シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley  銀座資生堂パーラーと十字架

2013年05月31日 04時39分54秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley  銀座資生堂パーラーと十字架


木曜日を自分の自由日と決めたお蔭で
感動的な 活動が出来て 心身ともに爽やかです。
梅雨の小雨 肌寒く感じますが 水曜日は深夜から
木曜日の朝七時半までかけて 八月九日 に開催する
「リリ・レイ ピアフを歌う」のチラシの両面の印刷レイアウト
や原稿を パソコンで打ち 印刷会社の担当デザイナーに
送信。突貫工事的な スピードで 彼女も この原稿からデザイン
をして 校正繰り返し数週間後には 完成させなければなりません。
でも昔から コンサートばかりの私の相棒のデザイナー栗原マリさんは
慣れっこです。深夜も休日も 対応してくださる仕事師。

このコンサートは 内幸町ホール主催で つまり東京都主催の
8月8日 9日 10日 3日間シャンソンのイベントの
初日を 私に頼んでくださったという 有難いチャンスですから
本格的に 開催依頼があり その内容を把握したのは
今年の初めで ピアフの没後50周年なので
そのオマージュとしての リサイタルをすることにしてからは
企画 構成 シナリオ バンドメンバー スケジュール調整
アレンジの為の 曲目選び22曲・・・時間が 掛かりました。 

毎夜 このリサイタルのクリエイティブ作業しつつ 22曲中 6曲は
新曲なので・・・・はぁー ぺらぺら とただ朗読して
ピアノ叩いて 正確な音とり リズムとり
音楽性のラインと プログラムの中の一曲としての
存在の曲想 アレンジも練り上げます。
そして チラシつくり・・・に やっと 到れるわけです。

演奏家は 他人任せだと 思想や哲学を主張出来ないので
変なプロデューサーや マネージャーや 付き人なんかが
居ない方が 楽ちん。
逆に 自分より優れた 音楽レベルの
人たちが支えてくれた場合は 兵隊さんとして 従順に
僕になれば それはそれなりに 大成功という結果も生み出します。
どちらにしても
舞台の 企画 演出 構成という仕事は 作品として
いかに 一貫した流れを作り 飽きさせないで
人間として生きている感性を 作品を通して 共有できるかどうか
・・・・観客と 制作側との コミュニケーションなのです。

ほぼ徹夜。昼まで数時間眠り 頭を休めて いざ 銀座へ・・・・
久しぶりに 大好きな資生堂パーラー三階のサロンドゥキャフェ
で 待ち合わせしました。
北海道で宝石や衣類のブティックを経営する生徒さんに
NHKホールで歌う「十字架」でつける 十字架のペンダントを
探していただき 銀座まで商品を持参して頂き
イチゴパフェを 頂きながら クロスのペンダントを 選びました。
三つ持参してくださったものの 値段の札を隠して
心から 美しいと思う十字架を選びました。
やっぱり 三つの中で 一番高い商品でした。
モノの価値は 嘘はつけないものだなー と思いました。


Les Crois十字架というシャンソンは まさに ピアフの為の
詩なんだなー と感じます。
ピアフは 胸にいつも一つ十字架のペンダントをつけて
祈り続けていたのです。
生まれてすぐ 失明し 聖地ルルドへ行き 祈り 奇跡的に目が見えるように
なり その後も 運命の交通事故 痛み止めの麻薬や睡眠薬中毒
度重なる恋と その喪失・・・
その傍ら 200を超える新曲の録音や舞台
数多の歌手達を発掘し手ほどきして育て世へ送り込む。
スタッフたちの経済的を支える・・・という47才までの
濃厚な人生は
「慈愛」と「耐える」事の一生涯で
常に神に祈りながら一生を終えたのですよね。

そして
素晴らしいことに 亡くなる一年前に 又結婚もした。
愛を信じることの出来る人だったのですねぇ。
お相手の テオ サラボは
年齢が二十歳以上も年下だったのに 気後れさえせず
素直に愛して 共に住み 共に歌い 臨終を迎えた・・
ピアフの最期の頃の見た目は
お婆さんのような47才でしたよね。凄いわー あっぱれだわ。

「私の胸には ちいさな 銀色の十字架・・・」
という この詩の内容通りの品物が 果たして見つかるのか心配でした。
探す時間がなかったので 頼んで良かったです。見つかりましたもの。

ピーちゃん家族から 頂いた聖地ルルドのお水 聖水に
その十字架を浸して 神に感謝し祈り
本日から私の胸にも小さな十字架を
提げることにいたしました。

Les Crois詩の後半の内容は
「ちっぽけな私には 頭の中に十字架があります。異常に大きな鉛の十字架です。
それは
愛と同じくらい とても大きいです。忍耐という言葉です。
その言葉を 唇で毎日繰り返します。
そして その重さで 私は死んでしまいそうです。」 

シャンソン歌手 リリ・レイLili Ley 長坂 玲 梅雨入り 日仏学院

2013年05月30日 03時47分56秒 | Weblog
シャンソン歌手 リリ・レイLili Ley 長坂 玲 梅雨入り 日仏学院


雨が降りはじめました。早い梅雨入りです。
アジサイが 雨に濡れて 綺麗な色です。ブルーの濃淡が
得も言われる 光沢で 小雨の中で 輝きます。

雨が好きです。
慈愛の雨。万物に必要な雨。物寂しい切ない気持ちを呼び起こす雨。
梅雨が好きなのは
きっと 六月生まれですから 生まれて初めて聞いた自然界の音が
雨の音だったのだと思います。
懐かしい 感じがします。

フランス語の音も 雨の音に似ています。
シュー スー しゅるしゅるー と 耳にやさしいです。
夜は 日仏学院に行き ボードレールのLe Poison 宿題の朗読を
少し練習してから出かけて 
悪の華 の 中の 一遍
官能の詩を 朗読いたしました。

日本人の訳詩家達の 日本語詞が 五つほど 用意してあり
ドラ先生にも 私にも 難しい訳詩日本語の 「毒」というポエム。
古い七五調の 訳だと 私は 漢字が読めないほどです。
日本人のくせに 恥ずかしいけれど 日本の昔人の訳は 格調高いですが
訳しきれない フランス語の感性。
日本言語は 曖昧で難しく フランス原語は リアルで簡潔に感じます。

