シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 日本シャンソン館

2012年02月12日 21時08分09秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 日本シャンソン館

内幸町ホールで バルバラの「ナントに雨が降る」を 弾き語りしました。
昨年の夏から 取り掛かっていた 作品を
初めて 公に出しました。
今年は TENDRESSE を マスターし
これで 新曲二曲目マスター。2月中に 三曲目に 取り掛かります。
芦野先生に 敬意を表して 先生の十八番「小雨降る径」にしよー。
それに ジルベルベコーの 十字架も 勉強しよーっと。


シャンソンは難しい。フランス語の記憶と 発音と 美しい母音 子音の
響きが 難しいです。
弾き語りは 更に難しい。
でも 頑張ります。
べコーも バルバラも 芦野先生も 皆弾き語りしています。
勿論 伴奏は 暗譜です。
目を瞑って ブラインドで弾けるまで 練習します。
そうして 初めて 作品になります。
音楽の勉強は 苦しく忍耐ですし
永遠に 続けなければ目減りするから 時間が掛かる作業ですけれど
努力が 自分に返ってくるのが 有難いです。
コツコツ 地道に 苦楽を共に 私の伴侶である音楽さんと
手を繋いで 人生の道をてくてく歩きます。

芦野先生 今日から泣きません。能天気リリさんに 戻ります。
自分の意志の力 弱虫気質を消し
生き抜く自分の力を信じ 前へ進みます。
シャンソンは 人生の歌ですもの。人生を謳歌します。

シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲 日本シャンソン館

2012年02月12日 20時25分07秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲 日本シャンソン館

快晴の日曜日

昨晩 内幸町ホールで お弟子さん達と リリ・レイ 川島豊 は
近藤正春さんの伴奏に支えられて
素晴らしい フランス原語のシャンソンコンサートを終えた後
青山オデオンで盛大に打ち上げして 成城のご近所 仲間と
成城ラルゴで 二次会までしました。

舞台で演奏する時 お弟子さんも私も 川島豊さんも 皆
緊張しています。
舞台の三日前位から 自分が変化しています。
日常の仕事をこなしながら コンサートに出演する興奮と 暗い気持ち
が重なり合い 重責に押しつぶされそうになります。

私は このヘンテコな自分の変化を 楽しもうとしています。
そして 生みの苦しみと 生んだ後の充足感を得た自分が
あまりに違うので 驚きます。
芸大受験生の時から 現在に至るまで 相変わらず ヘンテコです。

舞台直前の この緊張感は 一人で舞台に立って歌ったことのある方は
誰でも分かることですが
結婚式のスピーチや 合唱やアンサンブルの発表とは訳が違います。
とにかく
音楽はどんどん進む中 待ったなしなのに
言葉の記憶 肉体の動きや見せ方 振り付けなど
一人孤独に やらなければならない事だらけで
たつた三分シャンソン一曲でも 歌っている間はとても忙しいのです。
忙しくないとしたら 勉強不足か いい加減な音楽作り 舞台作りだと
思います。
芦野先生に それを 教えられました。
芸大の先生たち コンセルヴァトワールの先生たちに 教えられました。
ポピュラーだからって ・・・クラシックより 私にはもっと大変です。

私はシャンソン一曲100メートル疾走 をポーカーフェイスで
しています。短距離走者であり 舞台の振りや見せ方は
下半身重心のバレーリーナーか 日本舞踊みたいに 優雅に・・・と
意識し 声の息を出す作業は 重量挙げのように 腰から下に
強烈な重力をかけます。ピアニッシモや小声の時は 肺の息が
欠乏するくらい吐くので 酸欠です。
でも
長年歌い続けていると 身についている技術なので それ程
苦痛ではありませんし 舞台では 脳内ホルモンが
大量に出てくるので 風邪でも 熱があっても 足の指が
折れていても 歩けるし 歌えます。
ただし 三日以上 練習を休むと 感が狂います。

芦野先生が 間質肺炎でも 87歳まで 良い音程 良い響き
かっこいい 立ち姿 舞台姿で歌い続けられたのは
日本シャンソン館で 毎週末 祝日 本番で
歌いつづけて来たからだと思います。

毎回 ゲネプロをして 本番をして 日本シャンソン館での
コンサートでの 取り組み方を 拝見いたしました。

今日は 日本シャンソン館へ行き 芦野先生の魂とお会いして
あみさん のライブを お客様席で拝聴いたしました。
先生がいらっしゃらないけれど 満員でした。
あみさんは 悲しみを乗り越えて しっかり 二部45分
歌ってくださいました。
日本シャンソン館の一階に 芦野先生の写真が 沢山
飾ってありました。
1955年第一生命ホール リサイタルと 書いてある
お写真の横に立ちました。
私が 生まれた年です。もう 既に大スターだったのですねぇ。
左上の 写真 寝転がって 足を高く上げたポーズも カッコイイ。

シャンソン芸術家としての長い 芦野先生の人生に 感謝。
ありがとうございます。
リリ・レイも 魂を 引き継ぎます。でも・・・力不足で
足元にも及びませんが 努力し続けます。
そして 後進に 魂と 技術を 伝え続けます。


芦野先生へ

2012年02月12日 02時18分13秒 | Weblog
芦野先生へ

無事に 芸術へ向う 何かを得ました。
ありがとうございます。

経済 政治 必要ながら 悪の道もありますが・・・・
芸術の分野は かつて 数学のジャンルだったそうです。


脳の学者の方々は
左脳 右脳の 繋ぐ部分が
音楽家は育つと 書いて居ます。

本当に 有難うございます。
明日 シャンソン館へ行き 先生の魂と お会いいたします。リリ・レイ