昨日は佐渡のケンさん(金鶴の加藤酒造店社長)がご来店。
租税特別措置法も一先ず落ち着き、鑑評会では金賞受賞と、ムードはいいようですが、度重なる資材の値上げには頭が痛い様子。お米以外のほぼ全てのコストが上がったわけですから無理もないでしょうね、心中お察しします。ちなみに佐渡では、常にガソリン価格が1リットル当たり本土より20円ほど高いんです。離島の宿命とはいえ、それだけでも不公平感がありますよね。そんな環境にありながらも普通酒のレベルがどんどん上がってますから大したものです。
「金賞獲ったタンクの酒、受賞酒として出すんですか?」
「うん、出そうと思ってる。」
以前も述べましたが、肝心なのは受賞することよりもその技術を市販酒に活かすこと… とは言うものの、どんなお酒で受賞したのか分からなければその技術が反映されてるかどうかなど見当もつきませんから、判断の基準として受賞酒を販売することには賛成です。
「四合瓶で2000本くらいですかね?」
「そんなもんだろうなぁ…」
・・・どうやら6月には蔵出しされそうですな。問題はラベルデザイン、本来外観なんてあまり重視する気はありませんが、蔵の最上級酒としての品格というものがありますからねぇ…。学者肌のケンさんの欠点はデザインセンスがあまりよろしくないことですので、非常に気になるところです。
「〇〇を◇◇して、△△っていう感じがいいですよね。」 と、こちらの希望は伝えたものの、果たしてどうなることか…
乞うご期待! かな?