シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲

2010年04月30日 05時22分16秒 | Weblog
シャンソン歌手の ゴールデンウィーク

徹夜になりました。
お店を出るとき 写しました。
白いピアノ 毎日 弾いているのに 寂しいです。
モノに 心があるって 私には 感じます。
私の白いピアノは 時々私が パフォーマンスで
上に乗っかったり 座ったり
弾くだけでなく いつも 私の相手だから
しばしの お別れに ちょつと 泣いているみたい。

ブログも 旅の間 お休みです。
パソコンは 持って行きません。
機械の無い 原始的な心で 全身全霊で 紀元前2000年から
紀元後1500年まで 世界の都だった コンスタンチノープル
現イスタンブールの 文化を 五感で 感じたいと思います。
お店は 営業しています。
板長と 代理まま の 佐藤まりよさんや 由紀ちゃんに 任せて
何の心配もなく 行ってまいります。

シャンソン歌手 リリ・レイ 長坂 玲 Lili Ley

2010年04月30日 04時52分02秒 | Weblog
シャンソン歌手の 休日(暦上の休み)

4月29日はスタッフは 休日なのでお休みでした。
休日は 電話もかかってこないですし
業者さんや集金や 問題事項が無いのでので 気分は楽です。
お昼間から 私は張り切って 生徒さんへのレッスン。
そして 「銀座シャンソンうた祭」実行委員会の打ち合わせ。
又 レッスン。
そして 自分の練習をして 帰宅しようかと思った夜10時
お客様が シャンソンを聞きたいと言う事で 8人みえました。
てんてこまいで 準備して お給仕 接客 弾き語り・・・

お客様のなかに なんと 三人も芸大美術の後輩が
居る事が判明。 とっても うれしかったです。
三人とも 博士号を持っているそうですが 偉そうでなく
私の弾くピアノ伴奏で 歌って盛り上げてくれました。
芸大出身の 方と お店で会えることは とても 稀有です。
しかも 後輩。
私達は あの 上野の校舎の話だけで 既に「芸代魂」 ソウルメイトです。
別れ際まで 手を握りあって 喜び合いました。
芸大は 国立ですけれど 特殊な大学です。
会社勤めをするための 大学ではなく 技術磨きのための
学校ですから 皆 職人気質です。
でも やがて 一人で 生きて食べていかなければなりません。
芸術で 食べていくのは とても 難しいです。
皆 苦しむのです。勿論 私も そうでした。
自由には 責任があり 義務もあります。
私は 芸大生の時 家を出て自活していましたので 当時
銀座で 毎晩 大学の後 ピアノ弾きの仕事を三年間もしていました。
生活に追われていたので 勉強が 思うように行かず
大学院に落ちてしまい 結婚しました。
それから 生活が安定したので 翌年
大学院に受かり 再び 勉強に集中できるようになりました。
大学院と 二期会の研究生を 終えて まだ 勉強したくて
奨学金を 得るための 試験勉強に明け暮れて
ローターリーインターナショナル財団の 試験にパスして
ヨーロッパに行けたのです。でも 夫婦は離れて暮らせば
やはり お決まりの 離婚。
自分の道を ひたすらに 歩むと言う事は
ある意味 自由奔放に見えますけれど
それに伴う 決別 犠牲 痛み 何だかの 喪失はありますね。
神様は 試練と 同じだけ 喜びも 与えてくださるのだなー
最近は 若い頃より 苦しみが減りました。年を重ねるって
良いですねえ。

シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲

2010年04月29日 03時51分12秒 | Weblog
トルコにおける 日本年

今年は トルコでは 日本とかかわるイベントが沢山あるそうです。
私のシャンソンコンサートも その 一つとして
登録される 演目だそうです。
イスタンブール の シャンソンのお店で5月2日 日曜日20:00からです。
私の前座で お弟子さん大脇彩さんを 出して差し上げるつもりです。

