シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

マダムREI

2006年10月29日 13時46分11秒 | Weblog
赤い薔薇

パパメイアンという種類の薔薇が 一輪 咲きました。
この薔薇の株は 今は鉢植えですけれど
引越しに引越しを繰り返して 生き続けている
祖母の代からの 40年もの です。
春と 秋 二度咲きます。
良い香りです。


シャンソニエ マダムREI

2006年10月29日 13時38分09秒 | Weblog
土曜日のシャンソニエ
黒薔薇

土曜日は 遠方からのお客様
家族で見える方
インターネットで 検索して見える方
私のシャンソンの生徒さん
色々な方々が自由に唄って遊べる日です。

岡山からご自分で栽培した黒い薔薇を
沢山持ってきてくださったWさんの
薔薇の 写真を ピアニストの小泉たかしさんが
撮りました。
寒くなると 赤から 限りなく黒になるそうです。
黒ピーマン 黒ピーナッツ 黒大根も 栽培していらして
お持ちくださいました。
黒は 強いエネルギーを出すとか・・・・

シャンソニエ マダムREI

2006年10月29日 13時20分05秒 | Weblog
シャンソニエ
米田まりさん 砂原嘉博さん

かわいくて チャーミングな米田さんは
歌うと とても深い 大人の唄 内容の濃い唄を
低い太い声で歌うので
お客様は 良い意味で びっくりして めろめろになります。

わたしも めろめろになった その一人です。

もともと 声楽家出身のせいで 私の好みは
音色の良い声 低い声 太い声 自然な声 息の流れる声
色のある声。
音楽性の好みは 言葉の感性に忠実で 自分の個性を 原曲の意図に
繁栄させ 嘘の無い 表現。
大声の時も 小声の時も 情熱と魂が感じられ
心理描写が 深く掘り下げてある表現。

米田さんは 何を歌っても 私の好みです。
特に オリジナルが 大好きです。

伴奏の砂原さんは とても愉快な方で
ライブ中 何度も 大笑いしてしまいました。
楽しい方ですけれど 演奏は いたつて 真面目で
アグレッシブな 曲の捉え方で 盛り上がります。

シャンソニエマダムREI

2006年10月29日 13時01分26秒 | Weblog
シャンソニエ
夏川玲さんと小泉たかしさん

お洒落なお二人。
黒のベルベットに サテンの白の イブニングは
背の高い夏川さんに とても似合っていました。
小泉さんの黒のジャケットの襟にも ベルベットが
施してあり お二人の舞台姿は カッコイイです。

演奏は 色々なジャンルで お客様を飽きさせないように
プログラムしていらっしゃいます。
珍しい 美輪あきひろ の
「ヨイトマケ の唄」を 夏川さんが歌われました。
この唄 久しぶりに聞きました。
力強い 身にしみる 唄ですね。


シャンソン24

2006年10月29日 12時44分51秒 | Weblog
シャンソン
暗譜で伴奏を弾く ピアニスト&作曲家 徳永洋明さん

MON LEGIONAIRE モン レジョネール 私の兵隊

「私の兵隊さん」という 日本名の付いた E.PIAFの歌った
シャンソンですけれど 私は大好きです。
ゲンズブールも この詩を朗読した曲を吹き込んでいますけれど
この詩は 仏語で読むと なんとも 堪らなく良いのです。
曲も 素晴らしい。
とうとう 自分で訳詩をつけて 日本語で歌うことにしました。
出来るだけ 忠実に・・・・
難しかったです。
でも 後半のブルース風に歌う部分は フランス語にしないと
リズム感が出ないと思い 一部はフランス語で歌います。

このシャンソンは 娼婦の歌です。
反戦の ドラマ。

外人部隊の兵隊 レジョネール・・・
金髪 青い目 細くて 美しい 男。
でも 体中に読めない
刺青がしてあって 熱い砂の香りがする男。
一晩中 朝まで 愛され・・・・
明け方 兵へ 戻っていった。
商売女なのに その夜から 女はその兵隊を 忘れられない。
愛してしまった。
やがて 砂の上で つまり 戦場で 目を見開いたままの姿で 見つかる男。
娼婦なのに 彼と暮らす日を夢見た女心。

