シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

ライブハウス シャンソニエ マダムREI リリ・レイの店

2009年02月28日 01時40分07秒 | Weblog
銀座並木通りの ライブハウス シャンソニエ マダムREI

金曜日 朝から 雪が降りました。
寒くて 大粒の雪の中 駅までの タクシーを
待つ事 30分近く
体が 凍えてきました。
同じようにタクシーを待つ 初老の方に
「もし タクシーが 来たら ご一緒に 乗せてください」と
声を掛けました。一台の やっと 来た タクシーに 乗せていただきました。
ありがとうございます。
困った時 コミュニケーションが 幸せを呼びます。

今月2月は お店屋さんとすると
ニッパチ といって 稼働日数が少なく 寒く
そして 決算前とかで とても 厳しい月のはずですけれど
シャンソニエ マダムREIは
お客様に 助けられて この時代で 生き延びられる
幸せを 頂きました。
月末 に 私にお花を持ってきて下さる お客様は
口に出さずとも
「リリ・レイさん 頑張ってるね。応援してるからね。」と
いう 心の 言葉が 聞こえてきます。
本当に ありがとう。
生かされている 自分が 存在しています。
人 という字 のように 支えられて 人になっている自分
が 生かされています。明日も 楽しく 音楽しましょう。
青い薔薇を 頂き お店の灰皿と 一緒に飾りました。

ライブハウス シャンソニエ マダムREI

2009年02月26日 11時22分06秒 | Weblog
毎日の出会いが 幸せな時代です。
この 不況でも お客様が お店の扉を
開けて お入りになると 「ありがとうございます。
会社は 大丈夫?仕事は?大変でしょ?」
と 心の底から 手を握り合いたい 気持ちになります。
銀座は やはり 経済に直結した街ですから
日経新聞などに 情報が 出る以前に
経済状況が 見えてくる街です。
皆さん 経済人の 情報から
やはり 百年に一度の 不況のように 感じます。
この時代に 生きて 働いていて 試練を乗り越える中
自分を必要としている人達や 場所があるという
希望を 持たないと 暗くなる 時代ですねえ。
リリさんは 今日も 音楽で お囃子をたてて
自分の元気を
湧き上がらせます。

ライブハウス シャンソニエ マダムREI リリ・レイの店

2009年02月25日 10時24分57秒 | Weblog
和食 匠の技 紀州梅の 甘露煮

わざ 技 技術 テクニック。
何事にも テクニックという 基本が プロフェショナルの土台です。
そして その後 心や 愛情や 人間性が 加味されて
やがて 芸術に 至る と 私は考えています。
音楽も 絵画も 文学も 基本のわざ を身につけるのには
長い長い 月日 の 愚直な訓練が必要です。
料理も 芸術に 至る道は 長い試練と忍耐の道てすね。
私のお店の 板さんは
早い時間から 仕込みをし 暇なお店の時間でも
いつも コツコツ 休まずに 手間隙かかる仕事をし続けます。
紀州梅の甘露煮
これは 芸術的な お味ですし 美しいです。
昔からの 和食の技術を酷使して
今では なかなか 料亭などの 高級店でしか
味わえない 手の込んだ 一品を作ります。
大粒な紀州梅ぼしに 小さな針の穴を 沢山あけて
しわくちゃな 梅干の 塩を抜きます。
静かな 水の流れでさらす事 三日
そして 少量の砂糖を 何回かに分けて 密にして 煮込みます。
生梅の蜜煮とは違った 深い 梅干の蜜煮。
仕込から 四日めに 出来上がります。
お献立には 載っていない 隠れ一品。食べるのには
たった一分間なのに
製作に四日。歌手の私には とうてい 出来ない 忍の仕事。
でも 歌うこと フランス語のシャンソンも 同じ。
三分間のシャンソンを歌えるようになるまでに
私は 三歳から 半世紀 音楽の
下積みをしてきて まだ 音楽の神様に
満足していただきたくて 勉強しつづけています。
昨晩 小ぬか雨の 寒い中
お店に 私の弾き語りを聞きにいらして
ずっと 最後まで聞き続けてくださった 方々に感謝。
シャンソンを聞いている間 せめて 世辞の雑念から
音楽の至福の時が 訪れるようにと 願いながら・・・・
私自身も ミューズの神が微笑むように
いつも 純粋な 自分に戻り歌いたいと 願いながら・・・・
毎夜 歌いつづけます。継続 継続。


長坂 玲 リリ・レイの 窓メール

2009年02月24日 11時44分22秒 | Weblog
「長坂 玲 毎月曜日の 窓メール」 という 通信を もう 10間続けています。
外国の友人や 日本各地へ 私の感じることを 写真と共に
送り続けています。今週 2月 最後の 月曜日メール。
下記です。

