Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

眞如寺境外仏堂 能勢妙見山 其の二(2016年6月26日参拝)

2016年07月16日 | 仏閣
上杉尾根コースの登山を終え、
いよいよ妙見山参拝開始です。


所在地:大阪府豊能郡能勢町野間中661
宗派:日蓮宗
御本尊:妙見大菩薩
創建:慶長8年(1603)
開基:日乾上人


【縁起】
能勢妙見山は能勢町地黄の眞如寺の飛び地境内となっており、
正式には無漏山眞如寺境外仏堂能勢妙見山といいます。

昔は神仏習合といい同じ場所で神様と仏様をお祀りしていましたので、
妙見大菩薩を仏教と同時に神道式に崇めよういうことで鳥居が残されています。

妙見山の山頂には行基の建立を伝える為楽山大空寺があった。
鎌倉時代に入ると源満仲を祖とする能勢氏が領主となり、
その地に妙見菩薩を祀ったとされる。

その後、江戸時代初期に領主能勢頼次の帰依を受けた日乾上人の手によって、
新たな妙見菩薩像が彫られ、大空寺趾に建立した仏堂に祀ったのが、
現在の能勢妙見山である。


【鳥居】


大型有料駐車場の近くに能勢妙見山の鳥居がある。

日蓮宗の霊場には鳥居があるのも普通ですね。


【十三重搭】



【神馬】




馬好きなのか8頭もいた。


【三角点】


私は登山が趣味じゃないので華麗にスルー。


【石段】


登山した後だとしんどい。(泣)


【祈りの小径】


スゲー遠回りをさせられそうな雰囲気だったので、
ここは通りませんでした。


【狛犬】



【日乾上人像】


日蓮宗総本山身延山久遠寺法主。

この能勢のお寺は本当に日蓮宗ばかりと言っても過言では無い。

能勢頼次の外護のもとに次々と能勢一帯の神社と寺院を、
日蓮宗に改宗していったのが日乾上人です。


【星嶺】




何ですかこの建物は?(笑)

登山の途中で見えた建物はこれかな。

これは信徒会館で二階には礼拝堂があるそうですが、
残念ながら閉まっていて中に入れず。

しかし、宗教が絡んでいなければ、
斬新なデザインで良いとは思うけど、
宗教が絡むといただけない。

どう見ても新興宗教の胡散臭さを感じてしまう。


【眺望】



【山門】


何となく山門から日蓮宗の雰囲気を感じますね。

屋根の金の十字架っぽいのが印象的。




まさか門が府県境とは。(笑)


【狛犬】


ここのはちゃんと獅子っぽいですね。


【神馬】


何故か馬が籠の中にいました。

こういうのは狐が普通でしょ。(笑)


【日蓮聖人像】


昭和44年(1969)建立されたもの。


【鐘楼堂】




梵鐘は寛永4年(1627)鋳造。


【寺務所・庫裏】



【境内】


霊場らしい良い雰囲気です。


【浄水堂】




約150年前に4代目中村歌右衛門が寄進されたもの。


【御神水】


めっちゃ美味かったです。


【祖師堂】


棲神殿とも呼ばれ久遠実成本師釈迦牟尼仏、不動明王・愛染明王、四天王、
中央には宗祖日蓮大聖人、向かって右に日乾上人等が祀られていました。

内陣は撮影不可でした。


【開運殿】




本堂にあたります。

慶長10年(1605)能勢頼次公によって草創され、
天明7年(1787)能勢頼直公の本願によって再建されたもの。

北辰妙見大菩薩が祀られていました。

こちらも撮影不可でした。


【狛犬】



【絵馬堂】



【読経堂】



【神馬舎】





【矢筈紋章】



【石段】


一旦、鳥居まで戻ってここからリフト乗り場に行きます。

まだ参拝は終わっていません。

それなのに何故リフト乗り場に行くかというと、
七鐘の御朱印をいただく為にスタンプカードに印を押しに、
リフト乗り場の横にある大黒堂に行くからです。

スタンプカードに印は7つあって、
お寺の境内に6つ、残り1つだけ離れた場所にあるんです。(泣)

これは何の嫌がらせやねん。


【山道】


車も通れる道ですが、
お寺関係者のみ通れる道のようです。


【大黒堂】


5分ほどで到着。




大黒天像を生涯にわたって彫り続けた吉岡一酔の
百体目の大黒天が祀られていました。

ここで印を押して境内に戻ります。


【ブナ林】


戻りは違うルートで行くことにした。




こんな感じ。

距離は短かったので楽でした。


【電波塔】



【御首題】


売店にはオリジナル御朱印帳が10種類ぐらいありました。

桜の御朱印帳は可愛かったな。
欲しかったけどちょっと女子向けだったので止めました。(^^;


【御朱印】


7つのスタンプを押して事務所に持っていくと、
授与していただけます。

御朱印代は別途300円必要です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