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駐車場の抽選

2016年03月19日 | マンション管理
駐車場をどいう風に運用するのか?

根本的なとろこは、管理規約、あるいは使用細則を見てください。

というお話になるわけですが。



その運用方法はさまざまです。


駐車場が最も、公平に運用されている管理組合では、

毎年、お盆に恒例の「くじびき大会」をやっていますという管理組合がありました。

それ、何の抽選会かというと。



駐車場の抽選会なのです。

え~毎年? これ。大変だよねと思うものの。確かに、公平です。


あるいは、3年毎に抽選しています。

まあ、この程度がよいかもです。なので、来年が抽選の年ですと。

車を購入するときに、予め。

それを予測して、車の購入を決めるという方もおられました。



確かに、そうです。


大きな車を購入したものの。小さな区画になってしまい。

あるいは、運転が下手な人が、狭い奥の区画が当たりとなってしまうと。

もう、車の出入が大変です。


そういう面では、3年に一度抽選くらいが公の意味でベターかもしれません。


あるいは、売却するときの資産価値を下げないように、

売却するときは、駐車場の権利はそこの住戸についてゆく。

こういう運用をする管理組合は多いですね。



あるいは、売買の場合は、管理組合に返却する。


これは望ましい方法ですが、駐車場の空きが目立ったきた管理組合にとっては。

次の使用者が見つかるまで、駐車場利用料が管理組合に入ってこない

ということが想定されることも。



なかには、駐車場区画の権利はもったまま。

自分が使用しない間、貸すことができるという規約もありました。


万が一、売却しようとする時、あるいは、賃貸に出す時には、

貸している駐車場区画を戻してね。ということですが。


売却する側、あるいは貸す側にとって有利な条件は、

借りる側にとっては、不安定な要因にもという事で。


こういう運用の区画の非情な所有者は、

駐車場区画を貸すと決めてから、数ヶ月もたたないうちに。

返却してねというケースもありました。


駐車場を借りられた方からすれば、迷惑の話です。

駐車場が当たったら、家庭で所有する車を1台増加しました。

なのに。。あっと言う間に「返却してね」です。


と、いろいろな運用ケースはありますが。

公平な運用。できれば、シャッフルできる要因があった方がベターかと。



物件を購入する時、

駐車場区画のことなんて、あまり真剣に考えずに区画を選んでしまったという方は

意外に多いものです。


実際に駐車してみると、止めにくい。

変更したくても。変更できないというケースも多々あるものです。


で・・仕方なく、車を買い替えました。これもよく聞くお話です。


ちょうど、区画が角で、当たられやすい場所。

傷つけられやすい場所。

あるいは、違法駐車されやすい場所というのもあるものです。



まさか、マンションを購入する時、細かい駐車場のルールなんて

考えでなかったという方は意外に多いものです。ご注意くださいね。
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