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「食事」と「脳」

2012年11月24日 | その他
「甘い物は脳に悪い」 笠井奈津子著より。


「うつ」の原因の多くは食事にあると・・・。

「疲れたなあ、ちょっと甘いものでも食べて、一休みしよう」、

そう思ってお菓子などに手を伸ばすこと多いのではないでしょうか?

でも、そのあと、仕事ははかどりましたか?と。


甘いものを食べている最中はテンションが上がって、元気が出た気がしたけれど、

食べ終わってしばらくすると急に眠くなったりして、食べる前よりも集中力が

続かなくなった人が大多数ではないかと思います。(確かに、そうです。)


これにはこんな理由があると。

甘い物を食べることにより、体内では急激に血糖値が上がり一時的に

疲れがとれたような気分になり、頭もスッキリしたと勘違いしてしまうのです。


しかし問題はそのあと・・。

急に血糖値が上がると身体にとって負担になるので、血糖値を抑えるために

すい臓が大量のインスリンを分泌します。膵臓は急に血糖値が上がったので、

「早く下げなくては!」というプレッシャーがかかり、

通常よりも多くのインスリンを分泌します。


したがって、血糖値は急激に下がることになります。

その結果、甘い物を食べる前よりも血糖値が下がってしまい、集中力が続かなくなるだけでなく、

よけいに疲れを感じ、けだるくなってしまうのですと言うのが理由だと。



最近、「やる気が何ヶ月も出ないし、うつかもしれない」という方多いですよね。

そんな時は、毎日の食事内容の記録をとることがいいようです。

食事内容の記録を付けると朝食、昼食、夕食の記録欄に、

同じメニューばかりが並んでいませんか?


やる気が出ない時・・炭水化物などの糖質中心の食事ではなく、

たんぱく質を中心に、野菜を補う食事をするようにすると良いようです。


特に、ハードに働くビシネスマンの中には「疲れがとれない」「気分が落ち込む」

「集中力が続かない」「偏頭痛がする」「よく眠れない」「あまり食べていないのに太る」等々、

「病院に行くほどではないにせよ、ベストな状態とは程遠い」という方、是非試してみてください。



「うつ症状は食事で治る!」こういう記述もありました。

うつ状態の人は、セロトニンの働きが鈍くなっていて。このセロトニンは脳内の

神経伝達物質で、このほかにノルアドレナリンとドーパミンがあるようですが・・・。


このセロトニンが不足するとドーパミンやノルアドレナリンの放出に影響し、

過剰に放出されると躁状態に、逆に不足するとふさぎ込んでまるで意欲の

わかないうつ状態が生じるそうです。


このことから、人間が常に健やかな前向きな思いとバランスを維持していくためには、

セロトニン不足にならないことが重要だそうです。


セロトニンは、食物からしかとれない必須アミノ酸のトリプトファンによって作られ、

このトリプトファンがとれていないために、結果的にセロトニンが不足し、

意欲も気力も萎えて、うつ状態に陥っていると・・・。


私たちが日常的にとるハム、ベーコン、ソーセージなどの一見「肉」に見える

たんぱく質は、防腐剤や添加物が多く含まれているために、

たんぱく質のトリプトファンの吸収を阻害されることがよく起こるので、

たんぱく質を体内に吸収させるためには、加工品でない良質のたんぱく質を

とることが大切な様です。

例えば・・

ひき肉よりはステーキのように原形のままの肉や魚が良質のたんぱく質がお勧めです。◎



面白い記述・・

プロのスポーツ選手に、後ろ向きの考えを持っている人はまずいませんと。


彼等もビジネスマンと同じ様に、日々大きなプレッシャーと闘わなくてはなりません。

にもかかわらず、彼らの前向き感は、平均的なスポーツ選手と平均的なビジネスマンでは

かなり大きく差があるように感じますと・・


両者を隔てているものは、とても単純な事実で・・。


スポーツ選手は身体が資本ですから、身体のためにしっかりと

良質のたんぱく質をとっていますが、

ビジネスマンはその機会があまりありません。

つまり必須アミノ酸のトリプトファンを充分に補給しているかどうかということが、

両者の違いを生んでいるのではないかと考えていますと。(なるほどね~)



ストレスがかかると、しょっぱい物や甘い物を食べる人がいます。

塩分は交感神経を優位にするので、一時的に気分が高揚し。

甘い物は血糖値の上昇をもたらすためやはり一時的に爽快な気分になります。


しかしその高揚感や爽快感はほんの一時的で、むしろ冷静さが失われ、

かえって集中力を妨げてしまいます。

ストレスのたびにそれらを口に入れる習慣が身についてしまった人は、

たいてい肥満になっているし、それがやがて高血圧や糖尿病を誘発していきますと。(怖っ・・)


体内の水・・・その2~3%でも失われると眠気が出るそうですが、

水分不足による血流の滞りが身体のだるさをもたらすと。


例えば・・・徹夜するときにコーヒーを飲むと、かえって能率が落ちます。

何故なら、コーヒーのカフェインには覚醒効果がありますが、

しかしそれは即効性のものなので、一時的に交感神経を刺激して、

疲れたという感覚を麻痺させるだけなので、だるくなったり眠くなったりしないためには、

カフェイン抜きの飲み物か水を飲むことが良いようです。


缶コーヒーには人工甘味料や乳脂肪が多く含まれ、身体に悪い成分を含んでいるので、

できるだけ控えたほうがよいでしょうと。


へえ~と思う反面、あまり食べ物も制限し過ぎると

それが逆にストレスを感じてしまいますよね。何でも「適度」です。

よって・・・甘い物を食すと(・。・;   本日の甘味「プリン」也。

 

摂生しろという声が聞こえてきそうです・・。 あいたた・・。
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