2012/7/20 (金曜日) 霧、小雨、曇り、薄日、ちょこっと雷鳴、本降り雨 (現地の気象)
今日は友人と連れ立ってニッコウキスゲが咲く高原にノビタキ写真を撮りに行く日だ。
この時期は一面のニッコウキスゲの花を目当てに観光客も大勢来る。
またニッコウキスゲの花に止まるノビタキを撮りたいカメラマンも大勢押しかけるので
駐車場はすぐいっぱいになってしまう。
そこで、前日、麓のビジネスホテルに泊り、早朝チェックアウトして駐車場に向うことに
したのだが、起床して窓の外を見てみると、なんだか道路が濡れてるみたいだ。
表に出てみると細かい雨が降っている。
山の方を見てみると、雲が低く垂れ込めて上の方は全く見えない。
おぉ、なんてぇこった・・・・・・
前日の天気予報では今日は晴れることになっていたはずだ。
「どうしてくれるんだっ!」 って叫んだって、天気予報と宝くじは外れるのが当たり前
だから運が悪かったと諦めるしかない。
これからどうするか友人に電話した。 友人の家の方は雨は降っていないようで
もうこちらに向っているとのこと。
こちらの天気は思わしくないことを伝えて、私達も出発した。
駐車場に着いてみると、霧がかかって見通しが悪い。 時どき小雨がぱらつくが、この程度
なら何とか撮影はできる・・・・という感じだ。
双眼鏡とコンデジを首にかけてポイントの様子を見に行った。
何人かのカメラマンがレンズを向けている。 ノビタキはいるようだ。
↓ 霧で見通しが利かないお花畑。
↓ いつもの撮影スポットもこんな状況だった。
やがて友人がやってきた。
私もデジスコを用意して撮影を始めた。
天気は悪いが、時どきは明るくなり、薄日も出てくれるようになって霧が晴れてきた。
遠くでノビタキが飛び回っているが近くにはなかなかやって来ない。
ようやく飛んできたと思ったらこんなところに止まってしまう。
↓ ホオアカが杭に止まって鳴きだした。 私も友人も早速撮り始めた。
そばにいた(ベテラン?)カメラマンは、「杭止まりなんか撮ったってしょうがない・・・」と
見向きもしない。 そうだよなぁ・・・ だけど俺達は何だって撮っちゃうんだ、とうしろうだからね。
しばらく待機したがノビタキはなかなかやってこない。
そこで(ちょっと離れたところに)場所を変えてみることにした。
そこは、前回来た時、何組かのノビタキ・ペアーが営巣していた場所で
きっと幼鳥が飛び回っているはずだ。
それに近くにはベンチもあり、足腰の弱い同行者も座って待機できるので便利だ。
来てみると予想通り、ノビタキの若者、ホオアカ、ビンズイなどがいた。
ただ、ここは花はあまり咲いていない。
あちこちにシシウドの花が咲く程度だ。
↓ 近くの枯れ木にビンズイが飛んできて囀り始めた。
それじゃぁ、ここで撮影して遊ぼう、そして昼時になったらこのベンチで弁当を食べよう・・・
何て思っているとき、遠くの方から
“ゴロゴロ・・・・”
と雷鳴が聞こえた。
さぁ、大変だ。 お代官は大のカミナリ嫌いなんだよ。 (嫌いというより恐怖症)
「早く車に戻ろうよ!」と登り道をあせって歩き出した。
普段のお代官は足が遅い。(のろまっていうのが正解かな?)
