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デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

固形燃料炊きボイラーを繋いでテスト

2012年02月16日 21時44分08秒 | 工作実習
2012/2/16 (木曜日) 曇り


スチームエンジンを何か動くものの動力にするとき、
ボイラーの燃料は固形燃料が安直で扱いやすく便利だ。
実習生が作った模型蒸気機関車ZB-1も固形燃料を
使っている。
そこでその機関車のボイラーだけを使って縦型2号を
回してみた。


↓  模型蒸気機関車ZB-1と固形燃料。



↓  ZB-1のボイラー炊き口




固形燃料炊きでテストしたときの様子を動画でご覧ください。







固形燃料3個を燃やせば燃え芯3つのアルコールランプよりはパワーがでる。
ただし、燃料の持ちはよくない。 すぐパワーが落ちてしまう。
そしてテストしている最中に

“ピッ、ピッ 空気が汚れています 窓を開けて空気を入れ替えてください”

という警報音が流れてきた。
台所の壁に設置されたガス感知器が何か異常なガスを感知したのだ。
固形燃料が不完全燃焼でもしたのかな?

「どうしたの!!!!!」

お代官が飛んできた。

「いや、ガス感知器が働いただけだよ」

「こんな大きな音を出して・・・ ご近所にみっともないでしょっ
 早く止めなさい!」

「今、窓を開けてきれいな空気を入れたからそのうち止まるだろ!?」

「“そのうち”なんてのん気なことを言ってないですぐ止めてよ!」

やれやれ、なんてぇこった。 踏み台に上って壁にある感知器のコンセントを
抜いて警報音を止めた。

「こんなことばかりして・・・ もう台所ではやらないでね」

「へい、すみません。 これから気をつけます(ぺこり)」

そんなわけでこのテストは中止です。 

カセットコンロを熱源にしてボイラーに

2012年02月16日 21時19分07秒 | 工作実習
2012/2/16 (木曜日) 曇り


アルコールランプ(燃え芯3個)を熱源にしたボイラーでは
パワーが無くて縦型スチームエンジン2号は700rpm
ぐらいで回るのが精一杯だ。
そして力はとても弱くてクランクシャフトを指で摘んだぐらいで
止まってしまう。
そこで試しにカセットコンロを熱源にしてボイラーを沸かして
エンジン2号を回してみた。


↓  お代官さまの領分、台所を借用してカセットコンロや機材を配置した。



↓  燃料はガスだ。



↓  相当回転数は上がるとみて、エンジンはシャコ万力で流台に固定した。




テストの様子を動画でご覧ください。




ガスの威力はたいしたものだ。
1200rpm(一秒間に20回転)で回ってくれた。
シャフトを指で押さえてみたがそれなりの力で回転している。
ガス栓はまだ満開ではない。
もっと火力は上げられる。
でもこの釜では炎が脇に溢れてしまうので実験はしなかった。
やっぱりボイラーは火力が命だ。
弱い火力では弱いパワーしかでない・・・・ 当たり前かぁ。