Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

多田神社(2017年7月15日参拝)

2017年08月15日 | 神社
大阪の池田市から兵庫県の川西市に移動。

県は違えどそんなに遠くありません。

川西市には源氏所縁の多田神社が鎮座しておりますが、
元々は多田院というお寺だった神社です。

ここは何と言っても拝殿と本殿の美しさが格別で、
参拝がとても楽しみです。

しかし、ナビに誘導された神社近くの130号線はとても細く、
対向車が来るとギリギリで苦労しました。(^^;

神社には神社関係者の駐車場しか無く、
有料駐車場を利用することになります。

猪名川沿いに路上駐車してる車がありましたが、
警察に御厄介になるかも知れないのでお勧めしません。


所在地:兵庫県川西市多田院多田所町1-1
御祭神:源満仲、源頼光、源頼信、源頼義、源義家
創建:天禄元年(970)
社格:県社


【由緒】
清和源氏武士団発祥の地であり、この地に居城を構えた源満仲によって、
天禄元年(970)に天台宗寺院として建立される。

鎌倉時代に幕府から造営の督励をうけた僧忍性による再建以降真言律宗に転じ、
明治以前までは多田院と称した寺院であったが、神仏分離の際に神社となった。

多田神社は清和源氏の霊廟として、
源満仲、源頼光、源頼信、源頼義、源義家を祀る。

源氏の流れを汲む足利氏や源氏を称した徳川氏も、
多田神社を源氏霊廟と認めており、歴代将軍の遺骨を多田神社に分骨している。

平氏政権時は荒廃したが、鎌倉時代中期に北条氏により復興され、
室町時代は将軍家の祈祷所として保護を受けた。

現在の社殿は寛文年間に徳川家綱が再建したものである。

源家宝刀鬼切丸(銘安綱)、太刀(備前国宗作)の他、
源頼朝、足利歴代将軍、徳川家綱、綱吉等の記した書画、
古文書などが宝物館に収蔵されている。


【御社橋】


神社前の猪名川架かる朱橋。

多田神社には広い道の12号線から御社橋を渡った方が、
ルート的には楽ですね。


【猪名川】



【社頭】


元々お寺だけあって、その雰囲気は未だに感じますね。

格の高さも感じます。


【南大門】


重厚なる南大門はお寺であった時の多田院の仁王門で、
仁王像は神仏分離令の際、満願寺山門に移転されています。

満願寺は後ほど参拝予定なので仁王像が楽しみです。


【鳥居】



【随神門】


四代将軍徳川家綱公により再建された重要文化財。


【宝物殿】


あの鬼切丸が所蔵されているということですが、
現在は閉館中でした。


【水戸黄門御手植銀杏】



【不思議の銀杏 七種の宿木】



【境内社】



【拝殿】




この美しさと渋さはまさに圧倒的。

神威、武威を感じる拝殿です。

本当に素晴らしい。

こちらも四代将軍徳川家綱公により再建された重要文化財。


【狛犬】



【本殿】




拝殿と同じく実に素晴らしい。

伽藍好きは必見ですね。

四代将軍徳川家綱公により再建された重要文化財。

足利尊氏公以下の歴代将軍の分骨が祀られている御神廟は、
本殿の真裏にあって禁足地となっており、
見る事も出来ませんでした。

しかし、神社の本殿裏手に遺骨が安置されているのは、
全国的に見ても非常に珍しいですね。


【神馬舎】



【蔵】





【遥拝所】





【横綱貴乃花・曙奉納手数入記念植樹】



【鳥居】





【田尻稲荷神社】





【狛狐】



【厳島神社】





【六所宮】







【境内社】



【東門】



【御朱印】


田舎の札所でも無いのに御朱印代は200円でした。

これほどの寺社だと初めてですね。