ここ新潟ではまだまだ寒さが身にしみる毎日ですが、関西では桜が見ごろになっているとか… そんな花の便りとともに蔵元さんにお願いしていたお酒が届きました。 兵庫より 『なまざけ大黒正宗』 今年の新物です。
この季節は当然のごとく「花見で一杯!」と洒落込みたいところですな。皆さんそれぞれお花見のイメージってものがあると思いますが、私のイメージはこんな感じ。 なーんだ 花が写ってないじゃないか ってお叱りを受けるかもしれませんが、時代劇に出てくる蕎麦屋さんで、暖簾の向こうに見え隠れする桜の花を愛でながら酒をちびちび飲んで、蕎麦が茹で上がるのを待つ… 池波正太郎さんの作品にありそうな情景でしょ?
この なんとなくのんびりした空間に風情を感じるんですよ。日ごろは仕事のことで頭が一杯でも、桜の花を見ると 「ああ もうそんな季節かぁ…」 って一瞬のどかな気分になるんですわ、きっと日本人のDNAなんでしょうな。
皆さんも週末のひとときだけ、お猪口を片手に そんな気分になってみませんか?