2015年12月7日
に
ジャックリーヌ ダノの
パリ郊外の ご自宅で
フランス語シャンソン
愛の讃歌を
うどん粉さんに伴奏を
お願いして
レッスンを受けました。
私のブログ過去の記録で
思い出せました。
ご主人と
女優さんの娘さんも
ご一緒でした。
ダノは
セーヌ川に至る河の
前に住んでいらして
河に浮かぶ船の教会へも
連れて行って下さいました。
ご自宅の居間の
グランドピアノで
うどん粉さんが 伴奏を
弾いて
愛の讃歌を歌い始めると
ダノは 私と一緒に歌いながら
泣いていました。
美しい愛の歌なのよ
無償の愛の唄なのよ
と
おっしゃいました。
私の手を握りしめ
魂や 神への信心
愛の暖かさ 愛の哀しさ 美しさ 強さ
を
私に 伝えようとしているように
一緒に
歌って下さり
ダノの瞳に溢れる涙を
見て
つられて
泣いてしまいました。
私は まだ ダノのように
女優のワープ なりきる ように
歌詞を語りながら
泣きながら歌うほどに
美しい歌詞だと
愛の讃歌のフランス語 詩を
自分の内臓から 感じているかどうか
疑問です。
私の声で 歌ってしまっています。
一言一句を
女優や 朗読者のように
魂で 語ってはいない
シャンソンは語り
オペラやミュージカル 声楽とは
違い
朗々とベタに歌いません。
発音 イントネーション 滑舌が
大切です。
でも
メロディやリズムがある。
そして
歌が上手い とかは必要ない。
真摯な
歌詞の 読解力
人生の学び
が
嘘の無い
表現力に繋がるように思っています。
ダノへの
敬意と感謝と冥福を祈り
愛の讃歌を
昨夜から
再び
学び直しています。
上手そうに唄わずに 言葉に忠実に
静かな心で
考え直しています。合掌。