日本の心・さいき

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海の深さと金銭感覚

2007-01-22 07:29:42 | Weblog
 人は、いくらお金があれば、満足するのだろうか?お金持ちになりたいと思って、お金を貯めても、もっともっと病に陥ると、いつまで経っても、満足できないでいる。
 世間から見て沢山のお金を持っているとなると、羨望のまなざしから、妬みの視線を感じる様になる。誘拐や盗難などのよけいな心配をしないといけなくなる。マネ一の金額が多ければ多い程、その可能性は大となる。最悪な場合は、人間不信に陥ってしまって、人間全てが盗人に見えてくる。
 例えば、宝くじで300万円当たったにしても、意外に金の使い方が分からずに、郵便局に全額貯金したりもする。500万円を1時間以内に使えないとあげないとなると、それを考えているだけで、1時間が経ってしまう。3億円ともなると、もう全く何に使ったらいいのか、見当もつかなくなる。
 お金を海の深さに例える人がいる。
 50cmの深さでは、泳ぎにくいが、1mでは、充分に泳げる。2mにもなると、足が届かなくなって、危ない。その深さが10mでも、100mでも、1000mでも、泳げない人ににとっては、深さは、もはや問題でなくなる。
 このままもっと深い所に行ってみたいと欲を出して、背が足りなくなって深みにはまって溺れてしまうのである。それが、正に、バブル経済の崩壊ではなかっのか。
 足が届く所でウロウロしている時が、夢が沢山持てて、溺れる心配もない。
 多くの日本人、マネ一からマインドへ、価値観を変えるべき時に来ている様な気がしてならないが・・・。


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