配達の帰り道、公園のわきを通ったときに思わず車を降りて一枚。我が家ではまだ朝顔が咲いて居りますが、紅葉の時期なんですよねぇ。
葉っぱの赤い色素はアントシアニン、ワインの赤い色もこれですね。ひところテレビなどで 眼精疲労に効くとかガン予防に有効とかって言ってましたから、ご存知のかたも多いことでしょう。
アントシアニンは酸性で赤、アルカリ性で青になるそうです。私のような頭の悪い人間でも分かり易くていいですわ。シソの色素でもありますから、実は特別なものではなく、昔から梅干という形で摂取していたんですよ、日本人は。梅の酸でシソのアントシアニンがさらに赤くなるんですよと聞けば、あぁ なるほど…と頷かれるかたも多いことでしょう。
話のついでに、タクアンの黄色はウコン由来の色(こちらももはや当たり前のことかと存じますが)。
とかく塩分が問題視される漬物ですが、悪い(と思われる)面ばかり取り上げるのではなく、健康にいいと言われている要素を含んでいることもキチンと報道していただきたいものです。
先人の知恵と言ったらこじつけになるのかも知れませんけど、身近なところにある「いいもの」って、結構見えなかったりするんですよね。私もしょっちゅう見落としてますので、偉そうには言えないのであります。
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