シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲 音楽美

2012年02月20日 01時49分47秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ Lili Ley 長坂 玲 音楽美


毎月一度の 日曜日
シャンソン弾き語りのレッスンは 地道に人気が出てきました。
弾き語りという 素晴らしい世界を知れた生徒さん達は
全く ピアノを弾けない方も 少し弾ける方も
誰でも それなりに 美しいシャンソン弾き語りが
出来てきます。着実にです。
これから十年 二十年 三十年間先が 楽しみになるようです。
(生きていればですが 天国でも役に立つと 私は信じています)
夢と希望が 心の奥から出てきます。
音楽は
付け焼刃では 上手くなりません。
地道に コツコツ 正しいインターナショナルな音楽指導を受けて
てくてく 歩くだけです。
長年 人生のように 毎日 日記を書くように 数時間の練習だけで
やがて 蕾がつき 花の咲く時が 訪れるのです。
シャンソンだけではありません。
ピアノの 単旋律だけ 指一本の音 に 命を吹き込むことが
大切なのです。
綺麗な音 綺麗な旋律美・・・・
求め続けたいです。人生の愛のように。

指が動くからと言って 上手そうに弾くのが 素敵ではない。
ピアニストや 伴奏者が これ見よがしに弾くのを
沢山聞きます。聞いていて悲しい時があります。
昔「ベニスに死す」と言う映画の中で
マーラーという大作曲家の前で 綺麗な美男のゲイの少年が
ベートーベンのエリーゼの為という ピアノ曲を数小節
ホテルのロビーで弾くシーンを 見て 知りました。
分かりました。
大音楽家マーラーは 稚拙な指で弾く ピュアーな美的に流れる旋律に
酔いしれ その美少年に恋します。
邪魔な音なしで 響く打楽器であるピアノの音色。
綺麗でした。

声と言う息で吹く人間の体の楽器と打楽器であるピアノの
一人の人間内での コラボレーションが ピアノ弾き語りです。
自分で 叩いて自分で吹いて 耳で聞いて 美をクリエイトする・・・
シャンソンの弾き語りに 出会えたことに感謝しています。
私は 幸せ者だと思います。
生徒さんたちも 日々 音楽美を知り始めています。
何が美しくないか・・・どうしたら 美しくなるか・・・

絵や 書道や 料理 洗濯 なんでも 一流になるのには
長い学習経験 と誠心誠意の愛情込めた継続
てくてく こつこつ 繰り返し でしか 達成しないものです。
時間が掛かります。なんとか そこそこの音楽家になるには
三十年から五十年間は こつこつ だと思います。
私も これから やっと 少し花が開き始めるか
どうかしら?という くらいの 感じがいたします。

音楽の 練習は自分を裏切らない・・・
私からシャンソンや 音楽を習ってくださる方は ほとんどの方が
そう 実感してくださいます。
自分で 自分の成長が計り知れる 世界・・・
学んで 練習さえすれば 進歩してゆく道・・・
しかも これは 経済の為でもなく 政治のためでもなく
自分の心のためであり 聞く人々への 美と言う愛のプレゼントなのです。


パリ テアトル ゼブルでの 演技。
すまして 演技しているけれど 全身筋肉 緊張状態。
リリさんの 筋肉は 柔らかくて いつもは ふにゃふにゃです。
性格と一緒。筋肉痛も 頭痛も肩こりもなし。怒りもなし。
ましてや 競争心もなし。美だけが好きで求めたいです。
音楽美 自然美 人間業美 心の美 言葉の美 美食 美酒 美男美女
様式美 神前美 精神美。きりが無いけれど 全ての美に憧れています。