久しぶりだわ~
一人のライブ。
2021年に下北沢のアレイホールで
2人の女
という
リサイタルをして以来だわね。
まだコロナ禍だった頃
2020年はずっと
とにかく毎日毎晩 ベートーベンの悲愴を
ピアノ練習したり
越路吹雪さんのナンバーで 日本人の作詞作曲作品を
練習したりして
暮らしていました。
思いきって 2021年2月に
リサイタルをしてみたものの
まだコロナ禍は続いていました。
月日は
瞬く間に過ぎるものだわ~
あれから三年過ぎ
いつの間にか
加齢して
気合いとか やる気とか
ガンバる意欲が 皆無になり
とにかく身体が健康ならばいいわ~
心も健康でいられるかも~
なんて考えて
運動だけは しなくちゃ~
と
自宅で練習しなくても良い
安易な
水泳やゴルフに燃えて
18曲 歌うリサイタル~
なかなか
燃えない
燃えなくては~
二週間後に歌う18曲の
暗譜 暗記は終了したのですが
まだ
自分の歌唱に納得できない
一人のコンサートやリサイタルをする
労力に打ち勝つ 情熱が 昔とは 全然違うから驚いて
しまいます。
あ~
これが 老化ということなのね
な~んて
音楽は リズム メロディ 和声ハーモニーを 記憶する
フランス語発音は子音 母音を明確に記憶する
表現は適切に考え
声の色を選ぶ
フランス語シャンソンは
語る部分 歌う部分を決めて表現する
一本調子にならない細かい決め事を
繰返し考え直す
やらなければならない
細かい作業が ありすぎるのに
集中力は 1時間位で
切れて
休憩~
また練習開始
自信喪失
やり直し
考え直し
出直し
気分転換
寒いベランダに出て
月を見て 月と相談
あ~
私 無能だわね
毎度の舞台の度に 世界で一番酷い歌手だわ
と自虐的になる
生まれつき まるで自信ない私なのに
何故歌手なのだろうか
やっぱり 歌いたい本能からなのか
やっぱり 音楽が好きなのだろうか
一人コンサートまで
ラストスパート二週間です。
シナリオは
出来上がり
楽しくて 幸せで 切ないPARISの街の
泣き笑いを
クリエイトいたします。
全てのシャンソンがPARISの街での物語。
人生は 泣き笑い。
PARISに居ても 東京の下北沢に居ても。
月と太陽と雨が 私の恩師。