二時間目の 新しいポエムは 知らない女性詩人でした。
Anna de Noailles の 若い時の詩 La vie profonde
深い人生とでも 訳すのでしょうか・・・
爽やかな  感性の人生観。

日仏学院の お庭に 夜遅くになっても オブジェを
建てている日本人青年が二人いて
よく見ると そのオブジェは 縦ピアノ 四台をつなげて
四角いものを 斜めに立てかけたような フォルムで
興味を 起こさせる 物体なので
眺めなら「はー 立てかけている間に 響く 音は 弾かなくても
まるで ジョン ケージの 現代音楽を 髣髴するわねぇ」
なーんて その 青年たちに 語りかけたら
チラシを 持って 追いかけてきて 日仏学院の「哲学の日」の
参加展示物だと説明してくださり
二人のプロフィールを見たら なーんと なんと 芸大の後輩たちでした。

一人は 芸大の音楽環境創造科 もう一人は芸大美術表現科学部
という科を 卒業した二人組で クリエイティブな 現代音楽の
哲学的 最先端の 美術と音楽と哲学と プラスアルファーの
表現家達なのです。
だいたい
私が在学中には 彼らの勉強した 環境創造科 なる科は 無かったです。
訪ねたら この十年以内にできた 科みたいです。

私は 音楽部 声楽科でーす。声が 楽器の科ですよー。と
先輩顔して ひとしきり 男子クリーエーター 後輩二人と 
美術学部 音楽学部の 先生たちの話や
美術学部の友人たちの 作品にまつわる
愉快なエピソードなど 話し合ってきました。
芸大卒って 先輩も後輩も めったに 社会で会う事もないし
そもそも
芸大出身の人たちは 芸術的作品つくりを目指すために 芸大に入学して
国際的な 先生に 習い
表現における 哲学 心理 などなど 勉強してきているので
何だか 商業的でない 一途さが 似通っています。

芸術家で居るという事は あるいは 目指すということは
魂を 悪魔に売らず 商業ベースに乗るなんて 
あんまり 考えないタイプが ほとんどです。
結果 万人に好まれれば 商業ベースに 乗っかっちゃうかも・・・
という事も ありますが
まぁ 芸大気質は 職人気質で純粋に 芸術目指す 夢を食べる
バク みたいなものでしょう。

私だって 変人よ。自分の ワンデイホリデーとか 夜の空いている
時間は フランス語ブラッシュアップ ポエム朗読とか
バレエストレッチとか 深夜籠りの練習妖怪。
根が 真面目な芸術目指す 仕事師。
あらゆる知識と あらゆる体験が 表現芸術の 心理で哲学だもの。
まだまだ 色々多岐にわたり 勉強しないと
たいした 哲学も もてないわよねぇー

生き方 生きる方向性 人間としてのキャパシティ 人間理解力 
「何を知り 何を思い 何を考え 何を表現したいか・・・」
それは 表現者の根っこ ですからねぇ。
宇宙と 地上に 生きる 我々の存在と それにまつわる
歴史 宗教 そして 愛 罪 なにもかも 
知れる限り 本で ニュースで 会話で 知って 知って
考えて 考えて・・・ 
はーあ 
音楽の練習だけでもない。 一杯 やらなければならない。
時間が足りない。

とりあえず アジサイが 咲き 梅雨入りしたわけで
確実に 時は過ぎゆく。寝ている場合じゃない・・・でも
寝ないと 皺が増える。加齢しちゃう。痩せちゃう。
寝なきゃ。 






シャンソン歌手 リリ・レイ LILI LEY 成城シャンソン村 深夜稽古

2013年05月29日 03時38分32秒 | Weblog
シャンソン歌手 リリ・レイ LILI LEY 成城シャンソン村 深夜稽古

昨年夏に 思い切って購入した ヤマハの防音室のお蔭で
全ての 仕事などが終わった後 明け方まで
大声出して 防音室の中の やはり
ヤマハのクラビノーバ メトロノオーム付きの電子ピアノを
叩き 結構真面目に 練習していると
一時間 フルで歌うと 汗がにじむような季節になりました。

バレエのストレッチでも 声出しでも 筋肉は暑い時の方が
柔軟で とても快適に 練習できます。
歌手は 本当に 肉体労働者です。
優雅そうに舞台の上では 見えるでしょうけれど
それは
水面下 水掻き状態の 背筋 腹筋 横隔膜 脚力の 凄い
筋肉技で 歌っています。
勿論 舌わざ 唇わざ 軟口蓋わざ・・・・何もかもが
筋肉による 歌唱ですから
なので 体が揺れたり 曲がったり 歌う事に専念して
舞台の振りが 乱れる歌手も 多いわけです。

楽そうに 流れるようにのびやかに自然に歌っているように
聞こえて 視覚的にも優雅に見える為には
大変な 筋肉わざ が必要で
それは 訓練しなければ 維持できません。
歌手も ダンサーも 一日では 出来上がらない。
何十年も 子供のころから続けていても
加齢するごとに ますます 訓練が必要で増さなければならない。

永遠に 訓練と節制が伴侶です。
ため息がでて 時間が足りないわーとも 感じますし
なーんにも 練習の事考えなくてよい日が 人生で
いつか 来るのかしら・・・とも。
臆病な私は  練習をさぼると 怖くて びくびくしてしまうので
そこそこ コンスタントに こつこつ精進の道 日進月歩です。
もっと 自分に厳しく鞭打って 追いつめられる性格なら
もっと 上手に なっているかもしれませんが
それも ちょっと心配。 
窮屈な人間性が 出てしまう可能性もあり
完璧主義の音楽家の演奏は だいたい 面白くないので
少し 破天荒なことも 必要なのよね。
なかなか出来ない。

せめて 美味しいモノ食べて 綺麗な花達に囲まれて
おしゃれして 香水振りまいて 
日帰り温泉 ラルゴ ナオミ 位が 私の お遊び・・・
芸の肥やしも 大したことないなー

今週も日曜日 パリ祭のお稽古がありますが
そのあと マイカー一人 ドライブして 
久々に 小田原のリゾートスパに 泊まり
小田原のフランスレストランに 参ります。
そのレストランは これまた 久々ですが
初恋の彼氏や その家族と散々行った 懐かしのレストランです。
ノスタルジーに 浸る お相手は マダムF>

