シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソニエマダムREI

2006年11月28日 03時14分52秒 | Weblog
Les etoiles レゼトワル 星達

いつもファッショナブルな 夏川玲さんと 小泉たかしさん

勤労感謝の日は お墓参りをしました。
そして 週末 福島県の 五色沼の近くの グランデコという
スキー場にある 山の上で
満天の星を見ました。
まだ 雪が振る前の 冷たい済んだ空を仰げは
それは 凄い凄い 数の星達で 夜空は眩くて・・・・
毎年夏は かならず ここに来て 空一面の星を見るのが
楽しみですが 今年は バタバタしていて
晩秋になってしまいました。
プラネタリウムさながらの
おびただしい星達を見れて 今年も 願いが叶いそうです。
星に願いを・・・・・
今 願う事は ささやかな事ばかり。
月曜日
今宵も「 見上げてご覧 夜の星」という
坂本九の歌をシャンソニエの お客様達と
ゲストの歌手 夏川玲さん と ピアニストの小泉たかしさん
と 一緒に 盛り上がり 大合唱でした。
この歌 シャンソンではないけれど
素朴な感じが 好きです。


シャンソニエ マダムREI

2006年11月23日 12時20分35秒 | Weblog
LA MUSIQUE ラ・ミュジック 音楽
11月8日長坂玲 小泉たかしさん撮影

音楽・・・・・音を楽しむ と書きますけれど
音が苦・・・・・になつた 私のクラシックの音楽家時代もありました。

今 考えると クラシックの基礎は とても 難しく 練習と 勉強の
連続で いつも 自分に満足出来ず コンクールや オーディションに
落ちては 自信喪失し 落胆し それでも 気を取り直し
又 勉強し練習し挑戦し・・・・・
そんな人生が 長かった為 今も 毎日 背中から「練習しろ!」という
声が 追いかけてきます。
とはいえ リサイタルの前 睡眠時間以外 部屋に篭り
何日も何日もずっと 楽譜を見て暮らすのが 幸せで仕方ありません。
同じ 曲でも 掘り下げて 歌詞を 読み直すと
可能な限り 一番リアルに人物像を
再現する 表現が見つかります。
その 詩と 作曲家のメロディーやコードを 結びつけて
歌い方を考え始めると 楽しくてワクワクしてきます。
E・ピアフの娼婦の歌など
自分の中に在る女の感性の部分と 無い女の部分を
組み合わせ
結構 悩みながら 音楽構想を楽しんでいます。
けれども
舞台で 私は潮来イタコです。
歌詞と音楽をリアルに忠実に再現する 潮来。傀儡。
音楽の神が 舞台の私を救うか? 見放すか?
それは 私の練習に対する真摯な姿への
神のご褒美ですけれど
めったに ご褒美は頂けないので
又 楽譜片手に 私は音楽の僕(しもべ) になるのです。

PS
ブログの下記に いつも 変なhttpが 貼りつき 迷惑なのですけれど
どうやって 削除してよいのか 分かりません。教えてください。

シャンソニエ マダムREI

2006年11月20日 11時12分33秒 | Weblog
ピアニスト森若さん スタッフの大和田さん 中西さん マジック・ケンさん
アルゼンチンタンゴ の鈴木さん 丸野さん

最近のシャンソニエは 演奏家もお客様も 楽しく一体になって
素敵な 宵が続きます。
お洒落な 森若さんの お帽子と傘。
パリジェンヌのように いつも ハイファッションで登場してくださいます。
いきなりの お客差のリクエストにも 全て 完璧に弾きこなせ
初見のきく チャーミングなピアニストです。
マジックの ケンさんも ショーの無い日も遊びにいらして
マジックを披露してくださる親切な方です。
心温かい 善意の方々に支えられている マダムREI

シャンソニエマダムREI

2006年11月16日 02時21分50秒 | Weblog
中山エミさん と城所潔さん

ピアニストの城所潔さんと 中山エミさんの
ステージは 素晴らしい 聞き応えのある
宵です。

私は 1999年 2000年 2001年 秋に二回づつ
ヤマハホールでリサイタルを
したのですけれど その時の伴奏は
城所 潔さんでした。
初めてのCDも 城所さんとの録音です。
とにかく 音の美しさ メロディーの美しさ
歌手を酔わせる 右手の旋律アレンジは
最高です。色っぽい 艶っぽい ピアノ演奏です。
話すと とっても 楽しくて愉快で
場が明るくなる方ですけれど
音楽の作りは 繊細で 美しく 歌手を引き立てる
頭が良いのに 計算を見せずに 人を酔わせることの
出来るピアニストですから
歌手は 幸せになります。
中山さんの歌も 凄い!!!!
城所さんとのコンビの時の 中山さんは
ますます 迫力と 気合を感じます。
良い音楽会の後は 一日の疲れを忘れます。

