山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

内閣不信任案に思う

2011年06月03日 06時24分31秒 | Weblog
 菅内閣不信任案が否決された。菅内閣が東日本大震災の被災者の期待に応えていないこと、福島原発事故の収束への様々な不手際など責任を果たしていないことは明らかだ。
 だが、混乱状態の今の時期に不信任にする、もし可決されてもその後の政権構想も準備していない(谷垣自民党総裁)というのは、これも無責任だ。もし可決されれば、何十日間にわたる政治混乱がつづき、震災復興・原発対応に空白が生じる。
 そもそも、原発事故の一番の責任者である自民党、そして公明党が何の謝罪もせずに、菅首相の原発対応の不手際を声高に糾弾するのはどういう感覚か。そこから見えるのは、とにかく今の政権の傷を深くし、混乱状態をつくって、民主党を分裂させていこうという権力欲にまみれた姿だけだ。
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