Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

新長谷寺(2015年8月9日参拝)

2015年09月14日 | 美濃西国三十三観音霊場
関市中心街に入り新長谷寺というお寺へ。

ここは素晴らしい伽藍があるのですが、
境内は撮影禁止という非常に珍しく厳しいお寺です。

私の知る限りでは境内撮影禁止のお寺は知らない。

京都の蓮華寺の横にあるお寺は撮影はOKだけど、
ネットに写真を載せるのは禁止という変わり種もあるけど。


新長谷寺と書いて「しんちょうこくじ」と読みます。
「しんはせでら」とずっと思っていたよ。(苦笑)



所在地:岐阜県関市長谷町1
宗派:真言宗智山派
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:伝・貞応元年(1222)
開基:伝・護認
勅願:後堀河天皇
札所:美濃四国観音霊場、美濃西国三十三観音、美濃七福神、美濃新四国八十八ヶ所霊場



【縁起】
当山は800年以上の歴史を持つ密教寺院です。
平安時代は吉田寺という名前で清和源氏一族との縁が深かった様です。

鎌倉時代に弘法大師法孫護忍上人が感得した十一面観世音菩薩を祀る為、
吉田寺境内に観音堂を興しました。
この尊像が現在の御本尊です。

時の帝後堀河天皇の眼病平癒に効験を発揮し勅願寺となり、
新長谷寺の寺号を帝より賜りました。

八丁四面の吉田寺に七堂伽藍、塔頭十六ヶ寺を建立し栄えた。
その後二度の火災に遭いましたが、その度に二階堂家(岐阜稲葉城主)や
源氏の一族山内家(山内一豊の先祖)らの尽力により復興しております。

羽柴秀吉の攻撃も切り抜け、江戸時代には徳川家の庇護を蒙り栄えましたが、
廃仏稀釈により境内地は20分の1に縮小されたが、
伽藍が整っており古刹の雰囲気を残している。


【門前】



【山門】




見事な山門です。

この山門を見るだけでこのお寺の威容が分かるというもの。


【仁王像】



【看板】


まぁ、お寺の意向だから従うしかない。

更に総門をくぐると見事な伽藍の数々。

特に三重塔が実に渋くて素晴らしい。

写真撮影をしたいという衝動に駆られる。
しかしそこはグッと我慢。

私のブログで紹介したいですが今回はそういう理由で無理。
どうしても見たい方は他のブログをあたってください。(^^;


本堂参拝し不動堂でお参り後、
よりによって段差でこけて右膝を擦りむいた。(泣)

これはヤバいかなと思ったけど、軽傷で済んで良かった。

ジーンズの膝部分が破けたけど、
上手い具合にダメージジーンズになったよ。(苦笑)


【御朱印】



【感想】
伽藍は本当に素晴らしい。

あの撮影禁止の看板を見ると、
ちょっと緊張しちゃうかも知れませんが、
普通に参拝していれば何も言われることはありません。

しかし、帰宅してからいろいろチェックしていたら、
「温泉大好き人間」というブログで驚くべきことが書かれていた。

http://kaorun2480.blog.so-net.ne.jp/2009-05-12

三重塔の写真を撮りたいのなら千円寄こせとか、
銭ゲバぶりも甚だしい。

参拝した時はお寺の意向だから仕方ないと、
大人しく従っていたけど、これを知った時は腹が立ったよ。


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