ブルースのリズムに兵のラッパの音を入れた 伴奏が
女心のひだと 心理描写を バックアップします。

私の専属伴奏者 徳永洋明さんの弾く このシャンソンの伴奏 お見事です。


二期会の研究生の頃 まだ若かりし私は
ベルディのオペラ リゴレットのマッダレーナという役
を勉強している時 演出家に言われました。
「娼婦の処女性を表現しろ・・・」と。
うーん・・・・
今 ピアフのシャンソンを 歌うとき この言葉の偉大さが
身にしみます。





シャンソニエ マダムREI

2006年10月27日 13時30分33秒 | Weblog
シャンソニエマダムREI
山越愛子さんと 大美賀彰代さん

山越愛子さんが始めて歌いにいらしてくださいました。
お弟子さんやファンの方で シャンソニエマダムREIは
満席。
大学の演劇科を卒業なさったと 伺い 納得。
表現芸術の基礎が しっかりしていて 歌詞に嘘の表現がなく
一言一句に 感情の機微と 顔や身体の表現があり
素晴らしい 心に響くシャンソンでした。
山越さんのシャンソンは 大人の色香もあり
私の男性のお客様達も 大喜びでした。

お芝居の基礎は 結構大事です。
オペラで 表現としての パントマイム フェイシング
セリフ朗読 芝居 ダンス など 今思えば 私も大学や 二期会の研究生の時
習った様々な事柄が とても シャンソンに役に立っています。

凄い女優さんは よく 風邪の演技をすると その場で高熱が出るといいます。
感情移入は もともとの 感性もさることながら
台詞の 深い読みや 洞察力の基本が大切です。
歌う本人が その歌詞を一言一句 理解して 表現していれば
自ずと 人の心に伝わります。
良い声 大きい声は オペラや カンツォーネには 不可欠ですが
シャンソンのような 心のひだ を詠う歌は 大声は
一曲中 一箇所位・・・
と 自分では 自分を律しているつもりです。
でも もともと 私は大声なので カンツォーネを
イタリア語で歌うとすっきりします。
カンツォーネのほうが 歌いっ放し感があり 楽です。
最近は カンツォーネもよく うたいます。
ストレス解消に・・・良いです。
声楽家の頃 カタリカタリとか マンマを 歌ったもので
その頃から 日本語で カンツォーネを歌った事が無いので
今も イタリア語でしか 歌えないし 歌いたくないので
又 異端児になりそうです。


日本シャンソン館

2006年10月27日 12時52分10秒 | Weblog
日本シャンソン館 その2
庭の秋の花


秋の日 渋川の日本シャンソン館
秋の庭 花達の写真。
夏は 薔薇のアーチも綺麗ですけれど
秋色の お庭は 情緒があります。
夏が終わり 秋から冬の時期
私は とても 淋しい気持ちになり
せっせと 詩を書き 曲を作ります。

私の作詞作曲の新作
「コートダジュール恋の終わり」という 歌を
芦野先生に お稽古していただきました。
自作の歌は 自分が 客観的になれないので
特に 聴衆にどう受け止められるか?心配です。
芦野先生の 感性は 流石ですし 音楽作りに
私は 信頼を寄せています。ご指導の成果は リサイタルで・・・・