エデットピアフのリサイタルを
開催するに当たって 22曲の テーマは 神 慈愛 狂愛 忍耐苦 喪失・・・。
と 私的には 感じます。
歌手は 思想と哲学をもって 表現芸術の世界を彷徨います。
筋肉でできた私の楽器・・・である声は 言葉を話します。
詩人の作った 英知のフランス語の言葉が 宝石の糸ように
韻の音の並びを秩序と計算で メロディーに編み込まれてあるのが
フランスシャンソンです。 
素晴らしく美しいのに そこに 人間が居る。
それは 肉の声だから その 言葉のニュアンスを伝えられる。

お馬鹿さんな私とは 似ても似つかない 
壮絶人生のピアフという歌手の為に 作られた シャンソンを
模索しています。
そして 何だかの回答が舞台です。良くも悪くも
舞台の上だけが 現在の私という人間の解答なのです。苦しいなー
 

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY  五月の末

2013年05月28日 03時27分40秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY  五月の末

初夏 涼やかな爽やかな深夜
明け方も 清々しく 寒くなく あーなんて 良い季節なのでしょう。
街につつじ の花が咲き 
アジサイも色づき
九州は 梅雨入りした ネットニュースで 読みました。
今年は 梅雨入りが早いらしいし 雨も多いという予報ですが・・・

衣替えをして Tシャツやら 夏のワンピースなどを出して
冬物と交代させましたけれど
又 雨の寒い日が来るのかなーなんて 思いながら・・・
夏に向かうときは
精神的に 高揚感があり 薄着になるという事も 身軽で
楽しいです。
やることが 沢山あります。
一人暮らしなのに 何故 仕事が山済みなのだろう・・・・
庭の花も 夏用に植え替えなくっちゃ・・・です。
さあ 明日は 夜 バレエ 
明後日 明々後日は 夜フランス語習うから
夜の部が 慌ただしくなります。
さっきまで フランス語シャンソン朗読していて
居眠りしていました。
今日は 何だか 眠いので 寝よーっと。



シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley パリ祭稽古が いよいよ開始

2013年05月27日 04時43分01秒 | Weblog
シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley パリ祭稽古が いよいよ開始


爽やかな五月の後半。
なんて 幸せな明るく 新緑の鮮やかな日曜日でしょう。
アイスクリームも 美味しく感じる 初夏の暑さ。
冬場は 一度も食べたくなかった アイスクリームも
食べられるようになりました。

でも まだ 湿度無く 室内は24度くらいですから
カーディガン着ています。
お水も室温で 飲めるようになりました。
長い冬だったから いつも体が寒くて暖かいものばかり
欲していたけれど
久しぶりに
冷たい水もおいしく感じて 気候の変化と共に
体が 欲する 食物の温度や食材 調理法とかが 
自然に変化してきますね。

日曜日の午後から夜まで 
今年7月13日 NHKホールでの パリ祭の稽古が始まりました。
皆で 舞台で一緒に歌う部分の 音とり稽古です。
アルトパートなので 日本語でメロディーラインを
いきなり 新しい楽譜で 歌うので 結構二時間でへとへと。
でも
気力を取り直して 銀座まで行き・・・もちろん マイカーでの
移動ですから 行動力は 広がりますから
疲れは感じず ドライブ 気分転換して
銀座の色々な お店の 舞台ドレスを 探検して 又 二時間も
銀座で一人遊びしてしまいました。

収穫は
二着 ロングドレス カラフルな夏用のずぼん二着 
麻のラフな 綺麗な色のワンピース。
パリ以外で 買い物するのは
私としては 珍しいことです。
時間があるとき 一目ぼれすれば 一応 直ぐに 考えず躊躇せず
ぱぱっと 購入してしまう性格で習慣で
買い物の為の楽しみ時間を作る人生は 忘れてしまったみたいですが
今日は 久しぶりに夜の銀座で 買い物楽しみました。

帰宅して自炊して夕食終え 美味しかったー
ソラマメを 殻ごと焼く方法を 教えて頂い挑戦。
さやで 15コ 前菜。
長崎ちゃんぽん 二人前作り 平らげ
妹が送ってきた 藤沢のプライベート牧場の
ジャージー牛のアイスクリーム デザートで食べてから
ソファーに転がったら
あらあら いつの間にか 寝てしまっていて
目が覚めたら 深夜 二時過ぎでした。
やおら
起きだして 買い物した衣料を 袋から出して ほくそ笑み
これから 
少し フランス語ポエム朗読して
第二弾 睡眠しよーっと。
本当に時差のない 自由人。一人暮らしの孤独に 勝る 特権。

好きなように自由に解放されたアーティストの暮らしを 
ボエミアンとフランス詩 では 表現します。
ラ ボエーム なんかが まさに それですが・・・
普通は 若かりし頃のボエミアン的暮らし を 加齢して懐かしむ
幸せだったあの頃・・・・・みたいに・・・・
というような 筋立てですが
私の場合 半世紀生きてきて ボエミアン的生活できるように
なれたので 
きゃー 人生って 不思議だわー
ただし ラボエームは 食べるものも無く 地位も社会も無く
ただ 自由と深夜の生活と愛だけがあったー みたいな感じなので
ちょっと
私の生活とは違います。愛は過去のみの 深夜妖怪。
まぁ いいかーっ。人それぞれ 人生には 神から与えられた運命の
流れがある。苦楽を 楽しまなきゃー です。
神様 今日も ありがとうございます。
素晴らしい五月の気候と平和と 音楽に 感謝です。
 


 

シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley長坂 玲  五月の成城が好き

2013年05月26日 01時52分51秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley長坂 玲  五月の成城が好き


あーなんて清々しい 爽やかな五月末なのでしょうか・・・
この数日は 湿度もない 風も強く吹かず 地震も無く
雨も降らず 肌の感覚が ハワイに居るみたいに 心地好いです。
ハワイは 二回しか行ったことがないけれど
食事以外
気候とか 風の気持ちよさは 快楽だった記憶がありますが
敢えて また行きたいという気持ちには なれないから 不思議です。

