シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン 15

2006年03月27日 02時02分36秒 | Weblog
CERISIERS ROSES ET POMMIERS BLANCS スリズィエローズ エ ポミエブロン
バラ色のさくらんぼの木と白いりんごの木

桜の開花が始まり 幸せなピンク色の世界が広がる季節の到来に
胸がワクワクします。
「バラ色のさくらんぼの木と白いりんごの木」というシャンソンは
まだ 私のレパートリーではないのですけれど 今ちょうど
この歌の季節でしょう。

実のなる木は 実の名前に IERをつけると 木になると教えられた
フランス語の初心者だつた頃を思い出しました。

さくらんぼの木・・・・・CERRSIER スリズィエ
さくらんぼ・・・・スリーズ
リンゴの木・・・・・POMMIER ポミエ
りんご・・・・ポンム
栗の木・・・・・・MARONNIER マロニエ
栗・・・・・ マロン

さくらんぼの実らない桜の木のことも CERISIER スリズィエと
いうのですけれど ヨーロッパでは 桜の木の事を
CERISIER JAPONAIS スリズィエ・ジャポネ(日本桜)と皆は呼んでいました。
そして その色は とっても濃いショッキングピンクでしたけれど
見慣れると 凄く艶かしくて綺麗に思えてきました。

「バラ色のさくらんぼの木と白いりんごの木」というシャンソンは
「ばら色の人生」の作曲家ピエール・ルイギィの作品で 若い男女の恋の始まり
から 結ばれて赤ちゃんが生まれるまでのかわいい物語です。

桜色の春は恋の始まりのような ワクワクする季節ですものね。

シャンソン 14

2006年03月22日 11時11分51秒 | Weblog
ムーランルージュ そのⅡ

シャンソニエ を開店して大忙しの毎日で ブログに書き込む時間が無くて
それが悲しい日々です。
毎夜 私はフランス語のシャンソンを歌い 色々なアーティストをお迎えして
素敵な銀座の宵は深け行きます。

ムーランルージュの歌というシャンソンは メロディーライン(旋律)が
美しくしいので 歌っていて幸せになる曲です。
シャンソンは 詩に重きがあるものが多く 日本人にとっては
訳詩で 聞くほうがしみじみと胸に響くようですけれど
分からなくても しみじみくる音楽というのもあります。
MOULIN ROUGE はその一つかしら? と思います。

フランスでは 確か 60パーセント以上がフランス語でないとシャンソンと
いうジャンルにならないと言いますけれど・・・・
外来曲のシャンソンを日本で歌うとき お客様は詩の意味を知りたいので
フランス語より 訳した日本語で聞きたい方が多くて 悩みます。

フランス語は美しいし 流れるので その軽やかさとセクシーさは
日本語では表現しきれないと思うのです。三拍子の軽いリズムに
ムーランルージュの赤い情熱と 大人の香り・・・・
是非 フランス語で聞いてほしいです。