山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

死ぬまでの働かせ方改革  世界で一番企業が活動しやすい国めざして

2018年02月21日 22時37分58秒 | Weblog
 安倍内閣は、世界で一番、企業が活動しやすい国をめざしている。野放しの長時間労働をさらにすすめる裁量労働制の拡大を今国会で押し通そうとしている。
 友人の二人の息子さんが、あまりの長時間労働で心身に変調をきたして退職し、いま回復をために休養をしているという話を聞いた。いずれも家族を持っているからその重圧は並のものではない。友人は、息子さんの心の回復を助けるため旅行を計画しているといっていた。
 戦前の人間破壊の労働制度といえば「女工哀史」や「あゝ野麦峠」に描かれている。少年労働、監獄部屋、肺結核。今は、精神神経労働を含む長時間労働。自律神経失調やうつ病がどれだけ労働者を覆っているか。安倍首相にそこへの思いはあるか。高橋まつりさんの死へも口先だけのことば。
 ねつ造データをもとに、裁量労働の方が一般の労働者よりも労働時間が短くなるといってきた安倍首相。誰も信じないウソをふりまいて、あくまでも今国会で強行しようと狙っている。とんでもない詐欺師だ。許せない。
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