2013/06/03 (月曜日) 晴れ
今日は今回のツアーの目玉の一つ(実習生としてです)、小さな蒸気機関車に
引っ張られて走る列車に乗ってくる。
そして自然豊かな湖水地方ではどんな野鳥に出会えるか、それも楽しみだ。
↓ 今日も好い天気だ。 ホテルの庭は芝生で覆われていて、野兎や野鳥が遊んでいた。

↓ 近くの遊歩道を行くときれいな川の流れがあった。 周りの林からは野鳥のさえずりが響き渡っていた。
朝のうちは気温が低く、手が凍えてしまいそうだった。

↓ 芝生の上では野兎が遊んでいた。

↓ 花陰に隠れたつもりかな? ♪・・・・・長いお耳が見えてるよ

↓ 今日も元気で出発。 湖水地方(Lake District)の道標が見えた。



↓ ライダルマウント。 湖水地方の自然をこよなく愛した詩人ワーズワースが住んだ邸宅だったそうだ。


文学、文芸、とは無縁の実習生には詩だとか俳句だとか、短歌だとかは
何だか別世界のこと、ワーズワースさんがどんな人か全く知らない。
でも、こんなきれいなところに住んでいたんだなぁ・・・・・
邸宅の庭にはいろいろな花が咲き乱れてとてもきれいだった。
広い庭園を散策しようとしたとき、きれいな野鳥が木の枝に止まった。
もう、庭園散策どころではない。
カメラを構えて野鳥撮影だ!
そんなわけで、この美しい庭園観光は見送ってしまった。
(ここで撮った野鳥は「セイヨウコマドリ」でした。
いつの日か撮ってみたい、撮ってみたい、と思っていた野鳥に出会えて
とてもラッキーでした。 その写真は後日「イギリスで撮った野鳥」の
コーナーでお披露目いたします。 乞うご期待)
↓ ウィンダミア湖の船着場。 ここから船に乗って蒸気機関車の発車駅に向う。



↓ 対岸の船着場に着いた。 すぐ近くに列車が止まっていた。

↓ 列車の発車時刻はまもなくだ。 写真を撮る暇もないくらいだ。

走る列車の窓から撮影した動画をご覧ください。
(窓から腕を伸ばしてカメラを操作しましたので、操作がままならず
ブレたり、アングルが歪んだりで見難いですが、ご勘弁ください。)
130603_THE LAKESIDE & HAVERTHWAITE RAILWAY
湖水地方といえば先ずピーターラビットが思い浮かぶことだろう。
無教養の実習生もこの言葉はどこかで聴いたことがある。
そして青いジャケットを着たウサギのお人形もどこかで見たような・・・
そのピーターラビットを主人公にした童話を書いた人ビアトリクス・ポターが
この地に住んでいたんだそうだ。
その家を見物した。
↓ ヒルトップ農場。

↓ 住まいまでの道もきれいな草花で埋め尽くされていた。

↓ 部屋への入り口。 ゆっくり見学できるように入室する人数を制限しているので順番待ちだ。

↓ 椅子に座って孫たちに本を読んであげているおばあさん?

↓ ピーターラビットの絵本を読んでいるのかな?

部屋の中は撮影禁止だった。
ポターが思索・研究(ポターは博物学の学者さん)した机や
童話を書き綴った机などを見て回った。
↓ ちょっと離れた市街に「ザ・ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター」という展示場があった。

↓ 先ほど見学してくたヒルトップ農場の模型があった。 全体がよくわかった。

↓ 館内には童話(絵本)のシーンが立体的に再現されていた。
子供の頃絵本みて内容を知ってる方はさぞ懐かしいことだろう。

↓ ピーターラビットのお土産屋さん。 お代官のお土産漁りは切りがない・・・・やれやれ・・・

「ウインダミア周辺にて自由散策(約1時間)」・・・・
日程表に書いてあったこの一文をみて、湖の周りで野鳥撮影をと目論んでいたが
その思いは大外れだった。
散策をしたのはお土産屋が並ぶ市街を散歩することだったんだよ。
まぁ、波止場にはカモメやカモ、ハクチョウが居たがこれはあまり撮る気には
なれない。
何しろセイヨウコマドリを撮っちゃったからなぁ・・・
早く日本に帰ってパソコンで処理してみたいよ。
(ツアー第4日目 完)