「日本人が まさか フランス語で西洋人のように 歌うとは
思わなかった!!」と 驚いていらしたトルコ人。
私のお店に来店した トルコ女性で 大学の先生が
アレンジしてくださった旅です。
シャンソンを トルコで歌う 観光旅行です。
私にとっては
シャンソンがメインと言うより 楽しい観光も 私の目的で
日本の旅行会社 ツァー旅行では無いので 特別の旅になりそうです。
ご一緒の仲間は 私の大好きな皆さんなので とても 幸せ。
お店は
私が留守の時は いつも 代理ママが 来てくれます。
私は 皆に支えられ 助けられ 幸せモノです。
板長の おいしい料理は 私が留守でも 提供できるので
店主が居ない留守を お味で守ってくださるのが 有難いです。
今週は
美味しい手作り アイスクリームを デザートに出しているので
私も お相伴に あずかりました。




シャンソン歌手 リリ・レイ LILI LEY

2010年04月29日 03時27分49秒 | Weblog
シャンソン歌手の月末

お店は 今は 一店舗なので まだ 何とかなりますが
月末は 各種支払い 振込み かなり バタバタします。
今月は 月末前に トルコへ旅立つし しかも29日は 休日ですから
何かと 慌しくなります。
とはいえ 今日は 生徒さんへのレッスンを 無しにして午後は
店の事務 雑用 旅の支度。その合間をぬって
渋谷 BUNKAMURA ミュージアムの 「タマラ ドゥ レンピッカ展」へ
参りました。パリのシャンソンジャーナリスト 長南博文さんが
先日BSジャパンで シュジー ソリドールという シャンソン歌手を
紹介し そのシュジー ソリドールを 描いたレッピッカ展を
是非 見ておくようにと お勧めいただいたので
何が何でも 行かなくては・・・・という訳です。
素晴らしかった!!
アールデコの 美学が 堪能できました。光と影 女の美しいポーズ
の みごとな デッサン力に ため息。
しかも レッピッカ自信が 美しい女性で 気品 神秘性 ある芸術品です。
パリのエンターテイメントだけでなく 色々教えてくださる
長南さんのお勧めに 一度だって がっかりした事がありません。
芸術の都で 長年 世界の文化に触れていると 審美眼も
鋭くなるのでしょう。それだけでなく 世界中の歌手を 聞いて知っていて
情報を 惜しみなく提供してくださるので
ただ ただ 感謝です。

シャンソン歌手リリ・レイの東京シャンソンアカデミー

2010年04月28日 03時50分01秒 | Weblog
雨の日が続きます。
帰宅の車道が 深夜 桜の花びらで 薄ピンクに染まっていました。
暗い中で 携帯写真を撮ったのですが ぼけてしまいました。

雨は 好きです。
音が特に好きです。雑音が消えて 浪漫の世界が広がり
真夜中の部屋の空間が 母の胎内に居た時のように
落ち着きます。早めに 帰宅できたので
今 トルコの旅の為に 生徒さんが下さった本 塩野七生の
「コンスタンティノープルの陥落」を読んでいます。
そして
PARIS の シャンソン評論家ジャーナリストの長南さんが
教えて下さったトルコの国民的歌手 ニューハーフ
ブリェント エルゾイ の動画を見たりして 旅行前の準備段階に
慌しくしています。
PARISでは「リリ・レイは 和製アマンダ・レアといわれてますよ」
という長南さんからのメールで 初めて知ったニューハーフ歌手
アマンダ・レアの 動画を 深夜二時間も見てしまいました。
ワー 似ている!!確かに 声が低くて パフォーマンスが 似てる!!!
凄い歌手です。イヤー まいった まいった。


シャンソン歌手 リリ・レイ 長坂 玲 シャンソニエ と 和食 窓

2010年04月27日 12時08分26秒 | Weblog
プロのシャンソン歌手

舞台出演する時はノルマのチケットが 必ず 沢山きます。
ギャラも ほぼ 無い のが普通なので
生きていく 勉強しつづけるのは 至難。

生徒の 福江美那子さんは プロ顔負けに 舞台に花咲く歌手ですが
一部上場の会社に勤める キャリアウーマンなので
残業で くたくた になりながら 夜レッスンにみえます。
お店には 既に10人以上のお客様が いらしている中で
公開レッスンしてしまいました。
私のお店は 変なお店です。でも 芸を精進したい魂は 人々の心を打ちます。
お客様も 大喝采。頑張れ 頑張れ・・・・・

