シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 玉三郎の 帝国ホテルディナーショー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/5e/e488e5bf3e5b7a8fffdfd93fcab58923.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0c/43710aa3f9fab0b1b4363f238e4761f9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/5a/b2ff9c0cfad5d6654e410d525e4e0534.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/cd/951334042877a454d2b949aaa2e8af93.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/98/7b927e7fc492852454ebb2286f5e2162.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/70/41f8f239b7c57191706f805d5b3fb524.jpg)
人間国宝である 歌舞伎役者という玉三郎に
とてつもない 憧憬と尊敬を抱き
長年
舞台での その 美しさを讃えつづけ
まるで 手の届かない 幻かとも思うほど
私は 玉三郎さんに 絶大な賛辞を送りながら
歌舞伎座で 毎度 毎度 感動しています。
視覚的な 美は 言うまでも無く
最近は
歌舞伎 襲名披露で 歌舞伎役者さん皆さんが
それぞれ口上を述べる時
鶯の様に 濁りの無い 透き通る美声と
滑舌の良さにも 満足して
私の耳と 目は 玉三郎さんに裏切られたことは
一度も無いのですが
日生劇場で 京劇風の単独リサイタルを
観劇した時は
幾度も幾度も 最後に お辞儀をした
色々なパターンの お辞儀の仕方の美だけが
脳裏に焼き付いていて
歌舞伎の中で演じたり 舞ったりする印象のようではなく
あー こういう芸風も挑戦なさっているのだわねぇ。
やはり 歌舞伎の定番が いいなぁー
なんて 思った記憶があります。
玉三郎の熱烈なファンは ファンクラブもあるそうで
藤倉さんは そこに所属していた頃もあったそうです。
そして
二年前 九州の八千代座に 玉三郎の 舞いを
今回同様の
三越主催のツァーで 参加して
素晴しかったとも 伺っています。
そして
藤倉さんが 玉三郎が大好きな理由は
その 芸の素晴らしさだけではなく
玉三郎さんが 越路吹雪さんの 大ファンで
自分の出演が無い時は 越路吹雪さんの舞台に
通い続けたという
越路さんを愛しつづける忠実なファンである
という 藤倉さんと共通の美意識でも あります。
歌舞伎の出演の合間にも越路吹雪さんの
テープを聴いて 癒されたり 外国旅行している
気分になったりしていたという
お話しは
ディナーショーの前の トークショーで
玉三郎さん ご本人が なさいました。
歌唱 ボイストレーニングは 50才の時
声の出が 悪くなってから
プロに 習い始めたそうです。
段々 声が出てきて
歌唱しようと ここのところ
求められて
シャンソンや 他の歌も 歌うショーを
し始めたとのことです。
拙い歌ですが
お聞きくださりありがとうございました。と
最後に 謙虚な ご挨拶が ありました。
私の様に 歌唱一筋 発声 リズムの切れ感
西洋音楽の旋律ライン
日本語のディクション
外国語のディクション
その追求 希求 だけで
生きて半世紀
鑑賞することにおいても
本場西洋で 耳も 特別に 教育してしまったので
音感 音程 声色などに対して地獄耳で
そう簡単には
私の耳は 喜ばない。
そういうプロの観客もいると想定しての 謙虚な
姿勢でしたので
批判したくても
あまり 言えなくなっちゃうーーー
拙い歌・・・という セリフが高感度でした。
歌舞伎の時
