今年はPARISでオリンピックがあり
シャンソン愛の讃歌は
実は フランス語で歌うんだ~
と
知った方も多いかもしれません。
港区主催のフランス語シャンソンクラスは
今年秋
11年目に突入!
長く在籍している生徒の皆さんは
開いエ 狭いエ
広いウ 狭いウ
等々
日本語の 母音には無い フランス語の17個
美しい色彩の母音を
かなり 発音出来るようになり
フランス語シャンソンの 音楽性も
理解しはじめていらっしゃいます。
PARISのオリンピック開会式最後に
セリーヌ・ディオンが
美しい 出で立ちで
愛の讃歌を披露して下さったので
愛の讃歌を フランス語で歌いたい!
とおっしゃる港区の皆さんのリクエストに
お答えして
前回から
愛の讃歌を 教えさせて頂いています。
一生懸命に
学ぶ 生徒さんの 姿を見て
先生の私は
いかに 手っ取り早く 上手にして
差し上げようか
と いつも考えています。
でも フランス語の発音で
メロディーラインを
質の良い声 と響きで 奏でて
詩を表現するのは
どのシャンソンでも とても 難しい!
自分の歌唱を
自分の耳で聞いてみたり
録音して 聞いてみれば
私自身も
我が歌唱に ガッカリしてしまう位
なかなか 上手くはなりませんが
フランス語シャンソンは難しい!
だからこそ 美しい!
故に
フランスが誇る芸術がシャンソンなのですよ
私は 元々が 芸術大学出身なので
芸術や美を 求めて
フランス語シャンソンの 魅力に
はまってしまいました。
魅力的な声
美しい発音 滑舌良い発音
多岐にわたる 感情の機微
解りやすい 伝わりやすい 表現力
表現芸術は深い !
とてつもなく 深い!
美を求めれば きりなく やるべき 事があります。
音楽や文学 美術 だけではなく
スポーツにも美学があるらしい。
本日 夜は ゴルフクリニック。
毎回 先生から
美しいフォーム到達の
方法を
教えていただき
ビデオで 我がスイングを
チェックしながら
修正して頂いていますが
フィニッシュのポーズは 哲学です
と教えて頂きました。
フィニッシュのポーズは
ぐらつかずに
三秒は じっと 止まる形が 大事で
残心!という そうです。
は~あ~
残心(ざんしん)とは日本の武道および芸道において用いられる言葉。残身や残芯と書くこともある。文字通り解釈すると、心が途切れないという意味。意識すること、とくに技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っている状態を示す。また技と同時に終わって忘れてしまうのではなく、余韻を残すといった日本の美学や禅と関連する概念でもある。
私的には
大きな舞台では慣れている
決めのポーズと
同じ意味合いが
つまり 残心。
拍手やブラボーさえも 聞こえない程に
人物になりきり ラストポーズは
大事です。
まず
歌い終わりのラストポーズは
スポットが
消えるまでの 余韻を残す 魂だと思っています。
芸道だけではなく
ゴルフも
何事も ラストが大事なのだわね
カッコつけないとだわ~
飛ぶ鳥 跡を濁さず
とかも
きっと同じ意味合いだわ
ゴルフは まだまだ 飛べない鳥の私
未熟過ぎて
残心
決めのポーズしたのに 空振り~
とか
チョロチョロ当たり
とか
でも
先生は
カッコ悪くて 良く飛ぶより
美しいスイングで 当たらない方が良いです
と
おっしゃいます。
誤魔化さないってことね
水泳の先生も
高齢者は
何も選手になるわけでも
人生かけて 死にもの狂いになるわけでも
ないのだから
無理せず怪我しない
綺麗なフォームで 泳いでください~
と おっしゃいます。
私の人生にも
高齢者 美学を取り入れたいものだわ
ぐらつかない 動じない ゆったり ゆとりを持って
綺麗なフォームで しっかり スイム スイング
ラスト ポーズは
残心を
目指し
決めのポーズしたいものだわ