2013/10/17 (木曜日) 晴れ
ケイカル板のボロボロが気になっていた四角釜をステンレス薄板の
熱遮蔽に改造した。
その後、ボイラーに取り付けてV型エンジンを回して出力を確認した。
以前のテストでは2Wオーバーを記録したことがあるが、今回も
その2Wが出せるかどうかのチェックのためのテストだ。
↓ バーナーの熱からアルミ板ケースを保護する熱遮蔽をケイカル板からステンレス薄板に変える改造をした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d2/00c7ef40789386a8c692b366b2d6d47d.jpg?random=2fc6018522c9b6602cd9e78160f981b4)
↓ 四角釜を覆うアルミケースにスペーサを挟んでステンレス薄板を張付けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/14/dee531f1816cbf7359072ffd3fe69f69.jpg?random=c6a7af80d7ab371c8218e359c798eaf6)
↓ 釜の下のバーナーからの炎や熱気が直接ケースに触れないようにした(つもり)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/05/fc4ee9445a4d8dc4d38f55f902981c83.jpg?random=d8b4e1f846e2ee836448c8b4da782595)
↓ 改造が終わった四角釜。 手の入らない狭い隙間への工作で思わぬ時間がかかってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/12/b236f6ca190ba09debce8cf3b769e0e5.jpg?random=4fb6e820f8df4bd8fde9aca4da876182)
ケイカル板は熱を遮断する効果は大きいが、何度も熱を加えると脆くなり
ちょっと力をかけただけでもボロッと崩れてしまう。
最初のうちはきれいだったお釜も、段々とボロボロになってしまう。
その度に作り直しをするのだが、あのケイカル板を加工するときの白い
粉はまったく始末が悪い。 辺り一面に飛び散ってあとの掃除が大変だ。
それでいつか改造しよう、と思っていたが今日それができてすっきりした。
改造後の最初のテストは無負荷試験だ。
丸釜では0.3気圧ほどの蒸気が噴出すが、四角釜ではどうなんだろうか
↓ 規定の水量(運転時は800cc)を注入して準備OKだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/44/2c191f70eae35f4810bbeb0f793e7b56.jpg?random=abf08e1a8bd1ac726acb409d65f8cc3f)
四角釜の無負荷運転試験の様子を動画でご覧ください。
続いて四角釜でV型エンジンを動かして2Wのパワーが出るかもう一度確認してみる。
先日のテストでは2Wオーバーを発電してくれたが、これがフロック(まぐれ)だったのか
何だか気になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/90/608e0b08dbb60194026501de2ee33168.jpg?random=8542dfb0655b7b81d2571a4e62bb27b5)
テストの様子を動画でご覧ください。
↓ 排気蒸気を集めた凝水(復水)もわずかだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/c0/fdec9bc682f0e0afc8aee758b2fefac9.jpg?random=c584899603bb8673d79182e18e67e757)
↓ 1回の運転で60ccぐらい。 なんでこんなに少なくなったんだろう。
前は200cc以上だった気がするけど・・・・ まぁ、よかったよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/f0/4df94a2eca8e95f75a2f4ba71949edf0.jpg?random=1defc844218b071e64aa57ec8220e9c7)
↓ 凝水は乳白色になって油が浮いている。 給油器のオイルが蒸気に混ざって流れている証明だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/09/4aabf74840f5ef8fea97b175c1deb464.jpg?random=8fe93b1f821a4a6f73e59fd9837ea247)
四角釜でのテストの結果、V型エンジンは2Wを越える電力を発電していることが
確認できた。 良かったよぉ。
さぁ、次は問題の丸釜の再テストだ。
前回のテストでは1.8Wぐらいしか発電できなかった。
↓ 丸釜テストの様子。 ガスボンベは今までのものを使用。(新品がないので・・・)
水は運転時の満タン(1.2L)を注入した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/70/bd2521f18133022f003f688a5880f6bd.jpg?random=4d20f2cf4dc07b2b4c36d9425ae7af4c)
丸釜でのテストの様子を動画でご覧ください。
テストの結果、丸釜でも2Wオーバーを発電できることが確認できた。