シャンソン歌手リリ・レイの東京シャンソンアカデミー

2010年04月26日 01時00分28秒 | Weblog
ピアノの音

毎日 少なくても8時間 多い時は 12時間 弾き続けているお店のピアノ。
有難い 存在の白いピアノは ヤマハのグランドピアノですが
この 三週間 調律したかったのです。
私は 弾きながら 音が気持ち悪くて 苦しんでいました。
でも 調律の方に いらしていただく時間がありません。
今日は 日曜日なのに 午前中に 無理に頼み 調律していただきました。
あー 良かった!!!!
そして
お昼から 井上裕規さん 企画の シャンソンコンサートで
27名のお客様がみえました。
あーあ なんて 美しい音 ピアノの倍音のパーフェクトな事。
見事な 調律の後の 私の白いピアノの音は
天国の響きになりました。
井上さんの 美しいタッチの音で シャンソン歌手達 は皆 生き生きしてきます。
今日の出演は 高田まさえさん 宗像けいこさん 私リリ・レイ。

そのコンサートの後
ドビュッシーの 「月の光」ピアノ曲を 習いに 生徒さんがみえて
また びっくり。
白いピアノの音は 練習中で まだ不完全なのに 月の光を放ちます。
調律は 大切ですし 調律の技術も重要です。

かつて 私が住んでいたベルギー ブリュッセルでは 四年に一度
世界三大コンクールの一つ エリザベート国際コンクールがあります。
その時 本選に残った 八人の人達は 三つのブランド
から フルコンサートグランドピアノが選べます。
シュタンウエイ か ベーゼンドルファー かヤマハ です。
日本から調律師 達が 飛行機でわざわざ 調律に来ました。
本選コンクール で 大きなホールが ピアノ一台の音 10本の指から
唸るように あるいは 糸のように 響きます。
完璧な調律の後 それぞれの個性あるピアノを 自分の体の一部として
弾きこなす コンクールの全てを 聞いた私は
ヤマハの 凄さを知りました。世界に通用する日本の技術のピアノ。
とはいえ
ベーゼンドルファーで ラフマニノフの三番を弾いた
ロシア人若い男性が 一位の 年に コンクールを聞いた
私は 世界の音楽レベルの高さに唖然としました。
体の大きさ 骨格 肩幅の広さ
掴むように 和音を簡単に 叩く 音の 重厚さに 腰を抜かしてしまいました。
こうして 世界の壁の高さを 二十代後半に知りはじめ・・・・
声楽も然り
彼らの 西洋音楽に適した 肉体に ただただ敬服し
激しいコンプレックスを感じました。その コンプレックスは
だんだん 私を 練習魔に追い立てていきました。
現在の私にも その時の 私の恐怖感 の残骸が 住み着いていることは
否めません。
上には 上があり 私は まだまだ未熟だ・・・と感じるとき
私は 奮起するタイプで
パリに行き 素晴らしいエンターテイメントを見るたび
「わぁー 私のレベルは低すぎる」と まず ガッカリして
それから 暫くして 立ち直り 奮起します。芸術の神様は 本当に
手が届かない 彼方で ずっと昔から 下手な私に手招きして
今も まだ「まーだだよ こっちの 水は甘いよ」みたいに
ずっと 待っていてくれているみたいです。
あっという間に 三歳でピアノを弾き始めてから 半世紀が過ぎ
声楽を習い始め 40年以上経ち
フランス語で歌い始めて 30年経ち
シャンソンをマイクを持って 毎夜 店で歌い出してから17年がたちました。
それなのに
まだ 子供のときのように 下手な気がしてなりません。
ひとつの 道を長く歩くほど ますます 道は遠くなるのかもしれません。
とにかく 歩くのみ。
今日は ピアノの音が 美しくて まだ 耳に響きの明るさが残っています。
ピアノさん 美しい耳の世界を ありがとう。






