デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

コンデジ+テレコンで超望遠撮影実験 - 1.7倍のテレコンを取り付けて撮影 ー 

2020年02月06日 19時53分25秒 | 野鳥撮影実習
2020/02/04 (火曜日) 晴れ

いつ頃買ったのか、いくらだったのかも忘れてしまった古い24倍ズームのコンデジ。
古くなっても捨てられない。
だって、長時間撮影用のAC電源ユニットやテレコンや取り付けアダプタなどがあるのでもったいない。
まだまだこれからも活用しようと思っている。



このコンデジは最大画素数 14MPix(14百万画素 画像縦横比4:3の場合 4320 x 3240)の写真が撮れる。
そして最大ズーム比は24倍だ。
最新式高倍率コンデジの100倍、200倍には遠く及ばないが、EXズーム機能を使えば50倍ぐらいのズーム比になる。
これに1.7倍のテレコンを取り付ければ85倍のズーム撮影ができる(はずです・・・よね? 光学のことよくわからない)。
まぁ、テレコンを付けて撮影した画像はそれなりの精細さになってしまうのだろうけど、それは仕方がない。
はたしてどの程度の画像が得られるのか実験してみた。

撮影のモデルは庭に遊びに来るジョウビ君。
モデルとカメラの距離は約8m。
超望遠撮影としては距離がちょっと短すぎるが狭い庭なので仕方がない。





 最大画素数12.5MPix(縦横比3:2の場合)で撮影してみる。
   この場合は最大ズームにしてあるので24倍になっている。
   この時のカメラレンズ焦点距離は108mmで35mmフィルムカメラに換算すると624mmの望遠レンズ撮影に相当する。
   そして1.7倍のテレコンが付いたので全体の合成焦点距離は1061mmの望遠レンズになる(はずです)。

1061mmの望遠レンズ相当で撮った超望遠撮影画像。   
かなりきれいです。                         (画像をクリックすると拡大されます)



 画素数を9MPix(3648 x 2432)に縮小したEXズーム28倍で撮影した画像。

   35mmフィルムカメラ換算焦点距離  739mm相当
   テレコン1.7x 合成焦点距離   1260mm相当 

1260mmの望遠レンズ相当で撮った超望遠撮影画像。
結構きれいです。
                           (画像をクリックすると拡大されます。)



 画素数を6MPix(3072 x 2048)に縮小したEXズーム33.8倍で撮影した画像。

   35mmフィルムカメラ換算焦点距離   878mm相当
   テレコン1.7x 合成焦点距離    1493mm相当

 
1493mmの望遠レンズ相当で撮った超望遠撮影画像。
結構きれいです。  ジョウビ君も大きく写ってます。
                           (画像をクリックすると拡大されます。)




 画素数を4.5MPix(2560 x 1712)に縮小したEXズーム40.5倍で撮影した画像。

   35mmフィルムカメラ換算焦点距離   1053mm相当
   テレコン1.7x 合成焦点距離    1790mm相当


1790mmの望遠レンズ相当で撮った超望遠撮影画像。
まぁまぁきれいです。  ジョウビ君の尻尾がギリギリ入ってます。
                           (画像をクリックすると拡大されます。)



 画素数を2.8MPix(2048 x 1360)に縮小したEXズーム50.6倍で撮影した画像。

   35mmフィルムカメラ換算焦点距離   1316mm相当
   テレコン1.7x 合成焦点距離    2237mm相当


2237mmの望遠レンズ相当で撮った超望遠撮影画像。
それなりにきれいです。  ジョウビ君の尻尾が切れてます。
                           (画像をクリックすると拡大されます。)



テレコンを付けるとやっぱりそれだけ大きな画像が撮れます。(あたりまえか・・・・・)
画像の劣化はあまりない様に思います。
⑤の画像は2.8MPixの画像で大昔の3百万画素のカメラで撮った感じです。
当時は3百万画素っていえば大したものだったんだけど・・・・・

これらの写真撮影ではシャッタースピードは1/30~1/80と低速度です。
それに三脚・シャッターレリーズは必要でしょう。
そして、お手伝いのジョウビ君は訓練されていて止まる場所を指定できます。
ですので自然の動きの早い野鳥や、どこに止まるかわからない野鳥の撮影はとても難しいと思います。