運転時間も10分はOKだ。 良かった、よかった・・・・・・
↓ 丸釜運転中の復水はちょっと量が多い。 まぁ、運転時間が10分以上だから仕方がないか・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1e/7a2949e0983dcbfd99e29064c8a2f99c.jpg?random=22541364b88805a24ace7e2e523f2d81)
↓ 約180ccもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/36/b93d4e458a2cca32b7a4b4eb2ad7c7c7.jpg?random=d3e1a8a47d31945088a8deeb49c272d8)
↓ 復水は乳白色で油が浮いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/1e/f965af2fc5a1da13f153f9699c558930.jpg?random=b634337d59c38e7efbfd1c1bcbe62b65)
↓ シリンダーやバルブから漏れた水滴をエンジン底の皿で受けたものを集めた排水。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2e/1e5093938bacd496fed952967c41cba4.jpg?random=dfce39b6c044d624ebbcbda1f43e4027)
↓ これは四角釜での運転と、丸釜での運転の漏れ水を一緒にしたもの。 約50ccだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/84/97f951b4dd6649d3b265c5d2663f0802.jpg?random=5ed2344a9937bdd2be2ccb42acadb3f8)
さぁ、これでテストはOKだ。
ボートの工作を始めよう。
だけどこれでボートが期待通りに走ってくれるかはわからない。
スクリューとの相性の問題、オモリの積み増しがあるかもしれないし、
実際に走らせて見ないとわからない。
歌の文句じゃないけれど ケセラセラ・・・だよ。
ケイカル板のボロボロが気になっていた四角釜をステンレス薄板の
熱遮蔽に改造した。
その後、ボイラーに取り付けてV型エンジンを回して出力を確認した。
以前のテストでは2Wオーバーを記録したことがあるが、今回も
その2Wが出せるかどうかのチェックのためのテストだ。
↓ バーナーの熱からアルミ板ケースを保護する熱遮蔽をケイカル板からステンレス薄板に変える改造をした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d2/00c7ef40789386a8c692b366b2d6d47d.jpg?random=2fc6018522c9b6602cd9e78160f981b4)
↓ 四角釜を覆うアルミケースにスペーサを挟んでステンレス薄板を張付けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/14/dee531f1816cbf7359072ffd3fe69f69.jpg?random=c6a7af80d7ab371c8218e359c798eaf6)
↓ 釜の下のバーナーからの炎や熱気が直接ケースに触れないようにした(つもり)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/05/fc4ee9445a4d8dc4d38f55f902981c83.jpg?random=d8b4e1f846e2ee836448c8b4da782595)
↓ 改造が終わった四角釜。 手の入らない狭い隙間への工作で思わぬ時間がかかってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/12/b236f6ca190ba09debce8cf3b769e0e5.jpg?random=4fb6e820f8df4bd8fde9aca4da876182)
ケイカル板は熱を遮断する効果は大きいが、何度も熱を加えると脆くなり
ちょっと力をかけただけでもボロッと崩れてしまう。
最初のうちはきれいだったお釜も、段々とボロボロになってしまう。
その度に作り直しをするのだが、あのケイカル板を加工するときの白い
粉はまったく始末が悪い。 辺り一面に飛び散ってあとの掃除が大変だ。
それでいつか改造しよう、と思っていたが今日それができてすっきりした。
改造後の最初のテストは無負荷試験だ。
丸釜では0.3気圧ほどの蒸気が噴出すが、四角釜ではどうなんだろうか
↓ 規定の水量(運転時は800cc)を注入して準備OKだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/44/2c191f70eae35f4810bbeb0f793e7b56.jpg?random=abf08e1a8bd1ac726acb409d65f8cc3f)
四角釜の無負荷運転試験の様子を動画でご覧ください。
続いて四角釜でV型エンジンを動かして2Wのパワーが出るかもう一度確認してみる。
先日のテストでは2Wオーバーを発電してくれたが、これがフロック(まぐれ)だったのか