シャンソン歌手リリ・レイの東京シャンソンアカデミー

2010年04月25日 02時09分57秒 | Weblog
雨の土曜日 今日は お昼間から 東京シャンソンアカデミーの
目玉 クラス
毎月一回の「ボーカルセラピー」のグループレッスンがありました。
今朝 四時ごろ 私は発声練習の大切さを ブログに書いていて
朝五時に眠ったのですが
その時間に もう 私のブログを 起床して見たとおっしゃる生徒さんが
静岡から 発声を習いにみえていました。
いつ寝るのですか?
何時間くらい?
と いろいろな方に 良く質問されます。私は
睡眠は とりすぎると 脳の酸素が足りなくなり 不調。
栄養のある 滋養のある食事も 深夜 沢山食べてから 眠りますけれど
良く眠れ 太りません。
とにかく 歌を良い発声で毎日 歌う限り 沢山食べても 直ぐ消化してしまいます。
眠らなくても 徹夜しても 元気です。
良い発声技術は 一日にしては 身につかない 凄く難しい 訓練と
自虐的な 理性のもとに 少しづつ 進化します。

耳の良い 技術のある先生につかないと 楽器としての声の使い方は
一生 知らないまま終わります。演歌 などの 日本の声と シャンソンの
西洋音楽の声の響きは 発声が違います。
発声練習こそ 歌の基本なので グループレッスンで 人体実験みたいに
理にかなった 声の技術を 体を使い 教えていくと 見違えるような
声がでてきて 本人も 他の皆さんも びっくり みたいなことが 起こります。
私が 学生の時は グループレッスンでなくても
先生の教室には 他の生徒さんのレッスンを聞いて
技術を 反復して聞き 磨いたりしたものです。
先生は いつも 同じことしか 言わないものです。
声の テクニック 音楽性の心理は 一つで 決して
好みではないのです。 西洋音楽の 響きの美や
旋律 メロディーラインの美は 回答が一つです。
ただし それが 自分の体と マインドコントロールで 出来るかどうかは
練習の量と 本人の性格の 問題だ・・・・と 恩師にも言われました。
芸術性の 高みは 分かるものの 体現できない ジレンマ
これこそ 音楽の道の深さです。
恩師の有難い教えが 私の体中に 染み付いています。
天国の 芸大の恩師 毛利準に 時々しゃべりかけます。
「私って 先生と同じこと言って教えています。ありがとうございます。」

シャンソン歌手リリ・レイの東京シャンソンアカデミー

2010年04月24日 04時19分33秒 | Weblog
音楽の苦しみと喜び

今はシャンソン歌手の私も かつては 声楽家でした。
声楽家の頃は 体が楽器で マイク無しで 何千人の舞台でも
響く 高性能の楽器としての自分にならなければならないので
朝から晩まで 良い発声の事ばかり 考えていました。
練習魔 でした。とはいえ 人間の声帯が マイク無しで
フルボイスで
良い発声で 練習したとしても せいぜい三時間が 限度なので
小刻みに 8時間くらい かけて 分けて 練習していました。
毎日 単純な発声練習を 一時間くらいしてから 歌の練習を
したのですけれど
世紀のプリマドンナ マリアカラスは 十代の頃 一日中歌は歌わず
発声練習だけして 声作り 楽器としての声を作った と
イタリア人牧師さんから伺いました。
声の美しさを 作るのには 発声の基本が 全てかもしれません。

ただ シャンソンや ポピュラーは 声が声楽家のように響きすぎると
言葉が 聞き取れないし 重苦しい ので
歌いかたや 音楽作りが クラシックの声楽とは違います。
この 違いが 分かるまでに 10年以上かかりました。
マイクの 使い方 響きを 知るのには 17年かかりました。
今も
自分の演奏の練習や本番を録音し ビデオ テープを 聞いて
何度も反省会をします。
テープ録音を聞くと 毎度自分の下手さに がっかりします 。音が苦オンガク。

