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生命保険の仕組みと契約

2014年07月08日 | FP講座★リスク管理
★生命保険料のしくみ・・・生命保険の保険料は「大数の法則」「収支相等の原則」の

2つの考え方に基づき算出されています。


☆大数の法則・・ある試行を何回も行えば、確率は一定値に近づくという法則。

☆収支相等の原則・・・支払われる保険料とその予定運用益の合計額と

           支払われる保険金額と予定経費の合計額が等しくなるようにすること。


★予定基礎率・・・生命保険料は、予定死亡率・予定利率・予定事業費率の

         3つの予定基礎率に基づいて計算されています。


☆予定基礎率と保険料の関係

 


★保険料の構成・・・保険料は「純保険料」と「付加保険料」に分けられます。

          純保険料は、死亡保険料と生存保険料で構成されています。

 


★契約手続きなど

☆告知義務 保険契約にあたって、過去5年間の病歴・現在の健康状態・

身体の障害状態・職業などを告げること。

☆告知義務違反の場合・・保険会社は契約後(責任開始日)2年以内または、

告知義務違反を知った日から1ケ月以内であれば契約を解除できます。


☆契約の承諾と責任開始日・・保険会社が契約の引き受けを認めることを「承認」、

契約上の責任を開始する時期を「責任開始日」といいます。


※「申し込み」「告知(診査)」「第1回保険料(充当金)払込」のうち、

最も遅い日(すべてが完了したとき) 


☆契約の失効と復活・・保険料の支払いがないと契約は失効しますが、

失効後3年以内で、被保険者の健康状態に異常がないことを前提に、

それまで滞っている保険料等をまとめて払込・契約を元に戻すことができます。

これを、「保険契約の復活」といいます。


★保険料の払込みが困難になった場合・・・

保険料の自動振替貸付・払済保険・延長保険へに変更があります。

☆自動振替貸付・・・

解約返戻金の範囲内で保険会社が自動的に立て替えて契約を有効に継続させる制度。


☆払済保険と延長保険のイメージ
 

  ※払済保険・・・保険料払込を中止。従前の契約と同一の保険期間。同じ種類の保険または養老保険に変更する方法。

  ※延長保険・・・保険料払込を中止。元の契約の保険金額を変えず定期保険に変更する方法。



★契約者貸付・・・解約返戻金の一定範囲内で保険会社から貸付けを受ける制度。


★契約転換制度・・・

現在の保険を下取りに出して、新たな保険に買い替える方法を契約転換といいます。

転換時の保険料率・契約年齢で計算されます。


★★必要保障額の計算方法★★

・世帯主が死亡したときの遺族生活資金の計算・・・




※現在の保険金額、どうやって決めましたか? 

保険は『必要保障額』を算出して掛けるということが大切です。

そのためには、ご家族のライフプラン・資金計画などを一度作成し。ご家族の必要保障額を算出してみましょう。

生命保険は、住宅取得に続く高い資金とも言われています。「無駄・無理のない計画」が必要です。


★生命保険の用語

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