無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

ブンブン

2012-06-08 12:39:59 | 社会
頭の上をブンブン音を立てて飛行機が飛んでいる。ヘリコプターの音でもなく、昔懐かしいプロペラ機の音で、上空をグルグルと回っているようだ。

私が子供の頃は、どこかの店の開店があると、飛行機からチラシが捲かれたものだった。片面印刷の質の悪いザラザラした紙が空から降ってくる。子供達は何の足しになるわけでもないのに、誰が一番多く拾うかで競い合った。そんな身近だった飛行機は、何時の頃から消えてしまったのだろう。そんな事を思い出していたら、外から姪が「飛行船だ!」と私を呼んだ。

カメラと望遠レンズを持って外に飛び出した。音のする方は黒松の枝に隠れて全体が見えない。いつものレンズで狙ったら、小さくて話しにならない。望遠レンズに取り替えて山王森の広場に駆け上がる。その時には飛行船の後ろ姿だけが見え、どんどん遠ざかって行った。



残念だったが、一枚だけ写った物をトリミング加工してみた。
大きくして見ると、酒田祭で買った風船の糸が切れて飛んでいったみたいな、迫力のなさである。
これはきっとカメラマンのせいだろうな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

移動中に見つけたもの

2012-06-08 01:16:24 | 建築・都市・港
南三陸町へ行くのには、新庄から鳴子を通り、あら伊達の道の駅を過ぎた辺りから登米市へ抜けるルートで、それが一番近いのだそうで、私は一度も通った事のない道を走った、と言ってもバスに揺られているだけなのだが。Google Mapで道を確かめる。iPhoneがあると便利である。



最初の休憩地。



吊り橋の向こうには、楽しそうな場所があるようだ。



その道路を挟んで向かいには、陸羽東線の線路とトンネルがあった。トンネルが旧態なのに雪止めが斬新だ。電線が見当たらずに、電車ではないのかディーゼル車なのかと驚く。途中に電車(汽車)とは出会わなかった。



オランダ風の風車が見えた。
仏壇屋のおばちゃんが、南三陸町長にお土産で酒田米菓のオランダ煎餅を差し上げたら、何故オランダなのかと問われた。酒田弁でおらだの(私の、私たちの)と言う意味だと説明すると、納得されていた。



施設は大きな池と言うか沼を中心に造られている。長沼フートピア公園だそうだ。



風車以外にも、こんな民家も建てられていた。



登米市には、石ノ森章太郎の生家と石ノ森章太郎ふるさと記念館がある。



これは2005年に撮影したもの。ここから彼の生家は近い。生家で見た写真の彼のお姉さんは、若くして亡くなっている。なんて綺麗な人なのだろうと驚いた。彼が描く女性によく似ている。彼の女性への原点が、お姉さんだったのだと思った。

石巻にある石ノ森萬画館も津波の被害に遭った。最近の情報では、市議会で予算が通れば、補修工事を行い再開できるようだ。また一つ行きたい場所が増えるのは良いことだなと思う。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする