先日、朝、窓を開けていたら、ホーホケッキョという澄んだ音色が聞こえた。びっくりして、家を出て、向かいの市岡抽水場の小さな林の塀の前に立つと、20分以上も鳴き続けた。割と高いところから鳴き声がきこえた。
ウグイスはいなくなったと思っていたのだが、もどってきたのか、居住区域が狭くなってもじっと耐えていたのか。林は、5M×30Mほどの広さだ。町工場が点在する下町の一角に、あまり人目にもつかない小さな自然だ。ブロックの高い塀と今は人が住んでいない社宅に囲まれており、抽水場だから立ち入り禁止で、もともと人がはいらない場所だった。いまは放置自転車置き場になり、林は、高いトタンで囲まれた。林はぐっと狭くなったが、完全にかこまれた都会の中の安心できる自然になった。
なんとか、何十年も放置されてきた小さな自然を、ウグイスの棲みかを、今後も大切にしたいものだ。
ウグイスはいなくなったと思っていたのだが、もどってきたのか、居住区域が狭くなってもじっと耐えていたのか。林は、5M×30Mほどの広さだ。町工場が点在する下町の一角に、あまり人目にもつかない小さな自然だ。ブロックの高い塀と今は人が住んでいない社宅に囲まれており、抽水場だから立ち入り禁止で、もともと人がはいらない場所だった。いまは放置自転車置き場になり、林は、高いトタンで囲まれた。林はぐっと狭くなったが、完全にかこまれた都会の中の安心できる自然になった。
なんとか、何十年も放置されてきた小さな自然を、ウグイスの棲みかを、今後も大切にしたいものだ。