ここのところ 五月の成城は最高の気候だから
今の幸せ感を満喫しておこう。
暫くすると じめじめ 蚊も大量に出てきて
庭に出るたびに 刺されるだろうし・・・
アフリカの暑さのほうが 北極の寒さより 楽に感じるのは
私のDNAが きっと 南方系なのかもしれません。
でもねー
欧州の家は 暖房がセントラルヒーティングで
室内が とても暖かいので 東京の冬より
外気温が低くても 身体への寒さストレスは無いのですよ。
かつて 冬の
太陽が出ないベルギーの長い冬は辛かったけれど・・
もう 留学時代は三十年前のことで 今は温暖化で
あの頃とは 違う四季なのでしょうが・・

留学して 生活してから一年目は 四季の違いに 驚き
二年目からは それには慣れるけれど
文化 生活環境 人間性 宗教 哲学 モラル等の 
あらゆる面で 西洋人と東洋人の違いに
気づき始め 驚き 
やがて
何故か 愛国心があふれ出てきて 自分の国と 自分の街が
恋しくなり始め・・・
外国生活から帰国してみれば
自分が 少し西洋人化してしまっていることに驚き・・・
でも 祖国で生きる方が 楽でストレスも少ない。

他国に留学したり 生きて仕事してみると 外国旅行とは違い
日本人であるアイデンティティ みたいなものが
なんとなく 感じるものです。
その 気づき は とても感謝の感覚です。
日本人であるけれど 国際人でありたいと願い 西洋音楽を
長年にわたり勉強実践してきて 良かった!!!
語学力は 最強の国際人としての 味方です。
だから まだまだ フランス語 勉強しつづけます。

もしかして
ハワイアンを 学んでいたら ハワイが一番の
お気に入りになったかもしれないし
ジャズだったら アメリカだろうし
やはり私は
フランス音楽 シャンソンのフランス詩を学び続けなければ
ならない
何だかの 運命が ずーっと 過去から続いているのだわねぇ。

フランス語は難しいー でも エベレストに上る八十歳もいるのだから
見習おうー 挑戦し続けようー
フランス語は 発音が 本当に難しいと年々感じる・・
スキルアップすればするほど手ごわくなる。
成城の街も大好きだけれど
パリに 行かなければ ならないと
いつもいつも 焦るのです。
パリに 行かなくっちゃ。

かつて 西洋音楽のクラシック声楽家のとき 西洋の水を飲み
空気を吸い 耳で聞き 話し 交渉し そこで 生きて 
初めて 理解できたことが沢山あったから・・・
知りたい 見たい 聞きたい 分かりたい・・・好奇心がフツフツと
湧き上がります。とにかく やり続けるわ。
昨晩も 今宵も 朗読人生。人間心理表現しながら 朗読しつづける
私は 深夜フランス語シャンソンポエム朗読妖怪。



 

シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley 爽やか五月 五月のパリが好き

2013年05月25日 02時32分55秒 | Weblog
シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley 爽やか五月 五月のパリが好き


今年のパリは 三月まで 雪が沢山降って積もる日も多く
四月は一週間は晴れたものの また 雨が続き 暗くて太陽が出ない・・・と
パリ情報が入りました。
2年前パリの五月は 最高に 良い日和でしたけれどね。
五月のパリが好き・・という 明るい アズナブールのシャンソンも
地球の温暖化で 似合わない気候になることも 或るのかなー
そうそう 五月のパリが好きは 三番までありますけれど
原詩の二番は女性向の詩ではない フランス原語では男性が女たちを
ひやかす場面。景色も 女性も 何でも 美しく見えちゃうーって感じ。

つい最近フランスでは 男性同士 女性同士の結婚が認められて
世界では 十数番目の国として やっと 法的に認めたのですが
男の歌詞は 女のシャンソン歌手は歌わないし
逆に男性も 敢えて女装ゲイならば別ですが 女のポエムは
歌わないわねぇ。

オペラでは 私は男装して 若い男の子役 フィガロの結婚ケルビーノとか
ばらの騎士のオクタビアンとか
初々しい 細くてきれいな 男の子役を 女のズボン役と称して
随分舞台勉強しました。
宝塚とは ちょっと違うスタイルですが・・・
経験は宝。

それにしても
今年は 気候が世界的に異様らしい。年々もっと 夏と冬が長くなり
春と秋は 無くなっちゃうよ・・・と 専門家は ノタマイマス。
でも 人間は 紀元前 そのまた何万年も ずーと前から
あらゆる条件で生き抜いてきた歴史があるから
心配のし過ぎは 良くない。
逆にストレスを生み出してしまうかもー

ケセラセラ 楽しくまいりましょう。強い子になって 元気にいこー。
ここ数日の 湿度の無い暑さは 私にとっては 快楽 至福 天国。
冬の寒さは 何処へ・・・・
昨日の副交感神経の世界 ワンデイ ホリデーは何処へ・・
私の最高の 活動期に突入しました。
気力が みなぎります。太陽と満月と 暑さに乾杯。

シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲 歌手という人生

2013年05月25日 02時07分50秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲 歌手という人生


やはり 私は 歌手なのだわねぇ
結局 何もしないでは 終われなかった木曜日深夜。
初夏の 過ごしやすい夜の 布団の上で
ピアフの詩の朗読を ぺらぺらと 心理分析しながら
女優の様に 詩を洞察して 繰り返していたら
あらあら 二時間近くも 没頭してしまいました。
明け方まで ポエムの世界で 別の女に なって
一人 しゃべりっぱなし。
娼婦あり 恋する女あり 皿洗いあり 発狂あり・・・色々 盛りだくさん。

声を出すことだけが 歌手の勉強の仕方ではない。
ジャックリーヌ ダノも 家に籠って ただ 朗読する時間が
多い・・と 言っていたわ。
マリアカラスは 楽譜が 全てを教えてくれる・・と言っていた。
家では メガネかけて 楽譜ばかり読んでいたらしい。

大声張り上げるだけが 練習ではなくて
もっと 掘り下げ方が 必要な時
一番助けてくれる 開眼法は 朗読だと 思う。
上質な作品を作り上げるには 時間が掛かりすぎるわ。はぁー。

まぁ 私の場合は 声楽家だったから 声の技術 
長年培った 声色探しは 楽しくて仕方ない。
むしろ 馬鹿声をださないように 自分を見張り
ポエムに適切な 声色探しが 大変に おもしろい。

