シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

日本シャンソン館 長坂 玲

2008年09月29日 13時16分06秒 | Weblog
9月28日 日曜日

日本シヤンソン館でのコンサート。
午前十一時 朝から シャンソンを 聞きにいらっしゃる
素晴らしい お客様に 感謝です。
芦野先生も 東京から週末 このシヤンソン館へいらして
奥様 ご子息様と 暖かい おもてなしと微笑で 
朝から お迎えしています。
午後 二時からは 「パリの香り」という
一時間続けての パリスタイルのコンサートを
リリ・レイ(パリでの 私の芸名) として 
させていただきました。
芦野宏先生が かつてパリで リーヌ・ルノーと デュエットし
レコーディングなさった 「いつの日かパリへ」を フランス語で 
私と デュエットもしてくださいました。
先日 有楽町マリオンホールでの上野の森シャンソン倶楽部
芸大祭の時も このシャンソンを 芦野先生とデュエットして
良い曲だと 皆さんが おっしゃいました。 
名曲は いつ聴いても 新鮮で 美しいものです。
そして フランス語は 本当に音楽的な 流れる原語です。
27歳から 習い始めたフランス語。バイリンガルではない 私は
美しいフランス語で話す とか 歌う と言われたくて
ただ 武者修行の 日々。これからも 永遠に続きます。
原語が すべて 音楽の 起因。フランス語の 12個の母音
17の子音は やがて フォーレや ドビッシーの あの音階
のニュアンスに なっているのだと感じますし
シャンソンのメロディーと詩と コード進行
クリエイティブで 洒落た感性は 国民の話す言葉や
街に流れる言葉が音楽なのだなぁ・・・・と 
パリから帰ると 日本の街の音が 大きくうるさく感じるから
不思議です。

シャンソン歌手長坂玲 リリ・レイ

2008年09月25日 06時50分11秒 | Weblog
上野の森シャンソン倶楽部のコンサートが日曜日に終わり
月曜日は 生徒さんにレッスン。夜 お店シャンソニエは
満席で 帰宅は深夜でした。
休日 23日は 深緑夏代先生と ご一緒のコンサート 来月26日
ヤクルトホールの ルタンフェスティバル の オーケストラ合わせ。
家の中は 旅行の片付けも出来ていないし
楽譜は見つからないし
しかも
時差が 今頃出てきて 朝六時まで 眠れない。
睡眠薬を飲んでも 本を一冊 読みきってしまい
おなかが空いて ・・・・・深夜 パクパク 食べてしまいます。
朝六時は パリの夜 たけなわ。夜10時ごろ。
帰国するたびに この時差で 朝が弱くなります。

上野の森シャンソン倶楽部

2008年09月25日 06時39分11秒 | Weblog
芸大卒業生によるシャンソンの音楽会

九月二十一日 有楽町マリオンでした。帰国後 翌々日。
この会のチケットは 凄い売れ行きで 満席。
キャンセル待ちで大変な 人気のコンサート。
二回目という事ですが
私は 初めて 出演させていただきました。
米田まりさんは シャンソニエマダムREI でいつもお会いしていますが
先輩の大先生達とお会いし ご一緒するのは 嬉しいながらも
少し 緊張いたしました。けれども
とても 優しく暖かく 迎えてくださり
先輩の歌唱力 美声 演技力に敬服し 何より 皆さん声が大きくて
立派で 驚きました。
基礎があるから今でも歌える との お言葉を80代 70代の先輩が
おっしゃっていました。音楽大学を出てから
人生の 何十年間 歌手として 舞台に立ち続けるのは
強い意欲と孤独との戦いなのでは・・・・と
私にも 出来るのかしら???
そういえば  昔 亡き恩師が「芸大を出ても 舞台人になれる
人は 10年に一人よ。自分の石を磨き続けなさい。
もしかしたら 金になるかも 銀かも 石ころかも・・・
あなた次第よ。」
うーん  磨き続ける・・・生きている限り 磨き続けないと
石ころのまま。
ピアニストの 美濃春樹さんは 初めてでしたけれど
流石に どのピアニストも歌手の方も褒めまくるだけの事は
ありました。人柄も 技術も 感性も 素晴らしいでした。
芦野宏先生と デュエットをやらせて頂き 感謝です。
米田さんと 友部さんのデュエット素敵でした。
モンデンさん青木さんの司会 タレント性に 感激。
堀内先生 有馬先生 荻先生 峰先生 みなさんの
個性と 実力 迫力に 敬服いたしました。素晴らしい一夜でした。