「コートダジュール恋の終わり」

青く抜ける空に 白い雲が浮かび
灼熱の太陽に めまいを覚える
コートダジュールの海は
肌を焼く人たちで 賑わい
波の音さえ 消されていく

二人の恋の終わりを告げる 海の風が
火照った体に 冷たい

結ばれぬ恋の行方など 考えもせずに
砂の上で戯れる
男と女は 心を隠して 強い日差しと
激しい愛を求める

恋が始まり 恋は終わる
夕焼けの赤い色が 血の色に見える

やがて日の沈む黒い海 灰色の砂浜
消えて行く 人影 夏は終わる
「あなたと別れるくらいなら この身をこの海に沈めたい」
「でも 出来ない」

恋が始まり 恋は終わる
私達の恋の終わりも近づく

ホテルリ部屋を出て行けば それぞれの道
歩いてゆく人生はこれからも続く
溢れる涙 こらえて見送る あなたの後姿
さよなら あなた
さよなら コートダジュール
さよなら 夏の日よ


日本シャンソン館

2006年10月23日 12時53分43秒 | Weblog
渋川の日本シャンソン館
芦野宏先生とピアニスト徳永さんの音合わせ光景

秋深く 晴天の日曜日 10月22日
関越自動車道 渋川インターから5分の場所にある
シャンソンのミュージアム 日本シャンソン館へ
歌いに行きました。
敷地内には 薔薇のアーチ モネの絵のような池
館内は 世界的に有名な歌手の衣装の展示 映像
売店には かわいい小物や 楽譜 CDなど
シャンソン好きの方にはとても楽しい場所です。
フランスの郊外みたいな 素敵な憩いの場です。

芦野宏先生は 昔と変わらず 美声で 歌唱は以前より
渋さと 色香が漂い 迫力もあり 大人のシャンソンを
お歌いになりますので
シャンソン館の100人 のホールは 日曜コンサートは
お客様で一杯。
芦野先生は 昔 いつも フランス原語でお歌いになっていたそうです。
芦野先生の最近の シャンソンは ますます 磨きがかかって
素晴らしい・・・・
私にとって 勉強になります。ドミノを原語でお歌いになり
とても 参考になりました。

シャンソニエマダムREI

2006年10月21日 12時00分16秒 | Weblog
アルゼンチンタンゴ
バイオリン 会田桃子さん

シャンソニエに 大勢のお客様と遊びにいらして 素敵な演奏を
して下さった会田桃子さんは 実は 当店での演奏は二度目。
バンドネオンの鈴木さん ピアノの丸野さんのコンビに
飛び入りで加わり 暗譜でアルゼンチンタンゴの本格的な
バイオリンの音色を聞かせてくださいました。

私の専属のピアニストで シャンソンの伴奏でも 最近
その実力が知れ渡り始めた徳永洋明さん のピアノと
会田桃子さんが お二人で 奏でたOBLIVION「忘却」という
曲は 特に 魅力的でした。
徳永さんの クラシック音楽の基礎を踏まえた 音楽的な
美しい表現と むせび泣くタンゴの不協和音的 音の捉え方
が 重なると 哀愁が漂いだし
土臭いはずの アルゼンチンタンゴに 不思議な透明感と静けさ
が 感じられ 私は ぞくぞくっとしました。
良い演奏でした。又 聞きたいと思いました。
会田さんは スタイルがよくて 立ち姿が綺麗で 演奏する横顔に
凛とした美しさがあります。 素敵な方です。



シャンソニエ マダムREI

2006年10月20日 11時58分33秒 | Weblog
シャンソニエマダムREI
ピアニストの森若三栄子さんとの夜

森若さんは センスの良い人の代表。
毎回 洗練されたファッションで ため息がでます。
表現芸術は その人となりです。
パリジェンヌのような 森若さんはチャーミングな可愛らしい
美人です。
ELLE EST BELLE! エレ ベッル!
彼女は美しい!

