日本の心・さいき

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宮本武蔵

2008-02-13 10:26:09 | Weblog
 平成20年2月11日(月)に、島田美術館に行った。宮本武蔵が書いた絵や書があった。絵は、色があせていたが、躍動感に富み、素晴らしかった。字も素晴らしい。彼は、文武共に達人であったことが理解できる。
 宮本武蔵は、1584年、兵庫県で生まれている。13歳で新当流の有馬喜兵衛に打ち勝って以来、29歳までの間に60余度の勝負をして一度も敗れてない。その後、兵法の深奥を極めて、二天一流を創始している。
 武蔵が熊本に来たのは57歳の頃で、300石の客分待遇で、千葉城跡に居宅を与えられ、細川忠利に仕え、以後、1645年の初夏に没するまでの晩年5年間を熊本で過ごしている。
 この間に、「兵法35ヶ条」「五輪書」などを著し、又、茶、禅、書画三味の日々を送っている。武蔵は優れた画人でもあった。自在な中に鋭い気迫を伝える彼の遺作は、日本水墨画史上に独自な位置を占めている。

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