「並木通りの金成ビル4階の 窓辺。
もう直ぐ 3月ですね。
お坊さんのお客様が プレゼントしてくださった花。
桃と 柳と 白いカーラが 初春の宵 を演出しています。
今年は 無休で営業している シャンソニエ マダムREI & 和食 窓。
和食は 出汁から 時間をかけて 作る 日本伝統の味。
当店で 食後に 無料で演奏するシャンソンは
もう 既に 日本の文化に なっている 大人心の歌。
フランス中世 吟遊詩人 からの発祥のシャンソンは
第二次世界大戦後 荒涼としたパリで
再度 人々の魂を開花させました。
時代の 悪い時 心に沁みる エネルギーがあります。
文化 伝統を 守り続ける事。芸術を伝える事。
難しい事ではなく 心が癒されたり 慰められたり 楽しかったり・・・・・
毎日継続する 人間の生活の営みの中に あるように感じます。
シャンソンも 既に 日本文化になり
和食は パリや 世界で ブームです。
世界は狭くなりました。
不況が 世界共通というのも うなづけます。
今朝 雨のどんよりした 空はパリの冬みたい。
欧州の生活を 思い出します。
必ず 訪れる春を待ち続ける 暗い寒い長い冬 若い頃の思い出です。」

ライブハウス シャンソニエ マダムREI

2009年02月23日 10時40分48秒 | Weblog
日曜日のライブハウス

関西からシャンソンフォリーに
土曜日に 出演なさられた シャンソン歌手
山本 直毅さんが 生徒さんたちと 歌いにいらっしゃいました。
初対面でしたけれど
ピアノの上手な そして よい声の 山本さん。
山本さんの 流麗な
伴奏で 愛の賛歌を 私は歌はさせて頂きました。
山本さんは 弾き語りの ラ・ボエームを
聞かせてくださいましたけれど 素敵な雰囲気でした。
生徒さんも 感じがよくて 新たな出会いが出来て
シャンソニエの日曜日を 今年から 営業し始めた事が
喜びに なりました。ありがとうございます。
音楽の出会いこそ 何よりの 喜びです。
お客様の ファントム田中さんは オペラのアリアを
私の伴奏で 歌ってくださいました。

ライブハウス シャンソニエ

2009年02月22日 10時14分29秒 | Weblog
シャンソニェマダムREIのライブ

2月20日金曜日 メルパルクホールでのコンサートを
終えて シャンソニエへ戻りました。
お店で待っていてくださる お客様がいらっしゃるので
舞台メーク 舞台衣装のまま 飛んで帰りました。
深夜12時まで シャンソニエで
シャンソンの弾き語りをして
帰宅は一時半。
おなかがペコペコで 深夜 二時に
イタリア風の リゾットを作りました。
平らげて 三時にバタンキュー。
気絶したように 寝てしまい
朝 目覚ましが 聞こえず 土曜日の朝は 大寝坊です。
生徒さんへのレッスンに 遅刻。
シャンソン教室は 夜 ライブハウスに変身。
最近 ライブの時 私は よく 弾き語りをします。
リリ・レイの弾き語りが 良いという お客様が多いのは
嬉しいです。バルバラも 今パリで大人気の
ジュリエッタも 弾き語りをする
私の 尊敬する歌手ですから・・・・
ピアノを弾きながら 歌うと
パーフォーマンスは できないのですけれど
同じ体から 出る ピアノ伴奏と 声 の 音楽性なので
魂は 深くなります。
金曜日は 米田 マリさんの 弾き語りもありました。
ジャズの コードと リズムに 酔いしれます。声も深く
高い声 軽い声 楽器としての声の作り方が 流石です。
土曜 日曜日 もこのまま 休み無く 続く
私の シャンソン街道。今週 土曜 日曜日は 私が伴奏ピアニスト。


シャンソンフォリー2009

2009年02月19日 13時06分01秒 | Weblog
リリ・レイ

明日の シャンソンフォリー コンサートでは
パリを思い
「街角」シャルル トゥルネ作詞作曲の シャンソンを
フランス語で歌います。
美しい旋律 そして 素敵な 詩 韻を踏み 綺麗なフランス語。
ポエムは こんな 内容です。大声で
絶唱するシャンソンではありませんし
決して ドラマティックではないけれど 大人の歌です。

Coin de rue( 道の角)
私は 思い出す 今はもう無い 街角
子供の頃 あそこで 遊んだわ
今は Cafeに なっている
その前の花屋さんでは 恋人達に花を売っている
そして お葬式の花も
私は この場で
待ちながら泣いた15歳の恋の夜を 思い出す。
ここで 失った恋。
あれから 旅を沢山して 世界観が私を変えた。
私は この 街角に来て 色々思い出す。
友達の事や 小さな 春のすずらん(幸福の)を
二つのコインの
お小遣いで買ったこと。
目に浮かぶ 私の15歳 私の20歳 。
消えた 全て。あの頃。
そこには私の古い 思い出がある。私の 古い 街角。



パリ祭

2009年02月19日 12時21分55秒 | Weblog
パリ祭
リリ・レイという 私のパリの芸名で
今年は NHKパリ祭7月4日土曜日に出演いたします。
場所は NHKホールです。