マダムREI

2006年11月12日 03時53分58秒 | Weblog
RECITAL その③
米田まりさん と 川口のぶ子さん

舞台の真ん中
スポットライトの まぶしい光
たった 一人の RECITAL(朗唱)

40曲の暗譜中 時々 頭の中が真っ白になるときがあります。
たとえ 1000回本番で歌った歌でさえ 忘れて 次の言葉に
つまりそうになる時
曲のドラマの主人公になりきっているはずなのに
ふと 注意力が 事切れる時を とても 恐れて
舞台に立ちます。11月8日の私のRECITAL で
今回 それが 無かったのです。
なぜ・・・・
「舞台に 神様がいた気がした」と
周りのものに 私は話しました。

その理由が分かりました。
実は その日
私の中学・高校の音楽の恩師が 亡くなった日で しかも 先生は
今までの 私のすべてのリサイタル コンサート ディナーショー
に お友達を 沢山誘って いらして下さっていた方で
今回も 楽しみにしていたと 先生の身内の方から
リサイタルの二日後に 伺いました。
私のリサイタルにいらっしゃるつもりが
突然の病気悪化と緊急手術の後 眠ったまま他界なさったとか・・・

泣けて泣けて ただ 泣けて。。。
その 電話を受けた日は
米田まりさん のゲストの日でした。
米田さんの自作の歌「テニアンからの便り」
を聞き 号泣。バケツ一杯の涙を流しました。

まだ 涙は止りません。
昔 父が私のことを「お前の涙は ションベン涙だ」
と いった位 凄い量の涙が 止りません。


マダムREI

2006年11月12日 03時28分29秒 | Weblog
RECITAL リシタル その②

11月8日
私の生徒さんの中 有志16名のコンサートは
午後3時半からでした。
全員 一人二曲 フランス語を必ず入れることが必須
です。 一言でも良いから ワンフレーズでも良いから
・・・あるいは 全曲フランス語で歌う指導をしてきました。
シャンソンの仏語を一言一句理解して歌ってもらいます。
85才の生徒さんは アズナブールのSA JEUNESSE 青春
と ゲンズブールの枯葉に寄せて を 全部フランス語で
歌いました。合間にご自分で 訳した詩を朗読し
見事な舞台でした。
実は 彼女は八月に 脳腫瘍の手術をしたばかりで
退院して まだ 体力が弱っているのに 術後レッスンに
みえて 再度暗譜し直し みごとに 素晴らしい歌唱を
披露したのです。 私は 涙が止らず 感動。感激。そして涙。

どうして フランス語にこだわるか・・・というと
日本語で歌う10倍以上 記憶力的に 努力しないと
自分のものにならない という事・・・・ゆえに 完成した暁は
とても 良い深い歌唱に出来上がり もしフランス人が聞いても
良く分かる 本物のシャンソンになっている
という理由です。なにより フランス語の詩は美しい・・・ドラマ。
訳した シャンソンも 良いけれど オーソドックスなシャンソン
は フランス語の語感のもつ 音楽的な響き 息の流れが
それだけで フランス的で 音楽的 耳に心地よいのです。
ジャズは英語で歌って初めてその リズム感が出るのと同じです。
演歌をフランス語で歌っても ニュアンスが出ないのと同じです。

私はフランス人に それは厳しく舞台語としての フランス語の発音
発声を 教えてもらい 散々 フランス語で歌い
通算8年も フランス語だけで仕事をし 暮らしていたのに
フランス語でシャンソンを覚えるのは 辛い・・・難しい
日本語で歌う30倍位 勉強の時間がかかります。
バイリンガルではないから・・・
でも フランス人が 私のフランス語で 泣いてくれたら・・・
それが 目標です。
日本語でシャンソンを 歌うのも 本当は大好きなのです。
だって 日本人だし・・・

マダムREI

2006年11月10日 18時20分12秒 | Weblog
RECITAL リシタルの話 その①
11月8日水曜日

この日は 特別な一日。
生徒さん16人の発表会と
私のリサイタルをヤマハホールで行いました。
特別ゲストは 芦野宏先生です。

朝8:00起床
9:00
つけまつげ を着けて出発。(現場に行くと手が震えて付かなくなるので
家でゆっくり 着けるのが 私流)
11:00 音響さんと マイク等 音響設定(私は自分の耳で 音響設定します)
11:30 ピアニスト徳永氏との 音響設定 音作り
12:00 生徒さんの発表会のゲネプロ
13:40 自分のゲネプロ
14:30 照明 打ち合わせ
15:00 ヤマハホール会場
15:30 生徒さん発表会 開演
17:30 発表会終了 芦野先生を囲んで記念撮影
17:45 芦野先生ゲネプロ
18:30 会場
19:00 リサイタル開始
21:35 リサイタル終了
22:00 打ち上げ
26:30 帰宅

