私の楽しみは
CDやユーチューブを見ないで 楽譜と歌詞の譜面を見て
ソルフェージュする時です。
私が脳の中で フレージングや
呼吸法を決めて 音楽を作り
その 私の音楽性が
後で聞くCDなどの音源と ほぼ一致していたりすると
あー 作曲家と 作詞家の意図が ほぼ 私の思想や音楽的表現と
合致している・・・・と思って あー良かったーと共感度が湧きます。
逆に 全く 私の感性と違う時や
あるいは
この世に 音源が皆無の時(参考する演奏が存在しない時)
私は私の音楽性と 詩の読解力を信じて
我が道を 我が感で 邁進して曲想を仕上げます。
本日は ウドンこさんが 譜面にフランス語詩を書き入れて
仕上げてくださっていたので オフデーの月曜日
その譜面を 寝転がって 読んで口づさみ
そして
ピアノで弾き語りした後
ダリダのユーチューブを見て 感慨深く
深夜になりました。
あっと言う間に pour ne pas vivre seul
の詩の内容に 私の魂が合致してきました。
音楽は 頭の中で計算して構築して そして 身体で練習し
繰り返し
本当に 大げさではなく バカみたいに長い時間かけた練習の後
暗譜して
そして 暗譜の後 さらに 練習して 肉体に染み付かせ
やがて 魂と心と言葉 メロディーが 自分の中から合体し始めます。
そして それを発表すると 聞き手のお客様と
何故か 魂が共有できるので不思議です。
Pour ne pas vivre seule一人で生きない為に リリ・レイ的 感性で訳してみました
一人で生きない為に(一人で生きたくないから)
人は犬と共に生きる
人は薔薇や 十字架と共に生きる
一人で生きない為に(孤独を感じないで生きる為に)
人は何かに 夢中になったり 過去の想い出や その陰を愛する
一人で生きない為に
人は春を待ち 春が去れば次の春を待ちながら 生きる
一人で孤独に生きない為に
幻想を抱く如く あなたを愛し あなたを待つ
一人で生きない為に 私は孤独ではないのだ
と思い込んで・・・
一人で孤独に生きない為に
女達は女達を愛したり 男子が男子と結婚したりもする
一人で孤独に生きない為に
子供を作る人達も居る
でも その子供達も 孤独を感じている
一人で生きない為に
人は カテドラルを造り 寂しい人たちが集まり
一つの星にすがる
一人で孤独に生きない為に
私は幻想を抱いて あなたを愛しあなたを待つ
孤独ではないのだと 思いこむ
一人で生きる為に
人は友達を作る そして日が暮れれば その友と集う
人は お金や 夢や 邸宅の為に生きる
けれども 棺は 二か所ではない ただ一つ
一人で孤独に生きない為に
私はあなたと暮らすけれど あなたと居ても私は一人
私といる貴方も一人
一人で孤独に生きないために
人は 幻想を与えてもらいたいものだから
孤独ではないのだと 思いこむ幻想を与えて
くれる人達と 生きる