ツアー旅行のときなどはいつもメンバーに置いていかれて最後尾ばかり歩いている。
それがどうだ、カミナリの音を聞いたとなるとまるで別人のように足が速くなる。
私もついていくのが大変なくらいだ。
「まだ遠いから大丈夫だよ」という友人は余裕を持って歩いてくる。
その友人と奥さんを後ろに残してお代官は息を切らして早足で歩く。
(お代官の台詞)
「あんたのカメラにカミナリが落ちるかも知れない。 早く車に行かなくっちゃ!」
「まだ、車に着かないの!? どうしてこんなに遠くまで来ちゃったの!?」
「あぁー、息が切れる・・・・ まだ着かないの!?」
(オイラの台詞)
「もうすぐそこだよ、駐車場が見えてきた、頑張れ・・・・」
「こんなところで雷に打たれて死んだら皆にバカにされるだろうなぁ・・・」
何とか無事に駐車場に着いた。
そうしたら何ということはない、雷も遠のいたみたいだ。
だが天気は下り坂だ。 午後は雨もひどくなるようだ。
撮影はおしまいにした。
道具を片付けて、弁当を食べることにした。
友人と奥さん、私達4人は道端に椅子を置いて弁当を食べ始めた。
遠くの山には黒い雲がかかって何だか気味が悪い。
「あそこの下は雨がふってるよね?」なんて話しているうちに、ここにも大粒の雨が
落ちてきた。
ありゃー、こりやー大変だ・・・
弁当を手に持って慌てて車に戻った。
そして友人の車に一緒に座らせてもらって弁当の続きを始めた。
友人の奥さんも、お代官も一緒に旅行をしたり何度も顔を会わせていて気心は知れている。
弁当を食べながらあれこれ会話が弾んだ。
友人とオイラは若いときから(同じ職場で仕事をしたこともある)の付き合いで気心は
知り尽くしているの当たり前だが、こうやって家族同士で楽しいお付き合いをする
のもいいもんだ。
奥さんとお代官が楽しそうに会話しているのを見ているとオイラの心も和む。
どうせ、オイラとか友人のことを互いに愚痴ってるんだろうけどね・・・・・・
弁当を食べ終わった。
私達は帰り道は途中どこかの道の駅(お代官は道の駅を覗くのが大好きなんですよ)に
寄って、まだ走ったことが無い雁坂トンネルを通って帰ることにした。
友人は反対方向に降りて1時間ばかりところにあるセカンドハウスに戻るそうだ。
そこでここでお別れすることになった。
昨日まではあんなに良い天気だったのに今日はこんな天気で残念だった。
きっと、オイラか友人のどちらかが雨男なんだろう・・・・
(まだどちらだか決着はついていないが、オイラじゃないということを願っています。)
帰り道ではワイパーが利かないほどの雨降りにぶつかったり、道の駅では土砂降りの中を
車から出て店まで歩いてびしょ濡れになってしまったり、やっぱりオイラは雨男かな?
ちょっと弱気になってしまった。
Bさん、いろいろお世話になりました。
キス・ノビはちょっと残念だったけど、とても楽しい1日でした。
ありごとうございました。
奥様によろしく、お伝えください。
今日は友人と連れ立ってニッコウキスゲが咲く高原にノビタキ写真を撮りに行く日だ。
この時期は一面のニッコウキスゲの花を目当てに観光客も大勢来る。
またニッコウキスゲの花に止まるノビタキを撮りたいカメラマンも大勢押しかけるので
駐車場はすぐいっぱいになってしまう。
そこで、前日、麓のビジネスホテルに泊り、早朝チェックアウトして駐車場に向うことに
したのだが、起床して窓の外を見てみると、なんだか道路が濡れてるみたいだ。
表に出てみると細かい雨が降っている。
山の方を見てみると、雲が低く垂れ込めて上の方は全く見えない。
おぉ、なんてぇこった・・・・・・
前日の天気予報では今日は晴れることになっていたはずだ。
「どうしてくれるんだっ!」 って叫んだって、天気予報と宝くじは外れるのが当たり前
だから運が悪かったと諦めるしかない。
これからどうするか友人に電話した。 友人の家の方は雨は降っていないようで
もうこちらに向っているとのこと。
こちらの天気は思わしくないことを伝えて、私達も出発した。
駐車場に着いてみると、霧がかかって見通しが悪い。 時どき小雨がぱらつくが、この程度
なら何とか撮影はできる・・・・という感じだ。
双眼鏡とコンデジを首にかけてポイントの様子を見に行った。
何人かのカメラマンがレンズを向けている。 ノビタキはいるようだ。
↓ 霧で見通しが利かないお花畑。
↓ いつもの撮影スポットもこんな状況だった。
やがて友人がやってきた。
私もデジスコを用意して撮影を始めた。
天気は悪いが、時どきは明るくなり、薄日も出てくれるようになって霧が晴れてきた。
遠くでノビタキが飛び回っているが近くにはなかなかやって来ない。
ようやく飛んできたと思ったらこんなところに止まってしまう。
↓ ホオアカが杭に止まって鳴きだした。 私も友人も早速撮り始めた。
そばにいた(ベテラン?)カメラマンは、「杭止まりなんか撮ったってしょうがない・・・」と
見向きもしない。 そうだよなぁ・・・ だけど俺達は何だって撮っちゃうんだ、とうしろうだからね。
しばらく待機したがノビタキはなかなかやってこない。
そこで(ちょっと離れたところに)場所を変えてみることにした。
そこは、前回来た時、何組かのノビタキ・ペアーが営巣していた場所で
きっと幼鳥が飛び回っているはずだ。
それに近くにはベンチもあり、足腰の弱い同行者も座って待機できるので便利だ。
来てみると予想通り、ノビタキの若者、ホオアカ、ビンズイなどがいた。
ただ、ここは花はあまり咲いていない。
あちこちにシシウドの花が咲く程度だ。
↓ 近くの枯れ木にビンズイが飛んできて囀り始めた。
それじゃぁ、ここで撮影して遊ぼう、そして昼時になったらこのベンチで弁当を食べよう・・・
何て思っているとき、遠くの方から
“ゴロゴロ・・・・”
と雷鳴が聞こえた。
さぁ、大変だ。 お代官は大のカミナリ嫌いなんだよ。 (嫌いというより恐怖症)
「早く車に戻ろうよ!」と登り道をあせって歩き出した。
普段のお代官は足が遅い。(のろまっていうのが正解かな?)