フランス語でBELLE ベッル という言葉と
JOLLIジョリという言葉があり どちらも女性に対して
褒め言葉「美人」という事ですけれど
フランス人の 男性の説明によると
内面 センスの磨きのかかった女性をベッル
ただ 外面だけの美人をジョリ というそうです。
BELLE な女性は 希少価値。
自立した奥深い内面無くして ありえないからです。

私の年では もう既に 外面だけで勝負の出来ませんけれど
内面 外面 磨き続けなくては・・・
まずは 太らないように・・・
まずは 休まず健康で ・・・・
まずは 常に 勉強し 練習し・・・・・
当たり前のことが 難しいですね。


シャンソニエ マダムREI

2006年10月20日 11時39分09秒 | Weblog
シャンソニエ マダムREI
岩崎桃子さん 大美賀彰代さん

先週末 土曜日10月13日は中山エミさんと 末永正博さん
の素敵な演奏でした。せっかく こげ茶色の素敵な衣装の
美人歌手 中山さんの写真を撮りそこない 残念・・・・
歌は いつもながら 日本語の情感に 感動します。
「ラストダンスは 私と」を 秋田県の方言で歌うエンターテイナー
ぶりで お店に 大笑いがおこります。

週が明け16日月曜日は 又 美人コンビの岩崎桃子さんと 大美賀彰代さん
がいらしての演奏。前日リサイタルだったという岩崎さんは
疲れた様子も見せずに すがすがしい 綺麗な声で 魅力的に
歌ってくださいました。

私の 生徒さんT氏が みえていたので アズナブールの
MOURIR D‘AIMER「愛のために死す」をフランス語で歌って
もらいました。
プロではないのですけれど 私を感動させるシャンソンを歌える人です。

嘘をつかない歌唱・・・・言葉の語感をしっかり把握して歌い
息が腹の底から出て歌うとき その人の魂は 飛んで心に飛び込みます。
時として 私は 生徒さんの歌唱で涙する時があります。
人生は深く 音楽は深く・・・・・ 魂のある人間 音楽家が好きです。
私も目指しています。

シャンソニエマダムREI

2006年10月17日 11時50分09秒 | Weblog
夏川 玲さん と小泉たかしさん

夏川さんと小泉さんのコンビはいつもながら
楽しいステージです。
お客様に慣れているお二人は
安心して 一部のステージをお任せできます。
ファッションも お二人とも素敵です。

当シャンソニエには 銀座という地の利上
経済人が多いのですけれど
真面目なスーツ姿の 男性のお客様は 私にとって
とても セクシーにみえます。
クールビスの時は 半そで ノーネクタイ で
涼しそうですけれど 秋になって
スーツで身を固めた 男性の姿に 男の色香を感じます。
仕事をしている 姿は 輝いて見えるものですから
ビジネスマンの スーツ姿は やはり いいですねえ。


シャンソニエマダムREI

2006年10月14日 11時22分31秒 | Weblog
10月11日 杉村美恵さんと 末永正博さん

杉村さんは フランス語で シャンソンを歌う方です。
小柄なのに 声が低く太くて しっとりした歌唱で
大人のシャンソンの似合う方です。
目を伏せて 歌う姿は 男性ファンにとつては 色香を
感じる 表情なのではないでしょうか・・・・

シャンソン歌手には 色々タイプがあり
シャンソンリリック シャンソンファンタジスト
シャンソンリアリスト などなど クラシックの歌手と同じように
分類できますけれど
大人の色香の漂う美人歌手は 銀座の夜には 不可欠かもしれません。

わたしは 男の色香が 得意ジャンルです。
アズナブールの イザベル など 人気なレパートリー。
昔 オペラで 男役が多かった事も影響しています。
今の私に
「あなたは シャンソンリアリスト。」と芦野宏先生のお言葉でした。

シャンソン23

2006年10月09日 16時55分44秒 | Weblog
MAUVAIS GARCON モヴェギャルソン 悪い男の子
「ろくでなし」
大塚雄一さん 私 徳永洋明さんの演奏

S.ADAMO アダモの作詞作曲の 「ろくでなし」は
越地吹雪さんの ヒット曲で カラオケでも
よく歌われるので シャンソニエでも お客様は大好きです。
この歌は 私も 日本語で歌わないと なんだか しっくりこない
シャンソンです。
岩谷時子さんが とても 良く訳したなーと感動しています。
ろくでなし の部分 本当は 悪ガキのこと。
でも 女の設定で訳してある歌なので 悪ガキでなく
「ろくでなし」と訳したのですから 素晴らしい感性です。
アダモの詩では
「女に振られて いつもより沢山ビストロで飲み過ぎ
自分のことをみんなが 酔っ払って Mauvais Garcon 悪ガキ
と言うよ」と始まるシャンソンです。