シャンソン歌手長坂玲リリ・レイ

2008年09月25日 06時12分31秒 | Weblog
パリを離れて

日本は暑くて・・・少し 幸せ。パリは寒かったです。
小林真理さんからのメールでは 今も とても寒いらしいし
日本の12月のように感じていたので 風邪を引かなかったのが
不思議です。
九月十四日
パリ六区 テアトル ネル という小劇場で
一時間半ノンストップの 私の スペクタクル「万華鏡  カレイドスコープ」
の 録音を 日本に帰ってから聞くと 
お客様の大笑いの声や 会場のブラボーの声や一緒に歌うお客様の
楽しそうな様子が入っていて パリが恋しくなります。
真理さんも 聞きに来てくれて シャンソン評論家ジャーナリストの
長南さんが そのお仲間達や私に 深夜までワインをご馳走してくださり
オデオン から タクシーで真理さんと帰り
また 真理さん宅で 乾杯 という
芸術家の生活が 懐かしい。
真理さんと ご主人はジャーナリスト。
文筆家 芸術家。沢山の哲学書 音楽書に囲まれ
人生を楽しんでいます。ポーランド人と 日本人が結婚し
他国の原語で暮らし 家を買い その国の公務員としても
芸術家としても 生活し続けている活力と たくましさに
私は いつも 元気と勇気を頂きます。
このお二人とは 25年もの間 お互いの家に泊りあう お友達です。
芸大の同級生で しかも同じ メゾソプラノなのに
ライバル意識なく 19歳から友達で居続けられるのは
幸せなことです。もともと 私は 競争や 喧嘩が大嫌いな
平和主義で 友達の数が 異常に多く しかも 長いのですけれど
特に 真理ちゃんとは フランス語圏での
ちょっとした 苦労話が共通で しかも 前向きで明るい
性格が似ていて とても 気が合います。

シャンソン歌手 リリ・レイ 長坂玲

2008年09月19日 16時56分32秒 | Weblog
スタジオ録音

とにかく 良く練習しました。ほぼ二週間 缶詰。
そして とても 素晴らしい CDに仕上がりました。
ありがとう。アレンジとアコーディオンのダビッド。
ベースのブノア  ギターのケビン
そして マスターリングは 有名なロマン。
私はフランス人名 リリさん
体が小さくて 細いのに 大声で いつでも楽天家で
元気なので 皆が 子供扱いします。
少年同士のように楽しく 学生のように勉強し
皆で 練習して 合わせ それぞれのプロの実力を集合させた
傑作になりました。
ダビッドは 現在 パリ一番の実力者という人が多いです。
音楽性 基礎力 技術 クリエイティブ フランス的な
要素の すべてを 兼ね備えている稀有な 演奏家です。

小林真理さん宅のベランダ

2008年09月19日 16時40分31秒 | Weblog
メトロの駅から 徒歩 三十秒の場所にある
真理さんのアパルトマンは とても環境の良い
そして レストランや市場も近くにあり
住み心地 抜群でした。
真理さんは
今 ストラスブールという フランスの東の
大都市の コンセルバトワールの 三人しか居ない
声楽科の 教授ですけれど
歌手としても 色々なコンサート 現代音楽
映画など 幅広く活躍していて
パリでは 有名なクラシックの歌手です。
なので 今回 私とレコーディングした 演奏家達も
スタジオの人たち 皆 顔なじみでした。
パリでの 私の良いアドヴァイザーでもあります。
真理ちゃんに 感謝。

Lili Ley リリ・レイ 長坂 玲

2008年09月19日 16時33分21秒 | Weblog
今朝帰国

パリを18日木曜日出発して 19日朝八時に成田に着きました。
寒くて 冬のコートを着ていたパリから帰ると
暖かくて嬉しくなりました。
二週間が まるで長い一日のように感じるパリでの日々。
買い物もせず 散歩もせず
パソコンも 持たず
ただ ひたすら一日中 練習と 音合わせ 録音
コンサート・・・・・
すべて 無事に 上手くいきました。
素晴らしいCD が出来上がりました。
泊り先は芸大時代の 同級生 小林真理さんの
アパルトマン。好待遇です。
お食事つきで 面倒見てくれました。
録音や コンサートのアドヴァイスもしてくれて
お母さんのように お姉さんのように 
至れり尽くせり・・・・・
帰るのが 寂しいくらいでした。
音楽家としての共通の話や
声楽的 テクニック フランス語のディクションのこと
音楽のセンス  フランス感覚と 日本的感覚の相違点など
コンサートと レコーディングが終わると
良く おしゃべりしました。
彼女はパリで 歌手として有名なのに とても暖かく
人間味ある 素敵な女性。昔から変わらず良い人です。
おかげで 二キロ太れて 48キロで 帰ってきました。


シャンソン歌手 長坂 玲

2008年09月03日 10時14分52秒 | Weblog
超 スケジュール

8月は 色々 母の身の回りの遺品などの整理や
秋以降のコンサートの もろもろ 打ち合わせなど
ブログどころか 日常の仕事を
こなすだけで 連日 過ぎ行きました。夏休みは 返上て
お店は営業 東京シャンソンアカデミーでも 教えていました。
そして
8月17日 日本シャンソン館 出演
8月30日 長坂玲と生徒さんたちのチャリティーコンサート
8月31日 9月1日 チャリティーバザー
9月2日 芸大卒業生のコンサート 上野の森シャンソン倶楽部のオケ合わせ

パリへ3日 最終便で 出発するまで 自由は一分も時間なく
次から次へと 業務が 目白押し・・・・
でも
なんとか なって行くのが不思議です。まわりのスタッフが
よく 助けてくれています。
お店も 私が居ない間 うまく 混んでくれると嬉しいけれど
心配せずに 二週間ぱりで 音楽だけの日々を過ごします。
9月14日 夜8:00から パリ六区 テアトル ド ネルNESLE
で 一時間半フランス語のシャンソンスペクタクル
カレイドスコープ リサイタルです。そして その他の日は
毎日 レコーディンク。
今夜 最終便で パリへ・・・・