肉体 足腰や背筋 内臓の筋肉は 歌う事で長年鍛えすぎて
日増しに 健康優良児度は 増してきているみたい。
今年も 未だ 風邪は ひかないし 頭痛 肩こり 歯痛 
皆無のまま ありがたい感謝の日々。
健康が取り柄・・・ というより 健康でいないと 歌手の義務
練習ができないから・・・
歌手は 喉周辺がおかしいということは 無いようにしないと
お客様に対して 失礼だと プロになってから
もう二十代から びくびくしていて
その生活コントロールが辛くて仕方なかったけれど・・・今は昔のこと。
それが 当たり前で 慣れちゃって 自然にセルフコントロール
しているみたい。

体が健康で いつも 精神と肉体が楽器として不調ではなく
壊れたりしない
良い状態を 保つという義務感が常にあるので 心身の乱れは少なくて
ケセラセラ 楽天的になれる。
結局 仕事が自分を救い とても 丈夫になったのだと思います。

仕事柄・・というならば 感謝の一言です。
歌手である 体一つの職業が 私には重くて苦しくて
逃げ出したい声楽家時代もありましたけれど
試練の修業時代で 失敗経験というハードルで
あらゆる対処法を学び 予知予防やら 臆病なほど
食べ物 見るもの 聞くものも 遊びも 選び挑戦し
肉体免疫やら 筋肉強化やら 精神高揚作業やらを
やり続けているにすぎないみたいです。
歌手人生の 長年の習慣だわねぇ。

すでに 歌手向き・・・という性格は 大学入試の前に 太鼓判を
押され 当時 声楽家歌手目指すには まずは 明るく元気なことが
第一条件だったのです。それだけです。
勝本先生には それが歌手の才能 とまで言われました。

楽器の色は 人間の色ですから
スリラー映画ではないから 人にエネルギーや幸福感を
与える職業の歌手にとって 大切なのは 声の色。
明るい微笑み顔からは 明るい音色
仏頂面からは 不愉快そうな声が出てくるから 不思議です。

でもシャンソン歌手は それ以上の 凄い人間性や経験や
心理表現が 要求される職業なので
私の人生の晩年に 歌手寿命を延ばしてくれたと同時に
とんでもない
手ごわい勉強相手が やってきた・・・という感じです。

結局 私は 仕事師。徹底的に 一人我が道行く 仕事師的
職人的な歌手かもしれません。
フランス語の発音も 詩も 深いし 道は険しく坂道は続く。
シャンソンのエベレスト登頂80才 めざそう。
それより もっと長く 生きていたら 天国めざそーっと。

でも 恋におちたら 今度こそ 歌は辞めてしまうかもー
今までは 運命で何故か 止められなかったけれども・・・
辞められるのかなー?????

運命と神が 判断することですが・・・
私は 無能ながら 仕事師的に 歌手人生没頭の練習妖怪になる。
しかも そこに山があれば そこに舞台があれば 登り 引退無しだわねぇ。

恐れをなさなず 音楽に焼きもちなど焼かない 懐深く
歌の世界へぶっ飛んで 何も見えなくなる私の横で
孤独に追い込まても ほっとかれても平気な男性は
そうそうは 居ないものです。
舞台歌手は エゴイストに見られるかもしれないほど 
普通の女が ある日突然に舞台の前は 変身して妖怪のごとく
日常を放棄して 舞台に専心 そして
とてつもなく 別の世界へ飛んで行ってしまいますから・・・
それだけ
音楽の神と 観客に対して 重責があるという事です。 

シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley  ジョルジュ・ムスタキのミロール

2013年05月24日 02時08分09秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley  ジョルジュ・ムスタキのミロール


エデット ピアフの恋人だった時に ミロールというシャンソンの詩を
提供したムスタキさん
本人の歌は ギター弾きながら 淡々と語るようで
私の孤独とか 私の自由とか なのですが
ピアフに似合う歌は やはり それは 娼婦の慈愛が漂うポエムです。

ムスタキはユダヤ系 ギリシア人で エキゾティックなシャンソンも多いわねぇ。
亡くなっちゃったのね・・・

先日 シャンソン館で 歌ったミロール・・・

女なら誰にでも・・・かなー ・・・分からないけれど
少なくても 私には その娼婦性 は理解できるわ。
でも 教育や知性や育ちなんかが 邪魔するだろうし
必要性も無かったから
身を売ることは 無いし 自分一人で何とか食べていけるから
男性に頼る必要もない 自由恋愛の時代の人間として 生きていけるけれど
戦争のあと 仕事も無くて 男性も戦死していて
食べていくすべが 無かったとして
死を選ぶより 生き抜くのだろうなー  強い女の一面よね。

・・・だったら とか ・・・・なら
たられば の話はできないけれど 役者は演じなくてはならないから
色々 想像して 自分のセリフが嘘でないように
よーく 読み込まなくっちゃ。

もう一つ 大好きな娼婦のシャンソン 
「モン レジョネール」私の外人部隊の兵隊というピアフのシャンソン
はパリの ジャックリーヌダノにも イヴォン にも
リリに 似合っていると 言われたから・・・
昔 日本語とフランス語で 舞台で歌ったことがありますが
全部 フランス語で 今 練習しています。
先日 ウドンコさんに 詩を読んで アレンジを頼んだら
まさに ワニエさんの歌よね・・・だって。

IL etais mince 彼はスマートだった Il etais beau 美しかった 
砂の香りがした。Mon Legionaire

うーん 私の好み????
確かにハンサムで 男臭いタイプは 好きだけれど
よーく 過去を考えてみると恋に落ちたのは 
けっして そんなタイプだけとも限らない。
恋も愛も 天使が ある日 魔法をかけるだけだから・・・

私から好きになるとか 相手が一方的に好きになるとか・・では
恋愛事には なりえない。お互いが一目ぼれ するから 恋愛になる。
一目ぼれと言っても 突然とか ではない場合もあり
普通の友達とか 知己だったのに
天使が 歳月をかけて 魔法にかける事もあるし・・
よく分からない。恋愛も 結婚も あまり私には複雑ではない。
好きか 嫌いか 相性が合うか合わないか 楽しいか つまらないか
自分らしく居れるか・・・
娼婦の恋は 一夜の恋。体なのか 心なのか 魂なのか・・・恋。愛。
そういえば
ベルギーで よく言われた・・・日本人は 分けて考えすぎるって。
本当の愛は みっつ一緒なんだって・・・・
でも 日本のカルチャーって 違うから 私は 日本人らしく
振る舞ってしまうけれど 人間の本質はどうなのかしら・・・
まだまだ 良く分からない。
シャンソンのフランス詩の心理分析は 文化の分析でもあり 
人間分析でもあり
結局のところ 自分の中の 女分析なんだなー はーぁ 道は長い。
芸の道は長い。ため息です。



