湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

SSRレーシング部門会長、トレイルを走る

2009年09月13日 | MTB
 今日はJoeさん企画のトレイルライドに参加させてもらって来ました。




 今回の目玉は、SSRレーシング部門会長であるとらさんの参加。身体のメンテのためにJoeさんの元を訪れるたびに「MTB楽しいですよ~」と耳元で甘くささやかれ、遂にその気になったというのはきっと本当の話なのではないかと思います。Joeさんの甘いささやき、効果絶大なので。

 こうやってMTBの仲間が増えていくのはとても嬉しいです。それにしても、新しい仲間のデビュー戦を、我が事のようにみんなワクワクするのはなぜでしょう。それは相手の「楽しい!」という反応だけを期待しているわけではないような気もします。そこにはきっと何らかのトラブルの期待もあったりするように思えるのは気のせいでしょうか?まぁ大事にならないずっこけへの期待は、デビュー戦の人にたいしてだけじゃないんでしょうね。皆のあの笑顔、そしてずっこけた人のこれまた笑顔を見ていると。

 実はMTBに乗る人たちってちょっと性格が悪かったりして。。。(笑)

 本日の他の参加者はseiyaさんsudobanさん藤之助さんvalさん、そして僕。参加予定だったmasaさん強烈なアリキックを喰らってDNS。残念。足が治ったらまたご一緒しましょう。

 それからお見送りにモリさんとKarzさんがロードで来てくれました。

 皆さんご存知の通り、モリさんもMTBに乗るのですが前々から痛めていた手首の調子が悪く残念ながら今回は参加できませんでした。ドロップハンドルならまだましなのだけれども、MTBのフラットハンドルだと相当手首に負担がかかってしまうらしいです。晩秋から冬にかけてはMTBが一番楽しい時期。その頃までに具合良くなるといいのですが。。。

 Karzさんは、今年の神奈川GFのときに秦野峠林道で落としてしまったワイヤー錠をわざわざ持ってきて下さいました。そのワイヤー錠、実はそのときまでまだ一度も使っていなかったものなので、たいした値段ではなかったものの、途中で失くしたことに気づいてちょっぴり落ち込みました。そうしたら秦野峠林道でKarzさんがGFの参加者の誰かのだろうと拾っておいてくれたのです。本当は僕が取りにいくのが当たり前なのに、わざわざ届けて頂いて申しわけありませんでした。それからありがとうございました。

 さてそんなこんなで朝早くから大勢集まってわいわいやっていたら、自転車をチェックしていた藤之助さんから「駄目だ~、DNSで~す」のことばが。どうしたのかと思ったら、



 チェーン回してたらプーリーが割れちゃったとのこと。うわぁプーリーの予備なんてさすがに誰も持ってないし(ノアポンさんがいたらわからなかったけどw)困ったなぁと思ったら、にこにこ顔のJoeさんから「大丈夫でしょ」とのことばが。で、結局なんとか最後まで持ちました。良かった。



 早朝のトレイルは靄がたちこめて幻想的な雰囲気。前回難儀したsudobanさんは無理せずさっそく押しですが、



 慎重だったのはここだけでした。そのあとは前回とは全然違うスムーズなライドで楽しんでいました。前回よりは若干コンディション悪かったのに。
 フォームも顔も全然余裕ですものね。



 トレイル2度目というvalさんも、「ホントに2度目?」と疑問符をつけたくなるくらいのスムーズな走り。さすがだなぁ~



 だんだんと陽が差し込んで来ました。



 僕は普段はひとりで走ることが多いですが、皆で走るトレイルはとても楽しく感じられます。



 これも名ガイド・Joeさんのおかげですね。実際Joeさんのガイドはうまいんです。体力や技術の違う様々な参加者が、皆「楽しかった」と思えるわけだから。この先ガイド役を引き受けることもあるだろうから、僕もしっかり見習いたいなと思いました。でも、これってなかなか難しいのですけどね(汗)

 ちなみに本日のJoeさんは、700×45Cのタイヤを履いた、ストレートフォーク!のかなり堅い乗り心地のフルリジッドのMTBで参加。にもかかわらず、かなり難しい場所をこなしちゃうんだからすごいです。もともと冬はMTB中心になるわけですが、この冬はテクニック的なことももっと練習しようと思わされる走りでした。



 さて、一行は切通しを越え、



 折り返し地点まで。そして折り返し地点で大休止後、来た道を引き返します。MTBだと同じコースのピストンでもコースの特性がまったく変わって、たくさん楽しめるのがいいですね。

 ところで本日トレイル初体験のとらさんですが、予想を越えたスムーズなライドでここまでまったく危なげがありません。う~ん、すごいなぁ、でもちょっと面白くないなぁと思っていたら、



 サービス精神旺盛なとらさん、ちゃんと帰りの下りで皆を喜ばせてくれました。シャッター少し遅れちゃいましたが。



 そして素晴らしいセンスで難しい下りもこなしていたvalさんも、惜しいところで背中からこてんと。それにしてもvalさん、楽しそう!

 さらにそのあとはsudobanさんが段差の乗り越しで失敗して股間を痛打。そしてJoeさんも猿も木からなちゃらで、なんでもないような場所で危うく前転しかけたり。。。

 なんか人のことばかりですが、僕もしっかり皆を楽しませました。



 ごつごつした岩の上りを自転車を担いで上ろうとしたところ、足を滑らせてがつんと脇腹を岩に打ち付けました。自転車も岩に投げ出して、傷つけちゃったし。嗚呼。。。

 藤之助さんはプーリーのトラブルがあったし、結局何もトラブルがなかったのはseiyaさんだけですね。seiyaさん、次回を楽しみにしてますね(にっこり)。



 さて楽しいライドのあとは、皆で近くのお蕎麦屋さんへ。下の写真はsudobanさんが頼んだ富士山盛り。ちなみに藤之助さんも富士山盛りを頼んでましたけど、藤之助さんのはsudobanさんのよりさらに盛りが良かったような・・・。結局お二人とも完食できずに、残りは皆のお腹のなかへ。ご馳走様でした。

 食後はJoeさんとvalさんともう少しMTBを楽しみました。


                                       Photo by valさん

 あまり走ることのない、草はらを走ってはしゃぐわたくし。
 そういや、昔真剣にモンゴルの草原のなかを走りたいと思っていた時期もあったなぁ。。。


                                                       Photo by valさん


 そしてなぜか境川へ。普段は走ることのない左岸の砂利道がとても新鮮で楽しかったです。のんびりした雰囲気が最高でした。こういうMTBサイクリングも楽しいですね。



 サイクリングロードに移ったら、前からSSRジャージを着たサイクリストが。声をかけたらイチさんでした。



 その後は僕のリクエストでJoeさんにまだ行ったことのなかった飯田牧場に連れて行ってもらいました。いままで場所がわからなかったのですが、CRからこんなに近い場所にあったんですね。先週の湯河原のカレー屋さんに続き、定番の場所にようやく来ることができてとても嬉しかったです。Joeさん、ご案内ありがとうございました!



 境川でJoeさんとvalさんと別れたあとは、そのまま境川沿いに腰越まで出て、R134で鎌倉まで。まさか海を見ながらR134を通って帰宅することになるとは思ってもみませんでしたが、先週に続き朝からたっぷりと楽しむことができました。遊んで頂いた皆さん、ありがとうございました。良い日曜日になりました!