて、口うるさく言わない主義できていた。が、たった一つだけ、うるさく言っていた。それは、タバコを止めなさいと言い続けたことだ。息子がタバコを吸う姿を家族旅行の時、電車の中で偶然に一度だけ見たが、その時息子もバツが悪そうだった。
 で、息子が、「お父さん、もう大丈夫、止められる。タバコが美味しいと思わなくなったから、コーヒーも飲みたいと思わないし・・・」と言ってくれた(息子は、コーヒーを飲むと、タバコがどうしても飲みたくなっていた様だ)。
 とても嬉しかった。息子から直接言ってもらえたことが、何よりも嬉しかった。永いこと苦しんでいた息子の気持ちが何となく理解できた感じだった。
 赤塚不二夫さんも、医者の忠告を無視してアルコールを飲んで、早死にしてしまった。先日亡くなった囲碁の藤沢秀行氏も、最後まで、タバコを離さなかった様だった。好きなアルコールやタバコを無理に止めると、ストレスで、かえって免疫力が落ちて早死にするケースもあると言う免疫学者もいるぐらいだ。
 まあ、アルコールやニコチン中毒者を責めるのではなくて、寛容の精神で、見てあげることも大切だと思います。 しかし、タバコの煙で人に迷惑を掛けたり、アルコールで人にからんだりしては、困りますけどね。今は、禁煙外来も出来ていて、病人として、保険適応で治せる時代にもなっていますので、本人が止める気さえあれば、禁煙は、昔ほど難しくはないと思います。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080407/1

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