Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

足羽神社(2017年7月8日参拝)

2017年08月06日 | 神社
足羽山招魂社からあじさいの道を引き返し、
継体天皇が御祭神の足羽神社に到着。

あじさいの道を引き返さず、そのまま真っ直ぐ進めば、
日本山妙法寺の日蓮宗系のお寺があったんですよね。

日本山妙法寺大僧伽という大正時代に出来た宗教団体で、
釧路、札幌、成田、富士、広島等日本各地と、
ネパールやインド等でもお寺を建立し、
その全てのお寺の名前が日本山妙法寺という名称で統一してるとか。

ここ福井にも日本山妙法寺があり、
中でも世界平和塔という大きな仏舎利塔は見たかった。

事前にチェックはしていたのに、
暑さのせいか、すっかり抜け落ちていました。(^^;

さて、それはさておき、
足羽神社の無料駐車場に車を停めて参拝開始。



所在地:福井県福井市足羽上町108
御祭神:継体天皇、大宮地の霊5座
創建:(伝)継体天皇朝
社格:式内小社、旧県社


【由緒】
五世紀後半頃、男大迹王(後の継体天皇)が越前でお過ごしの間に、
越前平野の大治水事業をされますが、まずその初めに朝廷に祀られている
大宮地之霊(坐摩神)を足羽山に勧請し、諸事の安全を祈願したのが、
足羽神社の起源とされています。

足羽神社では古来朝廷を初め、世々の将軍、国主等によって
尊崇の祭典を連綿と執り行ってきました。

以来、武家伝奏執奏の社格にて江戸時代社主44代に至る頃には、
41人が奉仕していました。

しかし天正兵乱の際、社家の多くは滅び、神田は廃れ、
神域もわずかに残るのみとなりますが、柴田勝家がこの国を治めるに当たり、
足羽の神を深く尊信して社殿を修理。

北朝貞和5年に下賜された光明天皇御宸筆大宮地と、
文政12年の例大祭を以って下賜された仁孝天皇御宸筆大宮地之霊の額字が、
それぞれ国宝に指定されていましたが、
先の大戦にて他の文化財と共に宝物庫ごと焼失。

近年では明治33年の橋南の大火、昭和20年の福井空襲、
同23年の福井大震災などにより社殿は焼失倒壊しましたが、
その度に再建され昭和34年に整備完了となりました。


【鳥居】


車が停まっている所が駐車場です。


【六地蔵宝塔】


鳥居をくぐって左手上にあるようだ。

昔はここにお寺があったのね。




お~、これは珍しいものじゃないですか。








うーむ、顏が刈られたお地蔵さんを見ると心が痛む。


【狛犬】



【宝物殿】



【枝垂桜】





【拝殿】




拝殿向かって左側でずーーーとお祈りしている女性が居た。

長い時間ひたすら。

他の方のブログでもその女性と思われる人が映っていたけど、
それは4年前の日付。

よっぽど信心深い方なんでしょうね。


【継体天皇御世系碑】



【地蔵尊】



【御朱印】


兼務社の招魂社の御朱印はされていないとのこと。


これにて足羽山の神社巡りは終了。

足羽山にあるあじさいの道は車だと初めての人は少し不安になる道です。

しかし、ずっと車が通れる道なので安心してください。