拙い演技です・・・とは まさか おっしゃらないでしょうから
自分を自分で 理解しているのかも・・・
歌舞伎役者の玉三郎は 私のミューズ 女神
人間国宝の技と美
手の届かない 人。
歌手の玉三郎は 親近感を感じる。
天空から 天女が 砂浜に降りてきて
姿が 人間に変わり
そして 地上の人になって
親近感をもって 私達との間に あった
神秘性の垣根を 取り払ってしまった・・・
なのに
芸に対する真摯な 心
品格を失わない 嫌みのない
歌唱でした。
発声は 声楽的です。
デッキング 喉の奥を長く後ろへ開ける
ハイバリトン声
イタリア的な 明るい色ではないけれど
フレーズは クラシック音楽の 旋律ライン唱法で
シャンソン ボサノバ ポップスを
日本語で 歌われたのですが
どの 曲も 同じマイルドな雰囲気で
リズム感は 歌舞伎的に感じました。
声色も 同じで
美しい丁寧な 穏やかな パンチフォルテのない
優しさの 歌唱でした。
玉三郎は ブラシド ドミンゴが大好きらしいので
フレーズの造りは
ポピュラー的でなく
声楽的に 自分の音楽づくりをしているのかもしれません。
セ・シ・ボン
枯葉
人の気も知らないで
バラ色の人生
パダンパダン
水に流して
シャンソンを歌いました。
岩谷時子さんの 訳詩です。
そして 内藤さん作曲と岩谷時子さん作詞
アマリア という歌を歌った時と
アズナブールの妻へという曲を歌った時
隣の 藤倉さんは 泣いていらっしゃいました。
越路さんを歌える歌手は 玉三郎さんくらいよ。
とおっしゃっていました。
私は
歌舞伎の時は 玉三郎さんの滑舌が見事で
一言一句 聞こえ 耳が喜び 聞き入り
手の指の先
目の 動き
それらが 魅力的すぎて見入っています。
西洋音楽の歌唱の日本語の歌詞は
ときどき 何を言っているか
よく聞こえないところもあり
居眠りを三回してしまいました。
勝本先生曰く
居眠りのできるエンターテイメントは
いいのよぉー
居眠りも出来ない程だと びっくり仰天ということか
感動で 心と魂が引き込まれるか
どちらかよー
そういうことらしいので 今宵は
癒されたのかもしれません。
歌唱するときの玉三郎さんの手は
お腹の前で 結んでいて
高い声の時は 両肩が上がり
腰も 前にノメリ
演技はなさらず 横に歩き 止まり
または 後ろに下がって 歌うという
いままで 見たことの無い 姿かたちでした。
表現も それ程は していないように
感じたのですが
日本的で 良いと言えは 良いのかもしれません。
西洋生活していないのに
西洋人の真似で 大げさにしても
おかしいですからねぇ。
歌舞伎役者の西洋音楽なわけですから。
歌唱スタイル = 自身の嗜好 思考
歌手は自分が聴きたい見たい 歌手に自分がなるので
或る意味 オリジナル
歌手の個性ですから
玉三郎の 歌唱の大ファンも沢山いるということは
玉三郎スタイルシャンソン は
新たな歌唱スタイルなのかもしれません。
400人のディナーショーは豪華
お食事もおいしく
お客様は お洒落でゴージャスで
和服の方も多く 若い女性も多く
とても リッチな 二時間半を過ごしました。
ありがたい ありがたい 新しい宇宙のひと時。
ディナーショーの前には
渋谷BUNKAMURAで「ベルギー 奇想の系譜」
という ベルギー人画家の 絵画展で美術鑑賞も
バスツァーに 入っていました。
ベルギー王立美術館で 鑑賞した私の留学時代から
早 30年が過ぎて
日本語の文字の解説付きで
ベルギー人画家の 一連の画家たちを鑑賞したら
今頃 ベルギー芸術の 哲学的意味合いが理解できてきました。
絵画展は 混んでいました。
若い人たちが とても 多かったので
人気なんだなぁーと感じました。
ちょっと 漫画的で グロテスクで怖い絵で
精密描写で 美を表現していて
若い世代に 受けそうだなぁーと 思いました。
七つの罪は シャンソン メアキュルパのお蔭で
とても 良く理解した キリスト教の題材なので
その 恐ろしい絵なのに コミックな描写が
15~16世紀なのに 古くなくて
斬新に感じます。
ありがたい 遊びと学びが 合体した美術 音楽
ファッション 五感の喜び方法
