昨日(09・7・4)夜NHKで「追跡AtoZ・虐待の傷は癒えるのか」という番組があった。半年も情緒障害児短期治療施設に常駐して取材した力作だった。幼少時の虐待による心の傷を癒すため、職員が苦闘しながらよりそい、指導し、自立へと導く。このようなすばらしい番組をつくった関係者に感謝したく思い、ここに紹介した。
私が3月までつとめていた定時制高校もこの施設のような機能の一部を担っていた。そのことを理解せず、廃校に追い込んだ府当局・教育委員会の責任、癒しと回復の場ともいわれた定時制教育を切りきざんだ罪は消えない。
私が3月までつとめていた定時制高校もこの施設のような機能の一部を担っていた。そのことを理解せず、廃校に追い込んだ府当局・教育委員会の責任、癒しと回復の場ともいわれた定時制教育を切りきざんだ罪は消えない。
やっと落ち着いた場所が夜間定時制高校。
身体の傷・心の傷、思い遣りのこもった先生達のまなざしによって、少しずつ癒されて行き、
卒業するまでの、数々の経験を通して人に対する信頼も学びます。
昔学べなかった夜間中学からの高齢者達は、卒業後高校へ進学する希望は、どこで叶えられるのか。
自分たちの仕出かした悪行は、必ず将来彼らの上に災いとして降りかかるでしょう。
今日、京都で行われた全養サ研究集会で定時制高校での実践をレポートしてきました。
定時制高校は様々な課題を抱えた生徒の集まり。教員が一人ひとりに丁寧にかかわって支援する教育の場です。
今日のレポートは定時制がテーマではなかったのですが、掲載した卒業式の写真の晴れ晴れとした生徒、職員の笑顔を見ていたら、閉課程の寂しさも含めて胸にこみ上げるものがありました。
イクーニャさんも忙しいとは思いますが、ときどきのぞいてください。ありがとうございます。