シャンソニエでは お客様がもっとも ノル曲ですし
シャンソンに 馴染みのない方も ご存知で
歌うと 喜ばれます。

最近 シャンソニエマダムREIを ビジネスマンがご接待に
ご利用になることも多くなりました。
銀座という土地柄もありますけれど
経済界の最前線で 日夜戦う男性が 音楽を通して
身も心も リラックスして下さり 少年のような笑顔や涙を
浮かべて下さると 戦場に慰問に行く シンガーの
気持になります。
カラオケで ストレスを発散する参加型 エンターテイメント
と 心の琴線に触れる 受動型エンターテイメント
どちらも ストレス社会 成熟社会に必要かなーと感じます。

私は毎日 シャンソンを歌い ゲストのアーティストの音楽に触れ
参加型 受動型 共に 満喫しているので ストレスはあまり
感じずに生きていけるのかもしれませんが・・・
それでも
人間という動物は 常に 何か向上したい欲望と縁を切れないもので
私も まだまだ 歌が上手くなりたいとか 勉強したいとか
お店をもっと 認知されたいとか スタッフや生徒さんを
向上させたいとか
色々な事 問題を 日夜 思い悩み 心配し 解決策を思案して
それに基づき 行動して 時は どんどん過ぎます。
その 毎日の流れの中で つくづく 感じるのは
「音楽の力は偉大だ」ということ。
シャンソンは その中でも
人間の本質に訴える 不思議な魅力があるということです。

二日間の連休明け 明日から またシャンソニエマダムREIの開始です。

マダムREI

2006年10月09日 14時22分48秒 | Weblog
Nuis de plaine lune ニュイ ドゥ プレヌ リュヌ 十五夜
Clair de lune クレール ドゥ リュヌ 月の光

週末は 秋雨前線と 台風の影響で まるで嵐。
木曜日 金曜日は 大雨と凄い風でしたけれど
連休前の銀座は 大入り満員。
土曜日も 貸切の方々も含め 大勢の方がシャンソニエで
シャンソンを楽しんでくださいました。
木 金 土曜日の 三日間は ゲストの歌手の方は 無く
歌手は 私一人だけ。
そんな時は ピアニスト アコーディオニスト マジシャン
皆さんに 助けられます。
感謝です。

10月7日の土曜日は 仲秋の名月 十五夜でした。
金曜日深夜は 中国のゲッペイ 月餅の中に二つ塩卵の入ったお菓子
を頂き 土曜日は
生徒さんの Aさんから頂いた お月見の白いお団子を食し
嵐の後の 深夜の月を仰ぎ見れば
青白い大きな満月が 嵐の後の空を 透明な光で神秘的に照らしていました。
日本の空は 秋から冬になると 月が良く見れますけれど
欧州 特に 私の住んでいたベルギーでは
寒い時期に 月を見た記憶がありません。
あつたとしても ぼんやり霞んだ空に 一瞬だけ。

でも 都心の夜空に 青白い月明かりを見ていたら
私の魂に流れてきた音楽は
「Clair de lune」クレール ドゥ リュヌ という
Paule Verlaine ポールヴェルレーヌ の詩
Faure フォレ作曲のフランス芸術歌曲「月の光」でした。

一節
Tout en chantant sur le mode mineur,
すべて 短調で歌われ

Au calme claine de lune trist et beau,
静かで 透明な 悲しく美しい 月の光の下

Qui fait rever les oiseaux dans les arbres,
木々の鳥達を夢にいざない

Et sangloter d'extase les jets d'eau,
les grands jets d'eau sveltes parmi les marbres.
大理石に囲まれた噴水の細い水を
エクスタシーのうちに すすり泣かせる。