 

シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley   何もしない木曜日

2013年05月24日 00時04分12秒 | Weblog
シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley 何もしない木曜日


爽やかな 太陽がきらきら 鳥がさえずり
木曜日は 「何もしなーい」「だから 目覚ましもかけなーい」

ゆったり起きたのに 何だかんだと 業務連絡したりして
昼過ぎ
はっと 気が付けば
洗濯もの が たまり 部屋は 舞台衣装が散乱
冷蔵庫の 中は空っぽになっているし
庭は 草ぼうぼう 
家の日常業務が 滞っている状態です。
暑くなり始めると 私は嬉しいけれど 家の花達は 直ぐに ぐにゃりんと
してしまい 新鮮な冷たい水を 欲しているらしい。

日曜日 二回続けて 舞台があると やはり
私の眼は 楽譜に釘づけで 頭の中は クリエイティブ作業で一杯
なので 自宅の自分の部屋や個人の居間は 整理整頓が乱れています。

見回しただけで 気落ち。
綺麗に 整然とした場所に居ないと 私は 生きていけない癖に
コンサート活動の練習に夢中になると 周りが見えなくなり
はっと 気が付き 今度は 掃除婦に専念。

「あー 今日は 日仏学院のカラオケシャンソン授業さぼりたいなー
昨日の ボードレールの美的な詩のあとに 世俗的な カラオケ
シャンソンで せっかくの休日を カラオケ音聞くの いやだなー」

珍しく さぼりました。
そして 街に出て 食料調達したり 銀行やら振込みやら
そして 材料買い込み 自炊して 掃除して 洗濯して
庭の葡萄の 剪定して 一日が終了。

一日は あっという間に 過ぎてしまい
一日誰とも口をきかなくても 勉強も練習もしなくて
やることが 山ほどあって
カーテンを開けたと思ったら
もう 〆る時間になり
満月が 私に 笑っている。「いいんじゃない。たまには なまけたって!!」

都合の良いお月様の声が聞こえてきたので
初夏の 宵は ぽけーっと インターネットニュース 眺めて
「へぇー 偉いな 80才で エベレスト登頂なんてー」
「へぇー株が下がったんだー」
「ムスタキが コートダジュールで79才の天命を全うしたんだ」
などなど
受動的な 好奇心満たして もー寝ようかなー

パリの長南さんから頂いた種から育ち 毎年咲く 河原ナデシコが
そろそろ 咲き始め
アジサイも色づきはじめ
でも パンジーも まだ生きていて 
ブライダルベルが 雑草より元気に 庭に繁茂し
まだ蚊がいない 湿度も無い 風も吹かない 穏やかな初夏を
自宅で楽しみました。これって 普通の日曜日感覚だわ。
たまたま 木曜日なだけで ワンデイホリデー  一日バカンス。

不思議に
綺麗な ブルーの海が見たくなりました。
波の音が聞きたいなー
ぽけーっと 副交感神経の世界に
のんびりしたいなー
しばらく 砂浜に行ってないし 肌も焼いていないし
海に行きたい。ラメール の世界へ 水着着て 砂で転がりたいなー

随分と まっとうな人間に戻れている気がします。
今年から一日 自分の木曜日を作れて 本来の私に戻り始めています。
五感の 快楽の過去のノスタルジーが 蘇り
またまた 若いころのように 海が恋しくなりました。

ハイビスカスの香りの 香水瓶があったので それを振り掛けて
海で遊ぶ 夢でも 見ようーっと。
 


シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley 703ナオミ NAOMI

2013年05月23日 02時52分08秒 | Weblog
シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley 703ナオミ NAOMI


美しいものが 大好き。
綺麗な魂が大好き。
秩序も 数学的 リズム的で好き。
継続も 無限旋律的 リヒャルトシュトラウス の官能で好き。

好きなものが 多すぎて 嫌いなものが 消えちゃう。

なおみさんは 四十代 今一番 綺麗な時期で たくましくて
元気で ぴんぴんの 別嬪さん。

私自身 一番 好い時期は四十代前半でした。
単純に 若ければ 良いというのは 不正解だと思っています。

男性においても
若い年齢だと 妙に 男っぽさや きりり感をだすので
ちょっと 窮屈。
加齢すると マイルドで 可愛い感じがしてくるけれど
中身は ぎっちり詰まったビンテージものの 男が居る。

私は 変な妖怪なので 老若男女 全部オーケー
パラドックスは人間のなかに 存在する。
若い中に 怖さや鋭さ からい辛い感じ。刺激かなー
老いの中に マイルド味 とろとろ 溶けそうな色気。

ようするに みーんな それぞれ魅力があるという事で
欠点は長所
長所は欠点
それさえ 時代の価値観で 左右されるかもしれません。
取敢えず
なおみさんは 美しい。
200グラムの佐賀牛A5 は 美味しい。
それで 人生は 最高。ありがとうございます。

シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲 シャンソン朗読

2013年05月23日 02時32分49秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲 シャンソン朗読


ジュリエット グレコ も歌う JE SUIS COMME JE SUIS 私は私 という詩を
本日は 朗読しなければいけないのに
全然 練習しなかったので 技と30分遅刻していったのに
あらあら
神は さぼろうとすると 試練をくれますよ。

ノー勉強なのに ドラ先生に リリ・レイはーい 朗読してください。
しかし
又 神は 優しい。
ポエムの 朗読は シャンソンの歌詞朗読ですから
いざ鎌倉・・・
いざ舞台へ立てば 15人の生徒さんという観客が居て
一人 立ち 朗読すれば 魚POISSON に なれちゃう リリ・レイです。

職業というのは 人間業を 育てるものですねぇ
いまや 消極的だったはずの私が その片鱗さえ見せずに
いけしゃーしゃーと
ノー勉強で ずうずうしく 朗読してしまうのだもの。
まったくもって
人生は不思議ですよ。

