48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

対酔っぱらい戦闘術?

2013年03月22日 22時52分20秒 | オッサンの日記
3月22日 金曜日 帰ってきた酔っ払い

春休みで当分の間は、柔道の練習がありません。運動不足を心配して、なるべく自転車で会社に通ってます。毎日往復35kmの軽い運動ですね。
普段でしたら田んぼ道をずっと走ってくるのですが、夜岡崎市内と幸田町に用事があってので、久しぶりに町中を走りました。
夜の9時、岡崎警察署の近くの飲み屋街を通ったところで、道端に人間が転がってた。
うわあ危ねえ!自転車で引いてしまうとこやったあ。
近くには誰もおらんし・・・仕方無いなあ。
「もしもし、道路に寝てたら危ないよ、もしもし、聞こえてます?」
「・・・ううっ・・・うごごごご・・・すっ、すいません・・・
「大丈夫?動ける?」
「・・・足もつれて・・・立てん・・・」
あーオッチャン面倒臭いな。
「手伝うから動きや」
と無理やり脇に手を入れて、道の端に引きずって行った。ここなら車や自転車には引かれんやろ。あーしんど。
「オッチャンここやったら大丈夫や。ほれ、鞄も持ってきた」
「・・・すびばせん・・・うっぷ・・・」
「寝るんやったら、ビルの奥に行きや。ここで寝たら悪い奴に鞄取られるよー」
「・・・どなたかは存じませんが・・・ご親切に・・・うっ」
オッチャンそのまま土下座し始めた。頼む恥ずかしいからやめて。
何度か土下座をし、ゴン!と頭を地面に打ちつけた。上げた額から血が流れてる。
あー手間のかかるオッチャンやあ!大丈夫か?
「オッチャン、額怪我してる!血出てるでええ!」
「あれ?いつの間に、どこで?」
オッチャンの鞄からハンカチを探し出し、血を拭いて私が持ってるバンドエイドを張り付けた。
「・・・重ね重ね、すびばせんね・・・」(←お前は桂枝雀かあ!)
見た所、私とほぼ同じ年代の人である。背が低く頭が薄いが・・・。
直後、私の足元に吐いた。うぎゃあああ!

家で何かあったんだろうか?
うちと同じような鬼嫁で、
「あんた!給料が安い!」と怒られてるかもしれない。
娘に、
「お父さん、加齢臭!あっち行って!」と言われてるのかもしれん。

それとも会社で何かあったんだろうか?
嫌味な上司から、
「君!この成績だと次のボーナスは無いよ!」とか、
「このままだと沖ノ鳥島支店に転勤だよ!」とか(笑)。

うーむ、悪いけど想像力が湧くなあ。

小銭をもらって自販機でお茶を買い与え・・・、
「じゃあ、オッチャン俺帰るわな。オッチャンも早よに帰りや」
人間誰しもベロンベロンに酔いたい時もある。その気持ち分ります(笑)。

学生時代に海外ミステリー、特にベトナム戦争以降に出てきたネオ・ハードボイルドというジャンルに嵌ってしまいまして、翻訳されたものは片っ端から読みまくっておりました。
特に好きだったのが、
「酔いどれ探偵、街を行く」カート・キャノン 早川文庫
「酔いどれの誇り」ジェイムス・クラムリー 早川文庫
「八百万の死にざま」ローレンス・ブロック 早川ポケミス
「A型の女」マイケル・Z・リューイン 早川ポケミス
etc・・・
他にもいっぱいあるのですが、世間様から相手にされない、酔っ払いや情けない男達の物語が大好きでした。読んだら麻薬と同じ。もう抜け出せません。ダメダメ男の物語(笑)。
このネオ・ハードボイルドの一群って、日本の太宰治や坂口安吾ら無頼派文学に似てますね。コアなファンが付くのも納得できます。
野垂れ死に願望の人におすすめ!

岡崎市と幸田町の用事を済ませて家に帰ったら深夜10時であった。
さて今から私が飲む番である。ベロンベロンにはならなかったが。

本日の朝ジョギングは30分4kmの山道。寄り道したので自転車は50kmの走行であった。

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コメント (1)
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