音楽の喜びは 練習の時です。練習の 三時間 五時間 一日は
瞬きするように過ぎ 恍惚の時間。宇宙時間。麻薬のような時間。
私が 長い間 プロの歌手で居られるのは 練習好きだからかも知れません。
ただ 今の私は 昔 学生時代 声楽家時代のように 家に篭り 練習だけに
専念できる訳には行きません。
銀座のお店 「窓」での 仕事や 生徒さんたちに
教える時間 外部のコンサートに依頼され出演する時間 などなど。
一日の中で 睡眠を削る意外 練習の時間はありません。
お店の暇な日 練習できて 感謝
深夜 練習できる 体力があって 感謝
練習に必要なのは 結局 体力と 根気と忍耐と 無我無心かナ

とにもかくにも
37歳まで の 声楽家の私の 練習魔の 基礎が 今は 大いに役に立っています。
苦労しておいて よかった!!!!





シャンソン歌手 リリ・レイ 長坂 玲 シャンソニエ と 和食 窓

2010年04月22日 02時52分11秒 | Weblog
シャンソニエマダムREI 和食窓 が 始まるのは夜六時からです。
お店が終わるのは深夜12時ごろ。生徒さんへのレッスンは お昼から。
午前中に 家を出るとき 気温27度 夜は13度
雨が降り 寒く感じます。

このところ 都心の高速道路は スイスイ とっても 空いていて
怖いくらい。お店も ガラガラ 空いていて 怖いくらい。
もう 連休に入ってしまったのかしら?
でも 有難いのは 一応 毎日 数人でも
シャンソン歌手リリ・レイの弾き語りフランス語シャンソンを
聞きに いらっしゃる方々が 居てくださる事です。
私の作詞作曲の歌の歌詞「ぐっすり眠れて おいしく食べれて 毎日歌うこと
明るい笑顔で 元気に生きてゆければ それが 私の夢」
という 夢は 毎晩 叶っています。
有難い事です。感謝 感謝。
歌手は 本番が無いと やはり 感が鈍ります。練習 本番 反省 練習 本番 反省
この繰り返しを 永遠に 続けて
初めて 大舞台本番へ 立てる勇気が出て来るもので
私は 意外に 臆病で 準備無しで 挑戦できるタイプではないのです。
今 ピアフの 群集 バルバラの 黒い鷲を 弾き語りで歌っています。
これも かなり練習したのに 両手ピアノを使いながら 歌詩の記憶 スピード
表現力 など 大変。毎回不満足。 うーん あーぁ ため息。

毎月 日本シャンソン館で 歌った12曲のステージを 録画していただいて
自宅で 一人 見ながら反省会を していますが
昨晩 見て 又 がっかり・・・・自分のアラ 欠点は 自分が一番分かります。
お客様 に もつと 素晴らしい 舞台を 音楽を シャンソンの素晴らしさを
伝えたい。未熟な私も いつかは 自我の無い ピュアな音楽を
伝えられる日が来る事を祈り 願い 又 反省 練習 そして 挑戦しましょう。
深夜 帰宅すると
雨に濡れる ハナミズキ が 私に 微笑みます。
花言葉は 「私の思いを受けてください。返礼」
こちらこそ 深夜 咲いていてくれて ありがとうございます。メルシー。




シャンソン歌手リリ・レイの東京シャンソンアカデミー

2010年04月21日 02時05分34秒 | Weblog
夜になり 雨が降りはじめました。
天候が 変わりやすく 体調がよくないという声が多い中
相変わらず お陰さまで シャンソン歌手リリ・レイは
元気で明るい毎日を過ごさせていただけ 有難いです。
健康に 感謝 感謝。
日曜の 渋川往復運転 や舞台 続いて 休み無しの生活ですのに
疲れません。
時々 世間の 嫌な事件 人の噂 私への中傷 トンチンカンな行動の人間との出会い
などなど・・・垣間見てしまう事は あるものの
穏やかな 平和な 毎日。花たち 楽譜 や本 に囲まれて
家の中では たった数時間の自由時間を 満喫しています。

つる薔薇 が 大風の日に 壁からはずれてしまい
空間に ぶらぶら 垂れ下がってしまいました。
今度晴れた日は 薔薇のアーチを 作らなければ・・・とか
美味しい手作りのケーキを 焼きたいナーとか