だけど、カメラ、三脚も軽くて持ち運びはとても楽です。
碌な写真は撮れなくても運よくきれいに撮れれば儲けもの・・・・・・
今度はこれを持って公園に出かけてみます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンデジ+テレコンで超望遠撮影実験

2020年02月06日 13時56分18秒 | 野鳥撮影実習
2020/02/04 (火曜日) 晴れ

もう10年以上前に購入した高倍率ズームのコンデジ。
画素数は12.5MPix(12,000,000ピクセル)。
ズーム倍率は最大24倍。
今では100倍、200倍なんていうのもあるからちょっと物足りないかな?

マニュアルを読むと「EXズーム」という機能を使うと50倍ぐらいになると書いてある。
そうかぁ、手持ちのテレコン(1.7倍)をくっつければ85倍のズームになるかも・・・・・・
EXズームってどんな仕組みなのかはよくわからないが高倍率では画素数が少なくなっている。
きっと画像処理ソフトでトリミング拡大するのと同じようなことなんだろう。
はたして画質はどんな具合だろう?
実際にどんなものなのか実験してみた。

いつ買ったのかも思い出せないほど昔に手に入れた高倍率ズームコンデジ(Panasonic FZ100)。
テレコンはそんなに古くはない。(2台目だからね)


撮影は庭に遊びに来るジョウビ君に手伝ってもらった。
カメラとジョウビ君の距離は≒8m。



 カメラ本来(テレコン無し)の最大ズーム画像。
   ズーム倍率は24倍。
   画素数は4320x2880の12.5Mpix(メガピクセル)。
   画像ファイルの詳細情報によるとカメラのレンズ焦点距離は108mm。
   35mmフイルムカメラ換算で624mmに相当すると記録されていた。
   画像は鮮明でA2用紙までの印刷に適しているとのことである。

                          (画像をクリックすると拡大されます)



 EXズームで倍率をあげてみる。(テレコン無し)
   画素数を1段落として9MPixにしてみる。

   画素数=3648x2432の8.9MPix。
   カメラレンズ焦点距離は108mm(変化無し)。
   35mmフィルムカメラ換算は739mm相当になった。
  
   上記でのズーム倍率24倍のときの35mmフィルムカメラ換算は624mmだから739/624≒1.2 (倍)。
   従ってズーム倍率は 24x1.2=28.8倍 になるはずだ。(正しいかどうかはわかりませんが・・・) 
   
   ズーム倍率が28.8倍になって少し画像が大きくなったように見える。
   画像は案外鮮明だ。 A2用紙までの印刷に適しているとのことだ。
   

                               (画像をクリックすると拡大されます)



 EXズームを6Mpix(3072x2048)にして倍率をあげてみる。

   カメラレンズ焦点距離は108mm(変化無し)。    
   35mmフィルムカメラ換算は878mm相当になった。
   ズーム倍率は34倍になる(はずですが・・・)。
   画像は案外鮮明でA3用紙までの印刷に適しているということだ。





 EXズームを4.5Mpix(2560x1712)にして更に倍率をあげてみる。

   カメラレンズ焦点距離は108mm(変化無し)。    
   35mmフィルムカメラ換算は1053mm相当になった。
   ズーム倍率は40.5倍になる(はずですが・・・)。
   確かにジョウビ君の画像は大きくなっている。
   だがしかし、画像の鮮明さは失われていくみたいだ。
   A4用紙までの印刷に適しているとのことだ。




 EXズームを2.5MPix(2048x1360)にして倍率をあげてみる。

   カメラレンズ焦点距離は108mm(変化無し)。    
   35mmフィルムカメラ換算は1316mm相当になった。
   ズーム倍率は50.6倍になる(はずですが・・・)。
   確かにジョウビ君の画像は更に大きくなっている。
   その代わり鮮明さは失われてしまう。
   L版印刷用みたいだ。




EXズームには更に画素数を小さくした0.3MPix(30万画素)の拡大があるが、それは使い物にならないと思うので
実験はしなかった。

次はテレコン(Olimpus TCON-17)を取り付けて実験してみます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする