昔撮ったスライドを４枚ずつスキャンして、パソコンに取り入れ、加工して、パワーポイントに入れ込んでいる。入れる箱を、感染症、染色体、救急疾患などと、２０項目のフォルダに分類して、タイトルをしっかりつけて、それぞれに入れ込んでいる。１日に２０枚しても、時々、どうしても出来ない日もあるだろうから、１カ月に５００枚、全部で２０００枚近くとなると、単純計算で、４カ月、枚数をどんなに絞り込んでも、１０００枚を切ることはないだろうから、大きな仕事になる感じだ。スライド、大きな箱が２０つ、小さな箱が４つ、殆どにびっちりと入っている。 自分が主治医だった大学での症例１３５例、全て、顔写真などスライドに撮っている。それ等のスライドを、ずっと、持参して来て、この天草まで持って来ているのだ。前は、移動するのに、茶道具（お点前の棚まで）まで持参していた。確かに、医学に関するよりも趣味の方が多かった。今は、お茶に関する道具は、全く持ってきていないが・・・。
スライドは、いつかは整理しようと思ってきて、今、やっと入り口に入った所だ。大半は、医師になって１０年間のもの。今だと、プライバシーの問題で、写真を撮るのも、非常に難しいに違いない。
もう、２０年以上も経っていれば、顔も変わっているだろうし、退院する時に患者さんと一緒に写ったのもあるので、そんなものを今患者さんにあげたら、すごく喜ばれるかも知れないなあ。
医療関係者に講義をする時、自分の経験したものでする程、説得力のある仕方はないと思う。
