無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

山形市南部児童遊戯施設コパル

2022-06-15 17:01:24 | 建築・都市・港

6月14日、株式会社シェルターの協力で、山形市南部児童遊戯施設コパルの見学会に行ってきた。若い二人「大西麻貴+百田有希 / o+h」の設計である。
シェルターのメールからと建築士会経由で回って来たので、酒田支部の女性たちにも声掛けしたが、参加したのはFさんと私、男性のSさんとSさんの4人だった。



上山のコストコに来る度に、工事現場の横を通るので進み具合は見ていたのだが、昨今の建築事情による工事の遅れとコロナ禍により、見学会は見通しが立たなかった。


今回の見学会は、全面的にシェルターの応援で一日中確保し、時間も1時間づつ小分けのグループ(そんなに小分けでもなかったが)で見学を始めた。
10時からは山形支部、我々は11時からだった。


児童遊戯施設というとピンクや水色などのパステルカラーが使われがちだが、この建物は全体がアースカラーで環境に馴染んでいる。
茶色の外皮と切り取ったような開口部付近の壁は白色で、まるで地中海のギリシャやイタリアのようだ。


内部もそうだが、回遊出来る外部もゆるいスロープで巡らされており、見る角度によって視界が異なる。


雪の多い冬の季節でも遊べるようにとのコンセプトが生きている。


雨の日に、この大きな屋根の軒下を、走る回れるのも一興だと思う。



バリアフリーの駐車場の地面の色もきつくない。



外部から十分に内部の様子も伺える。


山の様な建物を潜り抜ける横穴も面白い。
サインも子供達でもわかるひらかなと絵で造られている。
常滑のタイルらしいのだが。


水遊びの出来る広場も準備されている。


外部に並んだ遊具も車椅子使用者でも使えるのだという。


蔵王さんを望む高台に、鐘が設置してあった。
局面の壁はスペインを彷彿させる。



鶴岡支部の女性たちは参加していた。


局面の屋根の材料はアスファルトシングル葺き、曲面を無理なく施工出来る。


鼻隠しの下には雨除けの小波GL鋼板。山形産材杉を利用した。


どこからか鳥の鳴き声が聞こえる。


人間が近寄っても逃げない。セグロセキレイの幼鳥だと思う。
植栽の茂みの中を遊び場にしているようだ。


アンケートに記入すると、シェルターから新建築の本が貰えた。

施設の内容はVISIT YAMAGATA の 山形市遊戯施設コパル こちらが詳しい。



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