人に頼むより 自分で 手塩にかけるのが 好きなタイプの私は
掃除 洗濯 花の世話 料理 すべて めんどくさいと言う事がありません。
こういうタイプは 貧乏性と言うのか・・・
経営者だったら 人に任せられない 小物タイプと言うのかもしれませんが
せっかくの 人生 自分の五感で 愛情豊かに 何にでも 愛を与えて
尽くして 生活を楽しみたいです。
ただ 結婚していた時 仕事 音楽 勉強 家事 気遣い気配りで
毎日 寝不足でした。
今 一人なので 自宅に居る時は 数時間 自分の天国。
孤独と言う時間 も また 美しい宇宙的空間です。
何も聞こえない 何も話さない 静けさの 音は それもまた 音楽なのです。
心の健康に 大切なのは 芸術 美 懸命な労働生活と
私は 信じています。
ハナミズキが 今年は 沢山 咲いています。木蓮は あまり咲かず もうおしまい。
毎年の事なのに 同じようには 花は 咲きません。
カメリアは 雨に濡れそぼって ぼたぼた と 音をたてて 落ち始めています。
明日は 落ちたカメリア の後始末 で道路の掃除をしなければ・・・


シャンソン歌手リリ・レイの東京シャンソンアカデミー

2010年04月20日 04時08分56秒 | Weblog
月曜日は いつも お昼から夜遅くまで生徒さんが続き
九時間 休み無く 教え続けます。夜 会社帰りの方々も
レッスンに みえます。
今日は バルバラの 美しい シャンソン
「私はいえないJE NE SAIS PAS DIRE」をフランス語で
歌ってくれる 若い女性の生徒さんが あまり素敵で
ピュアで 涙が こぼれそうになりました。
自分が 一生歌わないであろう 勉強しないであろう
でも 大好きなシャンソンは 数多ありますけれど
私の 代わりに 歌ってくださると 教えていながら
幸福感に 包まれています。
レオ・フェレばかり 歌う男性の生徒さんもいらっしゃいます。
悪の華 ボードレールの詩 のレオ・フェレを 何曲も
フランス語で 歌われます。
文学的シャンソン は 詩が 美しくて 深くて メロディーの
美しさと相俟って 得もいわれない 恍惚の世界です。

幼い頃の私は 消極的 内向的 無口で 自己表現の術は 音楽や
お絵かき 作文作詞バレエのお稽古でした。
今は 社会的人間として コミュニケーションもするし
饒舌 になり 私は一見 社交的にみえますけれど
私の心は 美しい音楽の響きの中で 一番居心地良く
九時間ピアノ伴奏を引き続け 音楽性の美を求めていると
至福です。
ありがたい 感謝の 日々です。
若い頃 苦しかった練習 勉強も 今は 有難い 音楽の道の 基礎になっています。
芸大 大学院 二期会 奨学金の為の試験勉強
ベルギーのコンセルバトワール 卒業までの あらゆる試練は
自己との戦いでしたけれど 自分の下手さが 常に後ろから
つきまとい 「もっと 練習しろ」という 声が聞こえてきました。
最近 やっと「もっと 音楽を楽しみなさい」という 声が
少し 混じって 聞こえてくるようになりました。

シャンソン歌手リリ・レイの東京シャンソンアカデミー

2010年04月19日 10時32分27秒 | Weblog
日本シャンソン館

芦野宏先生が 館長の 群馬県 渋川のミュージアム。
明るい太陽 良いお天気に恵まれた 日曜日の朝 11時 午後2時の二回
12曲 歌いました。伴奏は 松川裕さんです。
いつも 幸せそうに ピアノを奏でてくださいます。
前日 シャンソニエ マダムREIで 練習してきたので
気持ちが 落ち着いて 歌えました。
東京から 生徒さんたちが みえていて 嬉しい驚きでした。