藤倉流 生涯現役生き生き人生邁進技を
またまた 学習いたしました。感謝。大感謝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/5e/e488e5bf3e5b7a8fffdfd93fcab58923.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0c/43710aa3f9fab0b1b4363f238e4761f9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/5a/b2ff9c0cfad5d6654e410d525e4e0534.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/cd/951334042877a454d2b949aaa2e8af93.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/98/7b927e7fc492852454ebb2286f5e2162.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/70/41f8f239b7c57191706f805d5b3fb524.jpg)
人間国宝である 歌舞伎役者という玉三郎に
とてつもない 憧憬と尊敬を抱き
長年
舞台での その 美しさを讃えつづけ
まるで 手の届かない 幻かとも思うほど
私は 玉三郎さんに 絶大な賛辞を送りながら
歌舞伎座で 毎度 毎度 感動しています。
視覚的な 美は 言うまでも無く
最近は
歌舞伎 襲名披露で 歌舞伎役者さん皆さんが
それぞれ口上を述べる時
鶯の様に 濁りの無い 透き通る美声と
滑舌の良さにも 満足して
私の耳と 目は 玉三郎さんに裏切られたことは
一度も無いのですが
日生劇場で 京劇風の単独リサイタルを
観劇した時は
幾度も幾度も 最後に お辞儀をした
色々なパターンの お辞儀の仕方の美だけが
脳裏に焼き付いていて
歌舞伎の中で演じたり 舞ったりする印象のようではなく
あー こういう芸風も挑戦なさっているのだわねぇ。
やはり 歌舞伎の定番が いいなぁー
なんて 思った記憶があります。
玉三郎の熱烈なファンは ファンクラブもあるそうで
藤倉さんは そこに所属していた頃もあったそうです。
そして
二年前 九州の八千代座に 玉三郎の 舞いを
今回同様の
三越主催のツァーで 参加して
素晴しかったとも 伺っています。
そして
藤倉さんが 玉三郎が大好きな理由は
その 芸の素晴らしさだけではなく
玉三郎さんが 越路吹雪さんの 大ファンで
自分の出演が無い時は 越路吹雪さんの舞台に
通い続けたという
越路さんを愛しつづける忠実なファンである
という 藤倉さんと共通の美意識でも あります。
歌舞伎の出演の合間にも越路吹雪さんの
テープを聴いて 癒されたり 外国旅行している
気分になったりしていたという
お話しは
ディナーショーの前の トークショーで
玉三郎さん ご本人が なさいました。
歌唱 ボイストレーニングは 50才の時
声の出が 悪くなってから
プロに 習い始めたそうです。
段々 声が出てきて
歌唱しようと ここのところ
求められて
シャンソンや 他の歌も 歌うショーを
し始めたとのことです。
拙い歌ですが
お聞きくださりありがとうございました。と
最後に 謙虚な ご挨拶が ありました。
私の様に 歌唱一筋 発声 リズムの切れ感
西洋音楽の旋律ライン
日本語のディクション
外国語のディクション
その追求 希求 だけで
生きて半世紀
鑑賞することにおいても
本場西洋で 耳も 特別に 教育してしまったので
音感 音程 声色などに対して地獄耳で
そう簡単には
私の耳は 喜ばない。
そういうプロの観客もいると想定しての 謙虚な
姿勢でしたので
批判したくても
あまり 言えなくなっちゃうーーー
拙い歌・・・という セリフが高感度でした。
歌舞伎の時
拙い演技です・・・とは まさか おっしゃらないでしょうから
自分を自分で 理解しているのかも・・・