ミステリアス な 人間という動物。
私は 短いようで 長いようで 不思議な人生を こつこつてくてく
歩ませて 頂いています。 神へ 宇宙へ ただ感謝の毎日が過ぎゆきます。

シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 日仏学院 ラルゴ ナオミ そして ラルゴ

2013年05月23日 02時16分08秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 日仏学院 ラルゴ ナオミ そして ラルゴ


盛りだくさんの水曜日でした。
私にしては 早く目が覚めて 庭に水撒き そして 室内の花々 水切り
そして お稽古開始。
夕方 軽食して 日仏学院 飯田橋まで マイカーで40分。
電車で行くより 早く着き 交通費も 安上がりで 時間とコスト節約
出来ちゃいます。
そして マイカーで 帰宅 祖師谷からの循環バス くるりんバス最終
鞍橋から 乗り 砧総合支所で降りて なおみ へ・・・
でも 混んでいて お腹すきすき なのに ラルゴへ行き
ギネス 黒ビール頂いて なおみ ステーキを頂きに 到着し
200グラム フィレ佐賀牛 レアー焼き を頼みましたけれど
あー 私は やはり 180グラムが 限界みたいで
残りを 隣の若い男性 見知らぬ男性に 食べていただきました。
赤ワイン いただき 食事をさっさと 終えて 再び ラルゴに戻り
デジェスティフ 強いアルコールは 消化を助けるので
自分のボトル(これが なかなか 空かなくて 申し訳ないくらい ラルゴへも
行っていなかったので)ストレートで 三杯頂いて 目いっぱいでした。

先ほど 帰宅して 一人の梯子は なんと 自由なことでしょう。
私は 自分の好きなように 遊ぶ時間が 学びの時間で
勉強や練習が 遊びの時間 という人生に なりました。

飲んだり食べたり 知らない人達と会話したりするのは
本質的には けっこう 私的には ハード
年々 痩せてきて これはDNAですから 仕方ないので
努力して 食べて 飲んで 太ろうとしていますし
一人 口きかない 生活が長くなると 見知らぬ人たちと
気の利いた 落ちのある会話をするときの努力 工夫・・・はぁー
人生は 常に ハードルが゜あるものです。

銀座のお店の時は 見知らぬ男性お客様相手に
もー必死で 会話 漫才 していたのが 今は昔で 信じられない。
やはり
加齢とともに 子供返りするというけれど
結局 私は 無口でおとなしくて 消極的な もともとの性質に
戻れるのかも しれません。
社会的に 生き抜くために 努力して わざと自分らしくも無い
仕事師 に なってきたのかもしれないです。

でも
それも 身についてしまっているのです。

日仏学院では ギャー 驚き 桃の木です。
Nanto NANTO なーんと
昨日 ブログに書いた ポワゾン毒 という ポエムが 授業です。
シャルル ボードレール の悪の華の ひとつ。
LE POISON 毒
ドラ先生は 日本語で授業しています。
「間違わないでー POISONポワゾンは 毒 POISSONポワソンは 魚よー」
と・・・・
うお座の男性は 毒的な 魔力があります。

それにしても
ボードレールは 素晴らしい。
19世紀の 世紀末的 デカダンスが
漂い 官能と 退廃と 狂喜と 自然美と 愛 夢 麻薬 ぶっとび感
全て 人間のもつ 何もかもが 詩の中に凝縮されています。

韻が 12と 7 で 繰り返す文章
わぁぉー
素晴らしい 言葉選び・・・・知的で 感覚的で 凄すぎる。
ドラ先生も わぁおー 素晴らしい !!!!
と 叫んでいました。

確かに
プレベールと 比べると 難しいフランス語が多いけれど
基本的には 官能 感覚の世界がポエムなので
私は 感覚派なので もー 読めば読むほどに 
音の美しさに 酔いしれます。
フランス詩は 音の色 と リズムと 感覚 知性ですよ。
つまり フランス語ポエムは 音楽なのです。
音楽は かつては 数学だったのですから 納得できます。
フランスは 数学 マスマティック の先端だったし・・・

学び は 遊び
そして
そのあと 遊びは 学び
結局 何事も パラドックスなのよねー

シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley PARFUNパルファン 香水

2013年05月22日 02時19分03秒 | Weblog
シャンソン歌手 リリ・レイ Lili Ley PARFUNパルファン 香水


今 時の流れ L'air de temps レール ドゥ トン という 香水を
耳の後ろと 手首につけて
昔の私に ノスタルジー 女の香りが部屋に漂う・・・・
あー 
やっぱりフリースには似合わないし そもそも
こんな 酷いスポーツ選手みたいな服着て寝るなんて
ロマンティックでもないし シャンソン歌手としても
色気ないなー
誰も見ていないからこそ やはり 一人美的に暮らす努力を
しないと 駄目だわねぇ。
昔 何を着て 寝ていたっけぇ???????

シルクのパジャマや シルクのネグリジェ 着ていた頃も
フランス映画みたいに
裸で シーツ撒いて ベットで寝ていた人生のページも
あったのに・・・
いまや 畳の上の せんべい布団が 幸せで
冬はフリース・・・電気式毛布と 電気掛け毛布のサンドイッチの
中身になって眠る私。

さぁー暖かくなり 生活態度も 変えよー
私は 長年 女だったのだから 女を忘れてはいけませんよ。
おしゃれな祖母は ゲランの ミツコという 香水を愛し
私の母は ウォルトの ジュ ルヴィアン のブルーの瓶を
愛していた。
今も仏壇に その香水の小瓶を 置いてあげています。

私は やっぱりエゴイストか カポシャール強情
という香水が似合っているし 好きだなー。
そう ありたいという願望かもしれないし
エゴイストは すかーっと若々しい
そんな 雰囲気の いい感じの 香りです。
シャネルのエゴイストは 男性用に作られている香りで
私は アラミスが 嫌いで エゴイストの香りのする男性に
くらくらっとしたとき 「何をつけていらっしゃるのかしら?」と
伺い それ以来 スポーツの時は エゴイストと 決めていた
のですが・・・今は 昔の 物語。
カポシャールは アンバーの香りで知的な雰囲気。
二十代の初めに 見つけた 私の香りです。
基本的には
香水の命名は とかく 夢見心地のナマエは つけないことが多いらしいのは
香水に 魔力があるからで
一昔前 大嫌いな香りですが ポワゾンという毒という名の
香水がある位で おお流行りした時もありましたよね。

