山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

イラクで身体障害者急増

2010年02月15日 23時48分33秒 | Weblog
 2010・2・12付け『しんぶん赤旗』の国際面に「イラク身障者100万人超 米英軍の侵攻後に急増」という記事がのった。
 人口2500万人のイラクでは大変な数だ。この数字は、イラクの労働省・保健省と国際身障者団体の共同調査によるものだ。2003年の米英軍のイラク侵攻後急増したのもだ。10万人が手足を失い、10万人が失明しているという。義足・義手等の対応もすすめているということだが、大変な事態だ。イラク戦争以前の数が不明なので戦争による犠牲がいくらなのかははっきりしないが。
 国境なき医師団などの支援の状況はどうなっているのか。医師団から報告書を送っていただいているが、ちゃんと見ていなかったので確めたい。
 イラク戦争のイラク人死者の数は、数万人程度から60万人程までいくつかの数字がだされている。この点もあらためて調べる必要がある。
 この記事の横に、アメリカの戦争請負会社の職員250人に対し、イラク内務省が退去命令を出したという記事もあった。ブラックウオーターから改名した米民間軍事会社Xeの職員に対する命令で、米高官の護衛中に14件の殺人罪、20件の殺人未遂罪をおかしていることが問われている。
 アメリカが国際法をふみにじってイラクに侵略し、占領を続けていることにすべての根源がある。
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