昨夜は「鬼平犯科帳」の前半部分を見損ねてしまうという、悔やんでも悔やみきれない痛恨のミスを犯してしまいました。
だからとは言いませんが、今日の「マッサン」はしっかり見ましたよ。けっこう盛り上がってきてましたし。
ドラマの中でも再三言われておりますが、馴染みのない西洋の飲みものを当時の日本で広めようというのが並大抵のことではなかったであろうことは、私ごとき人間でも容易に想像できます。
そしてそれはワインも同じだったんですよね。渋い!酸っぱい!と酷評されていたと言いますからねぇ… 泣く泣く甘味料を加えて模造葡萄酒とするしか受け入れてもらう方法は無かったと。「本物のワインを造るんだ!」と志していたかたがたにとってどれほどの屈辱だったことか。
それから百と数十年、沢山の関係者の努力が今の日本のワイン市場を作り上げてきたんですなぁ・・・ こんな軽い言葉で語ってはまことに失礼なほどに。
明治時代のぶどう搬入風景。(現 メルシャン)
この写真を見るたびに感じるものがありますわ。
補足までに、以前書いたブログをこちらに貼りつけたりして。 ↓
http://blog.goo.ne.jp/1420165/e/64020df36e0647c1ac4237affcdb86ca
コツコツ地道に努力している人たちが真面目に造ってくださっているものを、もっと頑張って発信していかないといけませんな、私は。