最近
妹とは 出来るだけ よく連絡し合う事にしています。
私のお一人様孤独死を心配しているらしいので
「無事に散歩して生きていますよー」とガハハハ 笑いして
自虐ネタを提供したり
少し 姉ぶって 私の 音楽療法的人生歓喜クリエイト方法を伝授したり
して
久々の姉妹絆を構築しています。
コロナのお陰です。
しかも 妹との会話は めちゃめちゃ 愉快です。
妹も ほぼ一日おきに散歩に出かけ
テーマを自分に課して歩いているそうですが
本日は 「白い花を見つけて 写真を撮る散歩」が
お題目だったそうです。
4000歩 あるけたーーと 喜んでいました。
妹は私より身長が7センチ低くて 1.5倍重い体重で
しかも 心臓病ですから あまり無理はして欲しくないですが
教員自粛生活になってからは 自主的に 体力が減らないように
それなりに 人の居ない場所を歩くようにしているらしいです。
私は ずーっと 散歩好き人生です。
散策は思索であり 脳の発想転換になり
全ての効率 能率を上げてくれるように感じています。
そして 深夜は 腹式呼吸バリバリの 汗かき歌唱練習。
最近は
生誕250周年ベートーベンに 敬意を表して
ピアノソナタ 8番悲愴を練習し直して 遊んでいますが
とんでもなく下手で 若いころとは違って 眼も悪くて
運動神経も劣化
ミスタッチの連続ですし
オクターブの連打で 腕が筋肉痛になるので
妹に 話したら
「私なんて とっくに オクターブ連続なんて 腕が痛くて
出来ないわよーーー」と
私の 若さ?を 褒められちゃったリして 慰められて
ウドンこさんに 「ねえねえ オクターブ 連打したり 悲愴の二楽章部分
で右手の薬指とか 痛くならない?」と たずねたら
「最近は 弾いていないけれど筋肉痛とかには ならないですよ」とのことで
あー 男の体とか 筋肉量は 女と違うし
ピアニストは 生涯弾き続けているから 筋肉痛にもならないのだわねぇ。
私は歌に関しては 三日 休むと もう 感が鈍り
ピアノに関しては 一日の休みで 指が 思うように動かなくなります。
なので 練習しない日が三日目になると 自分が下手になっていることさえ
分からなく程 鈍感になるので
稽古しない日が続くと 反省とびくびく感で
眼が冴えて寝れなくなり
結局 起き出して 防音ピアノ室で
明け方 パジャマで練習していることが多いです。
深夜 妖怪みたい
そして 練習して安心して熟睡できます。
コロナ騒ぎになってからは
昼間 のんびり 午後 のんびり生活。
起きる時間が自由なので 深夜から明け方練習をした後 疲れて
のんびり 熟睡出来るので とても 精神が安定しています。
練習稽古というものは 舞台で
皆が喜んで頂くために・・・という気持ちが音楽家の精神ですけれど
最近は 自分の為に 練習は 必要な癒しなのだと つくづく思います。
もし 一生涯 舞台が無くても 一生涯 私は 一人で稽古し続ける
だろうと確信しています。
タイタニックという映画で 音楽家が 沈みゆく船の中で
逃げゆく群衆の中で 最後まで演奏しつづけながら
海に沈んでゆくという場面を思い出し ガッテン
音楽家は 群衆の為に癒しを与えようとしていたかもですが
実は 演奏している限り 自分の為であり 自分の歓喜の為であり
基本的に音楽の神の為に集中して演奏しているので
怖くないのだわねぇ
と
今回 コロナ禍で
自分の為に私は 音楽を奏でて 幸せを得ることを 知り
音楽への感謝の念と畏敬を感じています。
これから 稽古部屋で ひと汗かきます。大感謝です。