山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

スイス大統領ロイトハルト氏、北朝鮮問題で「仲介の用意」

2017年09月07日 23時46分04秒 | Weblog
 『赤旗』9月6日が他紙が報じないロイター電を載せた。永世中立国スイスのロイトハルト大統領(女性)が4日、スイス・ベルンでの記者会見で北朝鮮問題で解決のための仲介役として活動する用意があると発表した。大統領は、スイス軍が北朝鮮・韓国の非武装地帯に展開し、スウェーデンとともに中立外交の長い歴史があると説明した。また関係国に北の核実験に過剰に反応しないよう求めた。ロイトハルト氏は「今こそ対話の時だ。われわれは仲介役を申し出る用意がある」と述べ、外相レベルの会談にふさわしい場所を見つけることもそのひとつだと語った。
 北朝鮮がエスカレートするとそれに過剰に反応してもっと強烈な圧力をといきり立つのをロイトハルト大統領はたしなめている。「今こそ対話の時だ」という呼びかけは心強い。安倍首相にこの記事を読んでほしい。
 安倍首相はロシアを訪問して、圧力一辺倒路線に立つようにプーチン大統領に求めたと思われるが、プーチン大統領は「解決するためには政治的、外交的な手段しかない。まずは対話を続けなければならない」(共同会見)との立場をとった。安倍首相は、今度はプーチン氏をウラジミールとは呼ばず、笑顔もなく、共同会見でも目を合わすことはなかった。
 スイスのロイトハルト大統領のイニシアチブが生きることを願う。
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