歌舞伎役者の玉三郎は 私のミューズ 女神
人間国宝の技と美
手の届かない 人。
歌手の玉三郎は 親近感を感じる。
天空から 天女が 砂浜に降りてきて
姿が 人間に変わり
そして 地上の人になって
親近感をもって 私達との間に あった
神秘性の垣根を 取り払ってしまった・・・
なのに
芸に対する真摯な 心
品格を失わない 嫌みのない
歌唱でした。
発声は 声楽的です。
デッキング 喉の奥を長く後ろへ開ける
ハイバリトン声
イタリア的な 明るい色ではないけれど
フレーズは クラシック音楽の 旋律ライン唱法で
シャンソン ボサノバ ポップスを
日本語で 歌われたのですが
どの 曲も 同じマイルドな雰囲気で
リズム感は 歌舞伎的に感じました。
声色も 同じで
美しい丁寧な 穏やかな パンチフォルテのない
優しさの 歌唱でした。
玉三郎は ブラシド ドミンゴが大好きらしいので
フレーズの造りは
ポピュラー的でなく
声楽的に 自分の音楽づくりをしているのかもしれません。
セ・シ・ボン
枯葉
人の気も知らないで
バラ色の人生
パダンパダン
水に流して
シャンソンを歌いました。
岩谷時子さんの 訳詩です。
そして 内藤さん作曲と岩谷時子さん作詞
アマリア という歌を歌った時と
アズナブールの妻へという曲を歌った時
隣の 藤倉さんは 泣いていらっしゃいました。
越路さんを歌える歌手は 玉三郎さんくらいよ。
とおっしゃっていました。
私は
歌舞伎の時は 玉三郎さんの滑舌が見事で
一言一句 聞こえ 耳が喜び 聞き入り
手の指の先
目の 動き
それらが 魅力的すぎて見入っています。
西洋音楽の歌唱の日本語の歌詞は
ときどき 何を言っているか
よく聞こえないところもあり
居眠りを三回してしまいました。
勝本先生曰く
居眠りのできるエンターテイメントは
いいのよぉー
居眠りも出来ない程だと びっくり仰天ということか
感動で 心と魂が引き込まれるか
どちらかよー
そういうことらしいので 今宵は
癒されたのかもしれません。
歌唱するときの玉三郎さんの手は
お腹の前で 結んでいて
高い声の時は 両肩が上がり
腰も 前にノメリ
演技はなさらず 横に歩き 止まり
または 後ろに下がって 歌うという
いままで 見たことの無い 姿かたちでした。
表現も それ程は していないように
感じたのですが
日本的で 良いと言えは 良いのかもしれません。
西洋生活していないのに
西洋人の真似で 大げさにしても
おかしいですからねぇ。
歌舞伎役者の西洋音楽なわけですから。
歌唱スタイル = 自身の嗜好 思考
歌手は自分が聴きたい見たい 歌手に自分がなるので
或る意味 オリジナル
歌手の個性ですから
玉三郎の 歌唱の大ファンも沢山いるということは
玉三郎スタイルシャンソン は
新たな歌唱スタイルなのかもしれません。
400人のディナーショーは豪華
お食事もおいしく
お客様は お洒落でゴージャスで
和服の方も多く 若い女性も多く
とても リッチな 二時間半を過ごしました。
ありがたい ありがたい 新しい宇宙のひと時。
ディナーショーの前には
渋谷BUNKAMURAで「ベルギー 奇想の系譜」
という ベルギー人画家の 絵画展で美術鑑賞も
バスツァーに 入っていました。
ベルギー王立美術館で 鑑賞した私の留学時代から
早 30年が過ぎて
日本語の文字の解説付きで
ベルギー人画家の 一連の画家たちを鑑賞したら
今頃 ベルギー芸術の 哲学的意味合いが理解できてきました。
絵画展は 混んでいました。
若い人たちが とても 多かったので
人気なんだなぁーと感じました。
ちょっと 漫画的で グロテスクで怖い絵で
精密描写で 美を表現していて
若い世代に 受けそうだなぁーと 思いました。
七つの罪は シャンソン メアキュルパのお蔭で
とても 良く理解した キリスト教の題材なので
その 恐ろしい絵なのに コミックな描写が
15~16世紀なのに 古くなくて
斬新に感じます。
ありがたい 遊びと学びが 合体した美術 音楽
ファッション 五感の喜び方法
藤倉流 生涯現役生き生き人生邁進技を
またまた 学習いたしました。感謝。大感謝。