西都モノクローム

西都大好きな男が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

思ったこと

2010-07-13 20:38:03 | 日記
書くべきなのかどうか、迷っています。でも今問題になっていることに口蹄疫に携わった自分の考えを言った方がよいと思い書きます(これは全く私個人の考えです)。                                        
どの問題かというと、高鍋町でワクチンを拒否し、殺処分に応じていない事です。今現在、国は殺処分を願い、県(県知事)は助命を願っています。                                               
最初に述べます、私の考えは「殺処分すべきだ」です。                                                    
助命を願う側の考えを私なり(違うポイントがあるかもしれませんが)に書いていきます                                     
①貴重な種牛をなくすことは国、県の損失である                                                       
②県に種牛を無償提供したい、今特例措置で避難している種牛と同等の扱いにして欲しい                                     
③現実に感染していない                                                                  
④今、殺処分する事が感染拡大に影響するとは思えない                                                    
考えれば考えるほど難しい問題です、でもあえて(心を鬼にして)言わせてもらいます。
「悪法も法なり」とソクラテスの逸話があります、例え間違った法律であれ、それが存在している限りは従わないと法の下に治めるという、基盤がくずれてしまう意だと理解します(悪法であったら、それを変えていこうという民力が大事です。そして、変えられる政治環境を守っていくことが民主主義で大事なことだと考えます)。                                             
今回のことについて、私なりの考えを書きます、ワクチン接種(総計で76、756頭)を引き受けた農家の方々は喜んで応じた方はいないと思います、皆断腸の思いで国の防疫の考えを飲んだんです。                                                               
その人達との平等性が著しく損なわれると考えます。                                                     
県所有の種牛の隔離は、事前に申請し、特措法が施行する前に認められました。
まずこの事を引き合いに出すと、あんなに努力して隔離した牛を殺処理にしろという論調につながります。(どっかの訳のわからん東北の組合が言ってましたけど)。                                         
感染しているか、していないかを論じることは全く間違っています。
殺処理されたほとんどの家畜は感染していません(1頭感染が見つかったら、その牧場の家畜全頭が対象になっていますし、そもそもワクチン接種は非感染の家畜です)、また怖いのは糞尿等が埋設できず、堆肥化処理(ウイルス消滅に時間が掛かる)となったことです。
そういった状況の地域に当種牛はいます。                   

そして私が最も恐れるのは次のことです。                                                           何度かブログに書きましたが、宮崎はこの災害を負の遺産として次の日本国内での口蹄疫の被害を防ぐ、法整備、防疫措置等を創らなければいけません。
どこからウイルスは進入し、どう行った経路であんなにも早く拡がっていったか、それに対処するにはどのような犠牲が生じるか、このウイルスの性質、対応方法、消滅方法などそういったことを検証して2度とこんな悲劇を起こさないようにする義務があります。                                                                            今回は素早い殺処理(えびの、都城で成功しました)、ワクチン接種(これが良い方法だったかどうかはわかりません、私はこの方法には納得していません。
この前にするべき事があったと思っています)などを行いました。                                               
今回あの早さで拡大したのに、ごく限定的に封じ込めたのは本当に奇跡だと思います。
そこには幾多の方の無念の涙がありました(特に西都は防疫的な防波堤的なワクチン接種による殺処理がほとんどでした)。                                                            
今回のことがまかり通ると、もし不幸にも口蹄疫が別の所でてしまったとき、前例(それに従わなくても何とかなる)があるからと思い対応しない方がいたなら、全く現実性のない対策、法律を作ったことになります。
犠牲の下につくった口蹄疫の対策方法の効果がなくなります。                                                  それは泣く泣く可愛がっていた牛を提供した農家の方に申し訳ないし、またなにより人間の都合で殺処理(勿論食肉という運命があったにせよ、この殺され方は救いがない)された276、049頭の命に申し訳ないです。                                                       
高鍋の農家の方には申し訳ないけど(ご自分の所有されている他の牛は処理されています、決して一時の情に流されたのではないと思います)あえて、殺処理をして頂きたい思います。                                                
最後に国と県で言い合うのは止めましょう、あまりにみっともないです。                                            
大事なのはこれ以上感染を出さないこと(まだ終了してません、気持ちが緩んでいますよ)、被害を受けた方々に正規の補償をすること、新たな畜産業への法整備および感染防止対策を力を合わせてつくること。                                                            
国と県と市町村と市民で力を合わせてやっていきましょう。
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