長くて 短い 一日でした。
スタッフに支えられ お客様に支えられ 生徒さんに恵まれ
私は 幸せ者だと つくづく思いました。
ヤマハホールは満席。生徒さんは 素晴らしいフランス語で二曲づつ
見事に歌い
私は 40曲 歌い
芦野先生は 4曲最高のシャンソンをお聞かせくださいました。
歌っているとき 音楽の神様が
ヤマハホールの 奥で微笑んでいるような
感じがしました。



マダムREI

2006年11月05日 00時37分37秒 | Weblog
EN FARANCAIS オン フランセ フランス語で
フランス語で歌うピアニスト井上裕基さんと私


生徒さんの発表会と 私のリサイタルは 同じ日です。
この三年間 525人入る 銀座ヤマハホールを一日借りて
お昼の部は 生徒さんの舞台 夜は 私の舞台というパターンで
毎年 秋を目指して 皆 一生懸命勉強し 発表します。
生徒さんは2曲 私は約40曲。
同じように 大変な一日です。生徒さんと同じように
同じ日に向かって 苦しみます。
実は 生徒さんも フランス語EN FRANCAISで歌います。

舞台で一人 大きなホールに立つ時
人間は 孤独です。 怖いです。
勇気と強い意思で自分を支えます。
自分以外の誰も助けてくれない中
日頃の 勉強の成果をあらわす時
真摯に 学んだ者だけに 神は微笑みます。

フランス人は よくPASSER LA LUMIEREスポットの光を越して
といいますが
大きな舞台で 遠い観客へ 光を越した向こうへ
感動を届かせるのは 至難です。

右能が 感情表現。 左能が 記憶力。
全身で呼吸をコントロールし
声という楽器をならしつつ 詩人の深い心のひだを
伝える・・・・シャンソン
この連休の三日間 私は受験生と同じくらい
眼鏡をかけて 酷い姿で 部屋に篭り
楽譜のなかで暮らします。

感性は 掘り下げる詩の中 曲の中から溢れるもので
楽譜の音と 詩を読めば読むほど
シャンソンの 色や景色や心が 見えてきます。
表現芸術は 奥が深い。
シャンソンも 奥が深い。ため息がでます。


シャンソニエ マダムREI

2006年11月05日 00時01分54秒 | Weblog
シャンソニエのJAZZ
品田郁子さんと 小泉たかしさんのJAZZ

ジャズ歌手の品田さんは 小泉さんと いつもコンビで
ライブをこなしているので お二人とも
水を得た魚のように のびのび 楽しそうで 素敵な演奏を披露
してくださいました。
ジャズは勿論 日本語ではなく 英語で歌うのでシャンソニエでは
どうかしら・・・とも思いましたけれど 品田さんの歌は
とても 上手くて 性格もお顔立ちも品のある美人で
人柄は優しくて 私のシャンソンのお客様も
とても楽しんでくださいました。

小泉たかしさんは 実は クラシック畑出身 8年も ジャズを
アメリカ バークリーで学んだとの事ですから
ジャズのコードとリズムを 弾いている時が 一番 幸せそうにみえます。
私は 小泉さんの伴奏の時は 「なんちゃってジャズ」の
ムードで 歌います。言葉は フランス語ですけれど。

ジャズと シャンソンの違いは
ジャズは リズム重視
シャンソンはポエム重視 ということです。

慟哭や 歓喜を表現するとき ジャズの場合
心の中の気持ちはずっしり 重くても 言葉の表現はあっさり。
シャンソンは 心の中と 言葉の詩の感情表現が一致。
クラシックは 音色の美しさが まず第一。音楽的規則が一杯
なので 透明感 品格 綺麗さが売り物です。

どれも みな 大好きな 私。
要するに 私は 聞くのも歌うのも
ジャンルのこだわりなく 音楽好きということです。


シャンソニエマダムREI

2006年11月04日 23時39分08秒 | Weblog
シャンソニエ マダムREI
石井恵子さんと 山白恭二さん

今年二度目の風邪をひきました。
マスクをかけた お客様が マスクをとり
飲み物を飲んでいるとき 咳払いをなさった
その 菌を 思いっきり吸い込み
「大丈夫 風邪なんかひいても 歌えるから」と
私は 威張って かっこつけた事を 言い切ったとたん
バチが当たりました。
翌々日 気管支炎になり 熱も出て 医者へ直行。
まだ 完全に直らないのですけれど
取りあえず 連日連夜 歌い続けています。
そんな時 ゲストの方のお陰で 喉の節約が出来て
感謝します。
石井恵子さんは歌は大人の色香が漂い お店の雰囲気に
ぴったり。衣装も 真っ赤なドレスで 魅惑的。

九州からのお客様は インターネットで
シャンソニエ マダムREIで フランスごのシャンソンが
聴けると調べて いらしてくださいました。
ピアニストの山白さんは私の歌う 「雪が降る」の伴奏
で 本当の粉雪を降らしたような 弾き方をしてくださいました。
お客様にも 私にも ベルギーの細かい 絹の糸のような 雪が
見えた シャンソニエの夜でした。