ツアー旅行のときなどはいつもメンバーに置いていかれて最後尾ばかり歩いている。
それがどうだ、カミナリの音を聞いたとなるとまるで別人のように足が速くなる。
私もついていくのが大変なくらいだ。
「まだ遠いから大丈夫だよ」という友人は余裕を持って歩いてくる。
その友人と奥さんを後ろに残してお代官は息を切らして早足で歩く。
(お代官の台詞)
「あんたのカメラにカミナリが落ちるかも知れない。 早く車に行かなくっちゃ!」
「まだ、車に着かないの!? どうしてこんなに遠くまで来ちゃったの!?」
「あぁー、息が切れる・・・・ まだ着かないの!?」
(オイラの台詞)
「もうすぐそこだよ、駐車場が見えてきた、頑張れ・・・・」
「こんなところで雷に打たれて死んだら皆にバカにされるだろうなぁ・・・」
何とか無事に駐車場に着いた。
そうしたら何ということはない、雷も遠のいたみたいだ。
だが天気は下り坂だ。 午後は雨もひどくなるようだ。
撮影はおしまいにした。
道具を片付けて、弁当を食べることにした。
友人と奥さん、私達4人は道端に椅子を置いて弁当を食べ始めた。
遠くの山には黒い雲がかかって何だか気味が悪い。
「あそこの下は雨がふってるよね?」なんて話しているうちに、ここにも大粒の雨が
落ちてきた。
ありゃー、こりやー大変だ・・・
弁当を手に持って慌てて車に戻った。
そして友人の車に一緒に座らせてもらって弁当の続きを始めた。
友人の奥さんも、お代官も一緒に旅行をしたり何度も顔を会わせていて気心は知れている。
弁当を食べながらあれこれ会話が弾んだ。
友人とオイラは若いときから(同じ職場で仕事をしたこともある)の付き合いで気心は
知り尽くしているの当たり前だが、こうやって家族同士で楽しいお付き合いをする
のもいいもんだ。
奥さんとお代官が楽しそうに会話しているのを見ているとオイラの心も和む。
どうせ、オイラとか友人のことを互いに愚痴ってるんだろうけどね・・・・・・
弁当を食べ終わった。
私達は帰り道は途中どこかの道の駅(お代官は道の駅を覗くのが大好きなんですよ)に
寄って、まだ走ったことが無い雁坂トンネルを通って帰ることにした。
友人は反対方向に降りて1時間ばかりところにあるセカンドハウスに戻るそうだ。
そこでここでお別れすることになった。
昨日まではあんなに良い天気だったのに今日はこんな天気で残念だった。
きっと、オイラか友人のどちらかが雨男なんだろう・・・・
(まだどちらだか決着はついていないが、オイラじゃないということを願っています。)
帰り道ではワイパーが利かないほどの雨降りにぶつかったり、道の駅では土砂降りの中を
車から出て店まで歩いてびしょ濡れになってしまったり、やっぱりオイラは雨男かな?
ちょっと弱気になってしまった。
Bさん、いろいろお世話になりました。
キス・ノビはちょっと残念だったけど、とても楽しい1日でした。
ありごとうございました。
奥様によろしく、お伝えください。