山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

米バイデン政権の軍事攻撃、やっぱりアメリカ帝国主義

2021年03月05日 11時16分40秒 | Weblog
 2月25日、米バイデン政権がシリア東部で親イラン民兵組織の施設を空爆した。イラク北部に駐留する米軍基地がロケット攻撃を受けたことへの報復だとした。
 そもそもは2003年に何の道理もなく、国連のイラクに対する大量破壊兵器の査察が終わりに差し掛かっていた時に、国連を押しのけてイラク戦争に突入した。弁解の余地のない侵略戦争だった。以後この地域を混乱の極みへと落とし込んだ。ISというテロ組織をも生み出した。短期的にはイランの核開発を止めるための核合意からトランプ政権が離脱し、新たな制裁へと踏み切ったこと、イランへの報復として20年1月ソレイマニ司令官を暗殺したことがある。
 新政権が外交優先を表明していたにもかかわらず、国連安保理に諮ることもなく一方的に空爆に踏み込んだことは国際法違反だ。この報を聞いた私の思いは、トランプを打倒したが、やっぱりアメリカ帝国主義だったんだということで正気に返った。
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