ピアフの「 群集」を 舞台で 初めて 歌いました。
振りを つけて歌うと とても 難しいけれど
今年は この曲も少し 力を入れて みたいと思います。
勉強して 仏語の原語シャンソンを舞台にあげるまでに たった 1曲
三分の曲でも
私の場合 一ヶ月以上かかります。練り上げるのに 一年かかります。
日本語で歌う場合 は その半分の時間で 済むのに
仏語は むづかしいです。
芦野先生のレパートリーの多さには いつもながら 敬服します。
長年 歌手で居続ける偉大さ に 尊敬しています。

私の 願望は
80歳 90歳 100歳まで 良い音程 良い声 音楽性で 歌いつづけ
天国でも シャンソン歌手でいつづける事が出来るように
心美しい 魂の綺麗な 歌手 であり それ以上に
生き方が清潔な人間でありたいと願うのです。
浮世の いざこざに 惑わされず
忍耐 努力 そして 心豊かな 芸術性を磨き続けなければ・・・・
芦野宏先生の シャンソン館で 先生の姿を 拝見するたびに
音楽は 人間力だと 感じるのです。
先輩の 長い道のり を 垣間見て 想像して
自分の 背筋を伸ばし 音楽の道を 正しく歩みたいと思います。


シャンソン歌手リリ・レイの東京シャンソンアカデミー

2010年04月17日 02時03分53秒 | Weblog
シャンソン歌手 リリ・レイの図書係と
ご自分のことを そうおっしゃって 本を見繕って 届けてくださる
神学者で 牧師さんで 文筆家の 高力さん は 音楽や 芸術の関連の本
を 選んでくださいます。
本屋さんへ行く時間が ない私にとって 有難く ただ感謝しています。
三冊同時に 読みました。じっくり 考えながら 線など引いたりして・・・
本を読むのは 大好きです。

一人で生きる勇気
というドロシー・ギルマンの 中の一説
ユングは人生を「流動 未来に注ぎ流れるもの」
サン テグジュペリは「人生は動きによって持続する。土台によってではなく」
到着と出発 損失と利益 ・・・。人生の出納帳のバランスは
けっしてとれないものだ。中心性と安定性が永遠に続くと言う感覚は
私達の内側から湧いて来るものでなければならない。
私達人間は 沖に出る小さなボートのようなもの。ときには
集団で ときには たつた一隻で漕ぎ出すのだ。
景色と登場人物は 変わり続ける。エマーソンが指摘したように
私達に平和をもたらすものは わたしたち自身であり
それ以外のものではないのだ。
りり・レイ
私の心に平和を与えてくれるものは 音楽 花の世話 料理 読書 仕事
決して 恋愛ではなかった。
結婚生活でもなかった。ような 気が今は しています。
良い思い出も ありますが・・・・

シャンソン歌手 リリ・レイ 長坂 玲 シャンソニエ と 和食 窓

2010年04月17日 01時53分33秒 | Weblog
NHKパリ祭 では 7月3日土曜日
私 シャンソン歌手 リリ・レイは 二部の12番目
「メランコリー」を歌うことが 決まったらしいです。
パリでも 日本でも 私はこのシャンソンを歌っています。

メランコリーは お酒とタバコに 溺れて
朝まで 飲んで 踊って 憂鬱になっている 女の歌です。
愛は 深ければ深いほどメランコリー<憂愁>になる・・・・という
内容です。
あの 大きなNHK 舞台で どんな風に 演出して 歌おうかしら?
その前に 5月2日
イスタンブール での シャンソンコンサート
そして 帰国後 5月14日
三越劇場で 「黒い鷲」と 「さよならを教えて」を
歌うのですし
何より 明日 日曜日は 芦野宏先生の 日本シャンソン館で
12曲歌う曲を 練習しています。
ピアフの 「群集」 猛特訓を自分が自分の先生になって練習中ですが
練習は するほど 自分の下手さに ガッカリするものです。

金曜日なのに 寒すぎて お店も 暇な週末で 早めに帰宅しました。
夜は みぞれの雨が降り 外気温は 0.5度で 我が家の玄関前で
滑りそうなほど シャーベット状態の足元でした。
街の 八重桜が 凍りついたように 氷雨に打たれています。
今朝は 春の鳥の声を聞きながら出かけたのですけれど
今 氷の雨のぱちぱち という音色を聞いています。