明日2月20日 金曜日は
「シャンソンフォリー」というコンサート。
一年に一度 三日間
6000人が メルパルクホールでシャンソンを
楽しむ シャンソンのお祭イベント。
大きなホールで シャンソンを歌うのも
小さな シャンソニエで 歌うのも
私にとっては 同じ 難しさで そして 同じ喜びです。
歌手にとっての 喜びとは
その 体から発する歌声が 聞く人々とのコミュニケーションに
なることです。
四の五の言わなくても 理屈や 理論でなく
精神性を 共有できることです。
昨晩 たった一人の シャンソンが大好きなお客様の為に
弾き語りをした シャンソニエマダムREIの私の魂と
明日2000人のお客様の為に歌う私は 同じ人間性と
声を発し 音楽の神様 ミューズが 微笑むのを
待つのみです。
シャンソンは 第二次大戦後のパリで再び花開いた文化
今の世界不況に 心に沁みる文化ですねえ。

リリ・レイ シャンソン歌手

2009年02月18日 11時14分51秒 | Weblog
初春の花々が咲き始めました。我が家の側の公園
空き地なのですけれど 隣のNさん 元ピアニストの
奥様が ボランティアで 植えた花々が
咲き始めます。朝 隣のN家から 聞こえる
練習のピアノの音色 クラシックの曲に 癒されます。
水仙の花達も 喜んでいます。

日本シャンソン館

2009年02月18日 11時08分35秒 | Weblog
芦野宏 館長 のシャンソン館
いつでも 美声 品格に 舞台人として 学ばせていただく
芦野先生の シャンソン館です。フランスのシャンソン歌手
の 衣装の展示に シャンソンの生きた魂を感じます。
キャフェは パリの様。
売店には 素敵なグッズも 一杯です。

シャンソニエ マダムREI 窓

2009年02月16日 10時43分11秒 | Weblog
2月15日 日曜日 日本シャンソン館
朝 10時
リハーサルを 芦野宏先生に 舞台で聴いていただきます。
午前11時
第一部 開始
お昼間に 二部のリハーサル
午後2時
第二部 開始
毎晩 深夜まで歌っているので 朝10時は
声が出にくくてかすれます。
でも
発声の基本 体を使い腹式呼吸 息の流れを酷使します。
プロは 毎日 たとえ 病気でも 風邪でも 寝ていなくても
歌わなくては なりません。代理は 居ないから。
こんな 生活が 子供の頃からずっと
続いています。歌手であることが 息を吸う事と同じ
生活になっています。ありがたいですね。同じことを
続けられて。健康に感謝しています。
温かい シャンソン館の お客様と お別れして
夜は 群馬県から シャンソニエ マダムREIへ戻り
そして 松川裕さん主催のクラシックコンサートを
私の店でしていただいているので 合流しました。
シャンソニエの2月15日
お昼間に一部 飲み物付 コンサート
夜 二部 お食事つきコンサート
通算五十人位の お客様が シャンソニエで
クラシックの演奏会と 和食を楽しんでいただきました。
自宅に戻り
温かいお風呂に体を沈めると お湯の音さえ音楽に
聞こえてくるほど・・・・音楽に心も魂も救われています。

ライブハウス のリリ・レイ シャンソン歌手

2009年02月16日 10時29分29秒 | Weblog
バレンタインデー
2月13日 金曜日
私のシャンソンアカデミーの生徒さん二名
伊藤雅治さんと 宮崎和歌子さんに 出演していただき
リリ・レイショーを致しました。
満席の シャンソニエ で 和食を頂きながら
盛り上がり 音楽に酔いしれ 熱気の中で
六時間が あっという間に過ぎました。
寝不足の翌日 土曜日は 都心の気温が25度
でした。お昼間 シャンソンのレッスンを
楽しくして 群馬県へ 夜 出発しました。
毎月 一度 日本シャンソン館で歌うためです。
前夜 自分の シャンソンの 勉強をして
いつも 少し 睡眠不足になります。
昔から 案外 臆病な私は 試験とかコンサートが
近づくと
勉強をして 眠れなくなる性質です。
でも そのお陰で レパートリーは 維持 管理できるのかも
知れません。

ライブハウス リリ・レイのお店

2009年02月12日 10時16分51秒 | Weblog
建国記念日
旗日
並木通りには 日の丸の旗が 飾られています。
パリでは
よく 国旗が 掲げられていますけれど
日本では 国旗は 街中では
あまり見れなくなりました。
休日ですけれど
シャンソンを 学びたい方々に 教える為に
午後 銀座の お店 シャンソニエマダムREIで
教えていました。
リリ・レイのライブは
建国記念日の2月11日 お休みでしたので
思い切って
有楽町マリオンへ行き 映画を見ました。
「マンマミーア」ミュージカルです。
音楽はアバの ナンバーですけれど
メリル ストゥリーブは 歌が上手かったし
ダンスも60歳とは 思えなかった・・・・・
幸せな気持ちになりました。
しかも
ラストの 歌で 涙。
音楽 は 神からのギフト
神からのギフトを 提供できる歌手という 役割。
音楽家という 職業の 道は 死ぬまで続く
精進力の 長い道ですけれど
求める 音楽の美しさへの到達は
人間性 精進性の美しさへの 希求なのかしら?
「信 義 忠」という心理は
音楽に対しても 人間に対しても
一番 大切に 考えたい 私の希望 で 憧れです。