まぁ 最近は 香水が流行らないけれど
香水はフランス文化で 長い歴史があり 
母の好きな香水ブランド ウォルトは
ナポレオン三世の時代からの 調合師の作品でもあり
私の好きな グレは ナチスの占領下に ナチスに抵抗してまで
店を出した マダム グレ の人気香水だという事でもあり
祖母の愛したミツコ は日本女性の名を つけたゲラン社の
商品で おしゃれで恋多き情熱的さそり座の祖母が好きそうな
物語性があります。

祖母と母と 私と  三代にわたり それぞれ
趣味は違いますけれど 香水は不可欠な人生でしたのに
すっかり 忘れた文化です。
さあ もう一度 ノスタルジーに浸ろう。
香りの無い 化粧っ気のない 女性が好きだという男性が
日本は 多いけれど パリの言葉 セデュイールが
似合う女が育たないのは 
ボーボワールのセリフ
女は 男によって 女になるのですよ。
祖母は 寝化粧をしていたし 母は起きたらまず化粧していた。
私は ばさばさ に なりつつあります。
ならないようにしなくちゃ。男の責任にするのは いけません。
私は私。一人 美学に生きるのだわ。

 

シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley  シャンソン色香 

2013年05月22日 01時18分45秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley  シャンソン色香 


昨晩は 雨で肌寒く感じたのに
今日は 湿度も高く 暑さを感じるくらいで
わが家の 花たちの香りは 天然香水で
昼間 お稽古の時 夢見心地でピアノ伴奏を弾かせていただき
お弟子さんの シャンソンを 聞き
しつこく 発声や フランス語発音や 音楽性を 直し続けます。

理想が高い私は 趣味で習いに見えているのに
そんなこと 忘れてしまい 結構 真剣に はっちゃきです。
「人生は 短い さりとて 芸の道は 長い」という哲学が
私には あり
「あー どうしたら てっとり早く 私の習得した 技術や 音楽性を
伝授できるかしら・・・」と
あの手この手 皆さん 汗水たらして 必死で 
私は歌唱伝授し 皆さんが 具現化してくれます。

人それぞれ 声の色 楽器となる自分の体の大きさ
性格や個性や 人生哲学 経験など 何もかもが ことなるので
同じように 教えても 違ったシャンソン歌唱作品に
出来上がるから シャンソンは 不思議な音楽です。

シャンソン歌唱は 思った以上に 人間力勝負の分野音楽だと
知りましたので 素人でも 以外に深い味わいがでたり
プロでも ちゃらちゃら うわべだけに感じたりと これまた不思議。

私は 観客側に居る時 歌手に求めるのは
自分のことは 棚に上げて
舞台姿が美しいこと 芝居に嘘が無いこと 声が腹声で作り声 喉声で
無いこと  人生の味が そこはかとなく感じられること・・・
ですが
もちろん
リズム 音程 メロディライン セリフ などは 克服したあとの
舞台作品として 見て聞いていますから
音程が悪いとか リズムが 悪いとか バンドと 合わないとかは
それ 以前の問題で 舞台の作品とは みなさないです。

舞台作品は
小説家の小説や 陶芸家の陶器 の作品の中でも
名品ばかりではないように 色々です。毎回の舞台が
全て上手くいくようになれば プロなのだと思います。でも
プロだと 次の段階は 毎度 聞きに来たいというお客様が
どれだけいるか・・・とか
地の果てまでも 聞きに来てくれるか・・・・とか
永遠に 飽きさせないで 新鮮な作品を生み続ける工夫が
出来るか・・・
とか それに 加齢とともに 哲学 思想などで
品格やオーラも加味されていかなければ ならないだろうし・・

舞台に立つということ 歌手という体楽器を維持しつつ
メンタルも 維持しつつ・・・
大変なんだー と もう 長年にわたり 
この私が 果たして舞台に立って 大丈夫なんだろうかーと
四苦八苦です。

私に 色々な方々が アドバイスをしてくださるので
どの意見も キチンと 伺い考え 理解し 対策を 考えます。
最近の課題は 艶・・・
今の私は 本当に さっぱりとした平和な一人暮らしの音楽家。
ふつう 芸の肥やしに 恋愛とか 色艶話は つきものですが
まったくもって 玲さんは さっぱり さばさば 何にもなし。
しっとりさが 欠如。
反省。

昨晩は 香水をつけて 甘い夢でも見ようとしたけれど
日帰り温泉後の快眠で なーんにも 覚えていないほど
泥眠・・・・
しかししかし 色香が漂うシャンソンを 歌いたいわー
わざとではなく ほんのり 香水が香るような・・シャンソン。
また 今宵も 香水 振り掛けて 寝よーっと。

私の人生の 七不思議のひとつ は
恋愛をしないで ハズバンド や恋人なしで
生きられるという ページが 出たという事です。
ひぇーそれに それが幸せなんだから これってなんなの?

あー  でもでも 女は 男によって 女になるのであり
これは ボーボワール女子のセリフだったと思いますが
男性を意識するゆえに 女子らしくなれるというのも
ありますから
花たちの美と 鳥のさえずりの 中で 私は男子的役割を
一人担う 現在の生活が 長く続くと 本当に 
色香が 舞台で 出なくなっちゃうのかも・・・と 焦ります。

まぁーいいわー ケセラセラ 自然体でいこう。
何も 無理して 芸の肥やしを 求める必要もない。
私は私。歌手だけれど 人間であるし 男でもない 女でもない
魂の世界に 生きていたいという気持ちも強いのだもの。

でも
取敢えず 色香求め
香水つけて 寝よー マリリンモンローはシャネル五番裸にまとい
リリ・レイは フリースに 
今宵は L'air de temps(時の流れに)でも
振り掛けて ケセラセラ大の字ぐーぐー。
本番が 終われば 睡眠薬なしで 寝れちゃうから これまた不思議。

私の一番好みの香水は Gresの cabochard(強情)で
次が Chanelのエゴイスト で
それらは 彼氏とか恋人がいる時に 身にまとっていた香りです。
今は 時の流れ・・・・まったくもって 人生は不思議。