日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

私の提案(その2)・・・

2013-05-29 14:37:41 | Weblog
 「バングラデシュ」と言えば、世界で一番貧しい国と言われていますが・・・以下は、実際にそこで滞在しての私の感想です。(日本に留学していたAPUアジア太平洋大学の学生さんから1年半余ベンガル語を教わり、その学生さんの声をテープに吹き込んで持って行き、ダッカにあるその学生さんの家に15泊ホームステイさせて頂きました。)
 首都ダッカでは、車を持っている上流の家庭は1割、中流の家庭は約4割ほどで、中流の家庭では、(その家には、クーラーはありませんでしたが)テレビも新聞も水洗トイレもあり、女中さんも複数いました。ダッカ大学には、糖尿病の専門外来もありました。
 実際にダッカにある学校に行くと・・・小学生になる前から、ベンガル語と英語を同時進行で教えていました。正に、私にとっては、想定外の驚きでした。
 バングラデシュの政府の考えは・・・→国の発展に最も大切なもの、それは・・・→「子どもへの教育だ!!」と気が付いているのです!
 確かに、ダッカでも、約半分程の人が貧乏です。電気もつかず、トイレも整備されてなく、貧しい生活を余儀なくされています。そんな家の子どもたちは、早朝から、ゴミからモノになりそうなものを探したり、道端で花を売ったりしていました。
 どこも子どもで溢れかえっているって感じでした。正に、私が経験した戦後直ぐの日本の姿に似ていました。しかし、ダッカには、海外の大都市の様なデパートもありましたし、車も走っています。
 バングラデシュでも、子どもの教育が次第に実を結んで、いつかは、戦後の日本の様になるだろうと思いました。
 豊か過ぎての中で子どもを教育するのは、至難の業と思っています。日本が如何に恵まれているか、それは、海外に行けば良く分かることです、いや、実際に海外に行かないと分からないと思っています。 (車を洗う水と畑にまく水と飲む水が同じだ何て、東南アジアの大半の所では、驚きですね・・・)

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060727/3 

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私の提案(その1)・・・

2013-05-29 12:56:05 | Weblog
 タイのチェンマイに1カ月半余滞在していた時、そこでのいろんなツアーに参加しました。
 夕方からのタイ舞踊を見に行った時、会場の近くで、小さな子ども達が歌っていました。正に、何かを訴える感じで、(ニコリともせずに)大きな声で歌っていました。その子どもの前には、お金を入れる入れ物が置かれていました。
 観光客に親がモノを売っても売れないので、子どもに売らせて、親が後ろに控えていること何て、発展途上国の国々では、普通によく見かける光景です。
 日本の同じ年代の子ども達(小学生)がそれを見れば、如何に恵まれているかが実感できるはずです。
 今朝、NHKの朝の番組で、「子どもの鬱」のことが取り上げられていましたが・・・今の時期、大学生に、「5月病」で精神的に悩んでいるケースもあるかと思いますが・・・。
 新学期が始まり、都会では、小学生で塾通いを始めた子どもも多いと思います。入試では、どんなに頑張っても、入学する数は限られていますので、落ちる子が必ず出ます(少子化で、時に、定員不足の学校も増えている様ですが・・・)。はっきり言って、落とす為の試験の意味あいが強いのですが・・・そんな競争の中で、「思いやりの精神」や、「視野を広くする」目何て、果たして、養われるでしょうか?!
 東南アジアでは、月に3万円もあれば、家族が養えるケースが多いのですが・・・塾に行くお金があれば、是非、そんな所に行って、出来れば、ホームステイして、(長い夏休みにでも)2週間前後滞在すれば、その子にとっては、一生の財産になると思っているのですが・・・?!
 子どもは、社会の大事な宝です。せっかくの宝を埋めたままにして欲しくないと思っています。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080913/2
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080913/3
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20120326/1 

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