何だか気になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/90/608e0b08dbb60194026501de2ee33168.jpg?random=8542dfb0655b7b81d2571a4e62bb27b5)
テストの様子を動画でご覧ください。
↓ 排気蒸気を集めた凝水(復水)もわずかだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/c0/fdec9bc682f0e0afc8aee758b2fefac9.jpg?random=c584899603bb8673d79182e18e67e757)
↓ 1回の運転で60ccぐらい。 なんでこんなに少なくなったんだろう。
前は200cc以上だった気がするけど・・・・ まぁ、よかったよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/f0/4df94a2eca8e95f75a2f4ba71949edf0.jpg?random=1defc844218b071e64aa57ec8220e9c7)
↓ 凝水は乳白色になって油が浮いている。 給油器のオイルが蒸気に混ざって流れている証明だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/09/4aabf74840f5ef8fea97b175c1deb464.jpg?random=8fe93b1f821a4a6f73e59fd9837ea247)
四角釜でのテストの結果、V型エンジンは2Wを越える電力を発電していることが
確認できた。 良かったよぉ。
さぁ、次は問題の丸釜の再テストだ。
前回のテストでは1.8Wぐらいしか発電できなかった。
↓ 丸釜テストの様子。 ガスボンベは今までのものを使用。(新品がないので・・・)
水は運転時の満タン(1.2L)を注入した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/70/bd2521f18133022f003f688a5880f6bd.jpg?random=4d20f2cf4dc07b2b4c36d9425ae7af4c)
丸釜でのテストの様子を動画でご覧ください。
テストの結果、丸釜でも2Wオーバーを発電できることが確認できた。
運転時間も10分はOKだ。 良かった、よかった・・・・・・
↓ 丸釜運転中の復水はちょっと量が多い。 まぁ、運転時間が10分以上だから仕方がないか・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1e/7a2949e0983dcbfd99e29064c8a2f99c.jpg?random=22541364b88805a24ace7e2e523f2d81)
↓ 約180ccもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/36/b93d4e458a2cca32b7a4b4eb2ad7c7c7.jpg?random=d3e1a8a47d31945088a8deeb49c272d8)
↓ 復水は乳白色で油が浮いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/1e/f965af2fc5a1da13f153f9699c558930.jpg?random=b634337d59c38e7efbfd1c1bcbe62b65)
↓ シリンダーやバルブから漏れた水滴をエンジン底の皿で受けたものを集めた排水。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2e/1e5093938bacd496fed952967c41cba4.jpg?random=dfce39b6c044d624ebbcbda1f43e4027)
↓ これは四角釜での運転と、丸釜での運転の漏れ水を一緒にしたもの。 約50ccだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/84/97f951b4dd6649d3b265c5d2663f0802.jpg?random=5ed2344a9937bdd2be2ccb42acadb3f8)
さぁ、これでテストはOKだ。
ボートの工作を始めよう。
だけどこれでボートが期待通りに走ってくれるかはわからない。
スクリューとの相性の問題、オモリの積み増しがあるかもしれないし、
実際に走らせて見ないとわからない。
歌の文句じゃないけれど ケセラセラ・・・だよ。
試運転で擦り切れる前に船へ搭載しましょう。
私の三笠はどうやっても既存のボイラーが搭載できないので、ボイラー作り直しです。やれやれ、、、
三笠用のボイラー工作ですか。
その製作過程を拝見したいです。(今後の参考に)
是非、Youtubeへアップしてください。 お願いします。
私は今日、蒸気切替バルブをエンジンに取り付けました。
V型は縦型と違ってフレームがないので取り付け方法に悩みました。
あまりスマートではありませんがカンザシみたいに取り付けました。
またまた頭でっかちになってしまいたした。
コメントありがとうございました。
おかげさまで目標を達成しましたので、ボートへの搭載工作を始めました。
団塊工房さんの船外機は美術品のように美しいので水上を走るときは見栄えがするでしょうね。
走航を楽しみにしています。
私も団塊工房さんを見習って今度はきれいに作りたいです・・・・・
でも無理ですよね。 美的感覚は天性のものです。 真似をしたくてもできるものではありませんから・・・