西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

今からが大切

2010-07-01 20:57:13 | 日記
宮崎県内の患畜、疑似患畜、ワクチン接種の家畜の殺処分、防疫措置が完了したことを受け、本日「口蹄疫対策調査特別委員会」と「議会全員協議会」を行いました。
どういった討議が行われたかまとめて書いてみます。
6/30現在の処分数が報告されました。①県全体患畜、疑似患畜処分数=牛37,102頭・豚162.174頭・山羊、羊17頭②県全体ワクチン接種処分=牛30,854頭・豚45,902頭①と②の計牛67,956頭・豚208,076頭・山羊、羊17頭                                                               
総計276,049の家畜が犠牲になりました。
冥福を祈りたいと思います。
前も書きましたが今回の災害は一部不可抗力があったと思いますが、ほとんどは人災です。
この災害を受けた宮崎県はこれを負の遺産として、新たな防疫対策を練る義務があります、将来畜産業を営もうとする農家の皆さんが安心して畜産業を営めるよう、法整備をしなければならないと思っています。
そこに我々市会議員のやるべき事があります。

西都市は西都市口蹄疫復興対策本部を本日立ち上げました。
5つの部会に分かれています。
1,農業復興部会=農家の支援・2,商工業復興部会=商店街等の支援・3,復興アピール部会=自粛していたイベント、観光PRを行う・4,環境保全部会=埋設地など環境保全に対応・5,市民生活部会=税金、悩み、小中学校及び生徒のケアに対応
以上の5つです。

また現場に対応していた対策本部はこのまま7月いっぱい設置し続けます。
さて市民活動に直結する各種制限ついてですが、報道等で知事の言葉が出ています、まず制限区域外の非常事態制限の解除がでました。
疲弊した県内の経済活動を復興されるには正しい判断だと思います。
ただ前提条件があります、今までと同様に(さらに徹底して)消毒、防疫対策をするという事です。
知事もギリギリの決断だったと思います。
本来ならもっと遅い方が安全なんでしょうが、これ以上経済活動に待ったをかけた場合の取り返しのつかない被害を鑑みたのでしょう。
県民さらに消毒を徹底していきましょう。
西都市は宮崎県の口蹄疫に対する防波堤としての位置づけです。
市長も早く制限を解きたいところを我慢して、これ以上新たな報告が事例が出ないことを条件として、7/16までのばしました。
勿論これも(案)です、今市民がやることは、徹底した消毒と、市民全員一致で乗り越えようとする思いを持つことです。

頑張りましょう
コメント
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